「ペイントの文字の入力ってなんか分かりづらい」
そんな方のために、今回は『ペイントの文字入力』について詳しく解説していきます。

色や大きさの設定、編集方法などもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
動画でも解説しています。
ペイントの文字入力のやり方
ペイントで文字を入力するには、
- 「ホーム」タブをクリック
- 「A(テキスト)」をクリック
この状態でキャンバス上をクリックすると、上部メニューにテキストツールが出現し、文字が入力できるようになります。
いくつか設定項目がありますので、ここからは項目別に解説していきます。
フォントの変更
フォントの変更は、こちらの「▼」をクリックします。
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この中からお好きなフォントを選んでください。
ちなみに読みやすさで選ぶなら「メイリオ」、もしくは「ゴシック」系がオススメです。
また、このフォント選択の中には『@』付きのものがあります。
@付きのフォントは縦書き用、@がついていないフォントが横書き用なので、間違えないように気を付けましょう。
なお、ペイントで縦書きするには、ちょっとしたコツが必要なので、詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
フォントサイズ(文字の大きさ)の変更
フォントサイズ(文字の大きさ)の変更は、こちらの「▼」をクリックして選択します。
↓↓↓
また、このときキーボートから数字を直接入力すると、選択肢にはない数字に変更して、大きさを設定することも可能です。
選択肢の最大値は「72」ですが、上の画像のようにそれ以上の大きさにすることもできます。
太字・イタリック・下線・打ち消し線
- 太字
- イタリック
- 下線
- 打ち消し線
こちらもお好みで、クリックするだけで設定できます。
個人的には『太字』を毎回使っています。
文字色の変更
文字の色は『色1』で設定します。
- 『色1』をクリック
- 右側から好きな色を選ぶ
そして文字を入力してみると、このように選んだ色で文字が入力できます。
文字色を変えたつもりでも変わっていないときは、誤って『色2』のほうを変えていないか確認してみてください。
これは何度も操作していると気付かないうちに間違えていることがありますので、気を付けましょう。
ちなみにもう一つの『色2』の使い方については、次の「背景の透明/不透明」で一緒に解説します。
背景の透明/不透明
ペイントで背景を「不透明」にして文字を入力すると、『色2』で設定した色が文字の背景色になります。
例えば、こんな感じです。
- 背景:不透明
- 色1:黒
- 色2:赤
このとき背景を透明に切り替えると、このように背景色がなくなります。
これはチラシやバナーを作る際は重宝する機能なので、ぜひ覚えておきましょう。
テキストボックスの枠
テキストを入力する際に現れる『青い点線の枠』を、テキストボックスと言います。
このテキストボックスには、上下左右の真ん中と四隅に『□マーク』がありますが、ここにマウスのカーソルを近づけると『両矢印』に変化します。
これを動かすことで、テキストボックスを大きくしたり小さくしたり調整が可能となります。
例えば、先ほどの『背景の透明/不透明』で掲載したこちらの画像。
テキストボックスに合わせて背景色が塗られているので、ちょっと大きすぎますよね。
このような時にテキストボックスの大きさを調整すると、ちょうど良いサイズにすることができます。
テキストボックスの枠の操作はちょっと癖がありますが、何度も使って慣れていきましょう。
ペイントの文字の編集方法
編集できる時とできない時の違い
ペイントで入力した文字は、テキストボックスで囲まれている間だけ編集できます。
つまり、このような状態です。
そして、他のところをクリックするなどして、テキストボックスを消してしまうと、もう編集はできなくなってしまいます。
僕もよくやってしまいますが、誤ってテキストボックスを削除してしまった場合には、画面左上の『戻る』ボタンをクリックして、もう一度文字を入力するところからやり直しましょう。
編集方法の手順
ペイントで入力した文字を編集するには、まず編集したい箇所を選択します。
あとはこの状態で、例えば赤文字にしたいなら『色1』を赤に変更したり、
文字の大きさを変更したりなど、編集することができます。
ちなみに、このように1文字だけ編集することも可能です。
ペイントの文字入力完了後の修正について
先ほどもお伝えしたように、ペイントの文字の編集は、テキストボックスで囲まれている時だけ可能です。
しかし、一応テキストボックスを消してからも、修正できる方法はあります。
そこでここからは『ペイントで入力完了した文字を修正する方法』について解説していきます。
文字を修正する方法
文字を間違えてしまい修正したい場合は、その間違えた文字だけを削除して再入力する方法があります。
- 「ホーム」タブをクリック
- 「選択」をクリック
- 修正したい文字を囲む
この状態でキーボードの「Delete」キーを押すと、その囲った文字が削除できます。
あとは、そこに正しい文字を入力すれば修正完了です。
ただし、修正したい文字だけ囲むのも、文字を再入力するのも微調整が必要なので、これはあまり楽な方法ではありません。
ですから、今回のような短くて簡単な文字なら、全部削除して、改めて全部入力したほうが早いです。
しかし、何か凝ったものを作成した際には便利なやり方なので、一応覚えておいて損はないでしょう。
文字の大きさを変える方法
次に、文字の大きさを変える方法について解説します。
- 「ホーム」タブをクリック
- 「選択」をクリック
- 修正したい文字を囲む
- 文字の上で右クリック
- 「サイズ変更」をクリック
↓↓↓
これは画像のサイズを変更する方法と同じですが、今の大きさを100%として「どのくらいの大きさにしたいか?」を入力していきます。
つまり、小さくしたければ100より小さい数字、大きくしたければ100より大きな数字を入力します。
サイズを50・100・200にした文字を並べたのがこちらです。
小さくした文字はあまり違和感がありませんが、大きくした文字はちょっと荒くなっていますね。
このやり方も、短い文章なら一旦削除して、フォントサイズを変更して再入力したほうが早いです。
しかし、長い文章を打ち込んだ後に「ちょっとだけサイズ変更したい」なんてときには役立つと思いますので、よろしければ覚えておいてください。
まとめ
今回は『ペイントの文字入力』について解説してきました。
ペイントの文字入力・編集は一見難しそうに見えますが、慣れればそれほど難しくはありません。
何度も使っていれば慣れますので、ぜひ今回の解説を参考にしてみてくださいね。
ちなみに、ペイントで文字を縦書き・横書きに切り替える方法はこちらで解説しています。