この記事では『Windowsペイントの使い方』をまとめて紹介していきます。
ペイントの基礎的な初心者向けの使い方から応用編までお伝えしますので、きっと便利な機能も見つかるはずです。
ペイントの使い方を知るマニュアル代わりとして、ぜひ参考にしてみてください。
Windowsペイントの使い方【基礎編】
ペイントの起動方法
ペイント(Microsoft Paint)はWindowsPCに標準搭載されています。
『スタートメニュー ⇒ Windows アクセサリ』にあります。
毎回探すのは手間なので、デスクトップ上にショートカットを作成したり、タスクバーにピン留めしたりしておくと便利です。
ペイントの文字入力
ペイントで文字を入力するには『ホーム ⇒ A(テキスト)』を選択し、キャンバス上でクリックすると、このようにテキストツールが起動します。
このテキストツールで、文字の大きさや色などを変更することが可能となります。
横書きと縦書きの使い分け
ペイントでは『@付きが縦書き用フォント、@なしが横書き用フォント』になっています。
@付きフォントは入力後に回転させることで、縦書きに表示させることができます。
画像やキャンバスのサイズ変更
画像(写真)やキャンバスのサイズ変更は、『ホーム ⇒ サイズ変更』から行います。
サイズ変更では『縦横比を維持する』のチェックの切り替えがコツになります。
- 画像のサイズ変更:『縦横比を維持する』にチェックを入れる
- キャンバスのサイズ変更:『縦横比を維持する』にチェックを入れない
画像の貼り付けと保存
ペイントに画像(写真)を貼り付けるには3つの方法があります。
- プリントスクリーンで貼り付ける
- 用意していた画像を直接編集する
- 用意していた画像を「ファイルから貼り付け」で編集する
元々の画像を加工したくない場合には『ファイルから貼り付け』で編集しましょう。
画像の切り取り(トリミング)
ペイントで画像(写真)を切り取って編集するには、「選択 ⇒ トリミング」という手順になります。
サイズ指定や正方形でトリミングしたい時は、「イメージのプロパティ」から行うと加工しやすいです。
図形や画像の塗りつぶし
ペイントで図形や画像を塗りつぶす時は、『塗りつぶし』ツールを使います。
画像の背景の塗りつぶしが上手くできない時は、エクセルなどを組み合わせて行う方法もあります。
スポイト機能で色を抽出する
スポイト機能を使えば、左クリックで「色1」、右クリックで「色2」に画像の色を抽出することができます。
背景色を、貼り付けた画像と同じ色にすることも可能です。
直線・曲線・点線・破線・波線を引く
直線は「Shiftキー」を押しながら操作すると、真っ直ぐ引けます。
また、点線・破線・波線はツールにはありませんが、文字として入力すると引くことが可能です。
Windowsペイントの使い方【応用編】
複数枚の画像を並べる
ペイントで複数枚の画像(写真)を並べたい時は、あらかじめ完成形をイメージしておくと、綺麗に仕上がりやすくなります。
ですから、『1.画像のサイズ変更 ⇒ 2.キャンバスのサイズ変更 ⇒ 3.画像を並べる』という順番で行うのがオススメです。
背景を透明にして合成する
ペイントで背景を透明にして合成するには、画像を重ねてから『選択 ⇒ 透明の選択』をクリックします。
ただし、ペイントの透過機能は制約が多いので、上手くできない時はエクセルなどを使ってみるのも一つの手です。
画像を丸く切り取る
ペイントでは画像を丸く切り取ることはできませんが、そう見えるように加工することは可能です。
この加工方法では、星型やハート型に切り取ったように見せることもできます。
画像にモザイクを入れる
ペイントで画像(写真)にモザイクを入れて加工するには、選択して『縮小 ⇒ 拡大』するだけです。
細かいモザイクにしたい時は、縮小の際になるべく小さくするのがコツです。
画像の色を反転させる
ペイントで画像の色を反転させるには『ペイントで画像を表示 ⇒ 反転箇所を選択 ⇒ 反転』という手順で行います。
戻すときは『戻る』ボタンをクリックすればOKです。
画像を白黒にする
ペイントで画像(写真)を白黒に加工するには、『モノクロビットマップ』という形式で保存するだけです。
また、モノクロビットマップ形式で白黒にすると、色ツールが装飾ツールに変わります。
色の置き換え
ペイントで色を変えるときは、『塗りつぶし』ツールを使います。
しかし、一度にたくさんの色を置き換えたい時は、『図形の色を透明にすることで、キャンバス色を図形の色にする』というやり方もあります。
補足
画像や図形を回転させる
ペイントで画像や図形を回転できるのは、90度単位だけです。
しかし、Excel(エクセル)やWord(ワード)などと組み合わせて使えば、任意の角度に自由に調整できます。