「ConoHa WINGでワードプレスを複数インストールするにはどうしたらいいの?」
すでにConoHa WINGでワードプレスを利用しているのに、インストール方法が分からないという方も多いと思います。
ConoHa WINGには『WordPressかんたんセットアップ』機能があるため、サーバーの申し込みと同時にWordPressのインストールが可能です。
参考:ConoHa WINGでWordPressをインストールする手順を詳細解説
しかし、WordPressを2個以上使う場合、この機能は使えないので、別の手順でインストールする必要があります。
そこで今回は『ConoHa WINGでワードプレスを複数インストールする方法』を画像付きで詳しく解説していきます。

3個目・4個目をインストールする場合も同じなので、ブログを複数作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ConoHa WING】ワードプレスを複数インストールする方法
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてください。
①ドメインの取得について
ワードプレスをインストールする前に、まずはドメインを取得しておきましょう。
ConoHa WINGでもドメインの取得は可能ですが、価格が高いためオススメできません。
オススメのドメイン取得先は、こちらの2社です。
- エックスサーバードメイン
- お名前.com
ConoHa WINGと上記2社のドメイン価格の比較表がこちらです。
.com | .net | .jp | |
ConoHa WING | 1408円 | 1408円 | 3058円 |
1408円(更新) | 1408円(更新) | 3058円(更新) | |
エックスサーバードメイン | 40円(1個目) | 40円(1個目) | 530円(1個目) |
825円(2個目~) | 517円(2個目~) | 1584円(2個目~) | |
1298円(更新) | 1518円(更新) | 3102円(更新) | |
お名前.com | 35円(1個目) | 35円(1個目) | 510円(1個目) |
1160円(2個目~) | 1480円(2個目~) | 2980円(2個目~) | |
1408円(更新) | 1628円(更新) | 3124円(更新) |
※ 2021年5月3日現在
ConoHa WINGは取得費用が割高ですが、このあと解説する手順②③が不要になるというメリットがあります。
エックスサーバードメインは取得費用がお名前.comよりやや高いものの、更新費用はお名前.comより安いです。
お名前.comは取得費用は最安ですが、更新費用はエックスサーバードメインより高いです。
各社それぞれメリット・デメリットがありますので、どこで取得するか比較して判断してみてください。
なお、僕は以前からずっとエックスサーバードメイン(旧:エックスドメイン)を利用しています。
エックスサーバードメインは価格のバランスが良く、管理画面も使いやすいので、ドメインの取得先としてはイチオシです。
②ネームサーバーの設定
ConoHa WING以外でドメインを取得した場合は、ネームサーバーを変更します。
ネームサーバーには、取得したドメインをどのサーバーで使うか?を設定します。
例えば、エックスサーバードメインでドメインを取得した場合、ネームサーバーの初期設定はエックスサーバーになっていますので、それをConoHa WINGに変更します。
以下、手順を解説していきます。
エックスサーバーの管理画面にログインしたら、該当ドメインの右端にある設定(?)から『ネームサーバー設定』を選択します。
ネームサーバー設定画面で『その他のサービスで利用する』を選択し、ネームサーバー1・2にConoHa WINGのネームサーバーを入力します。
ConoHa WINGのネームサーバーは、Conohaの管理画面から『サーバー管理 ⇒ 契約情報 ⇒ メール/FTP/ネームサーバー情報』と進んだ先にありますので、こちらをコピーしてください。
エックスサーバーのネームサーバー設定画面にConohaのネームサーバーをコピペで貼り付けたら、『確認画面へ進む』をクリックします。
確認画面に移りますので、間違いがないか確認して『設定を変更する』をクリックします。
これでネームサーバーの設定(変更)は完了となります。
③ドメインの追加&SSL化
続いて、他社(エックスサーバードメイン)で取得したドメインをConoHa WINGに登録し、合わせてSSL化(http://~ ⇒ https://~)の設定も行います。
なお、ConoHa WINGでドメインを取得した場合は、この手順も不要です。
ConoHa WINGの管理画面で『サーバー管理 ⇒ ドメイン ⇒ +ドメイン』と進みます。
- 『新規ドメインを追加』を選択
- ドメインを入力
- 『利用する』を選択
- 『保存』をクリック
なお、ConoHa WINGのSSL化はこちらで『利用する』を選択するだけです。(リダイレクトも自動で設定されます)
これでドメインの登録は完了ですが、ステータスが『作成中』、独自SSLが『設定中』となっている間は、まだWordPressをインストールしないでください。
1時間ほど待つと、ステータスが『稼働中』、独自SSLが『利用中』に変わりますので、変更を確認してから次の『WordPressのインストール』の手順に進んでください。
④WordPressのインストール
続いて、WordPressをインストールしていきます。
①Conohaのロゴをクリックしてトップページに戻り、②WordPressをインストールするドメインを選択し、③『サイト管理』をクリックします。
『+WordPress』をクリックします。
以下の4つを入力して『保存』をクリックします。
- サイト名
- メールアドレス
- ユーザー名
- パスワード
なお、他は特に変更する必要はありませんが、以下の3つはお好みで設定してください。
- コントロールプラグイン
- 自動キャッシュクリアプラグイン
- WordPressテーマインストール
これでWordPressのインストールは完了です。
『>』をクリックしてください。
こちらに管理画面のURLがありますので、クリックしてみましょう。
ログイン画面が開きますので、インストール時に設定した『ユーザー名(メールアドレス)』と『パスワード』でログインを確認しておきましょう。

解説は以上となります。お疲れさまでした。
まとめ
今回は『ConoHa WINGでワードプレスを複数インストールする方法』を解説してきました。
- ドメインの取得
- ネームサーバーの設定
- ドメインの追加&SSL化
- WordPressのインストール
ConoHa WINGでドメインを取得した場合は②③の手順が不要なので楽です。
しかし、他社でドメインを取得してこの手順でWordPressをインストールすることで、スキルが身に付きます。
この手順はConoHa WING以外でも応用できますので、ぜひ他社でドメインを取得してWordPressをインストールする方法に挑戦してみてくださいね。