仕事でWord・Excel・PowerPointなどで作成したファイルをPDFにすることがある方も多いと思います。
僕はファイルのPDF化にはCubePDFというフリーソフトを使っていますが、先日このソフトを使った時に、ファイルが非常に重くなってしまったことがありました。
今回はその時に僕が発見した解決方法を解説していきます。
CubePDFとは?
誰でも無料で使えるフリーソフト
CubePDFはPDFファイルの閲覧・作成・編集ができるフリーソフトで、 大阪府に本社を置く「株式会社キューブ・ソフト」が提供しています。
フリーソフトはなんとなく「インストールするのが嫌だな」と思う方も多いと思いますが、CubePDFは機能性の高さと、日本の会社が提供しているという安心感もあって非常に人気のソフトです。
僕も数年使っていますが、これまでCubePDFを使っていて何か不満を感じたり、不都合に感じたことはありませんでした。
むしろこんな素晴らしいソフトを無料で使わせてもらって申し訳ないくらいです(笑)
僕がCubePDFを使っているわけ
通常Wordなどで作成したファイルをPDF化するなら、保存する時に形式を変えるだけでPDFに変換することができます。
しかし、PDF化したファイルをネット上にアップする場合などは、 やはりセキュリティ面やコピペ対策が不安ですので、 パスワードによる保護をしたくなることもあります。
PDFと言えば「アドビシステムズ社」の閲覧ソフト「Adobe Reader」は無料で使えますが、パスワード保護を行うには「Adobe Acrobat」シリーズを購入する必要があります。
「Adobe Acrobat」にはパスワード設定だけでなく他にも様々な機能が付いていますが、僕の目的はあくまでも作成したPDFにパスワードを設定するだけなので、それだけのために購入するのもちょっと微妙だなと思ったわけです。
そんな中で数年前にネットで調べてCubePDFの存在を知り、非常に簡単にパスワードも設定できるので、以来僕はこのソフトを重宝しているのです。
CubePDFで6700KBのファイルをPDF化したら、36000KBを超えた!
先日、ネット上にアップする予定のPDFを作成するためにWordでファイルを作成し、いつも通りPDF化したところ、6700KBのWordファイルが、なんと36000KBを超えるPDFとなってしまいました。
しかも、同じような内容量のWordファイルなのに片方は3700KBで、もう一方がその約10倍の容量となったり、 逆に10000KBを超えるファイルが1500KB程度になったりということも起こりました。
ファイルには画像も使用しており、それぞれの画像の容量や枚数にも違いはありましたが、PDF化にあたっての設定等は特にイジってしませんでしたので「なぜ、このようなことが起こるのか?」と非常に困りました。
さらに僕の使用しているシステムでは容量オーバーで、これらのファイルをアップロードすることもできませんでした。
そこでネットで検索をして片っ端から読み漁ったり、フリーのPDF圧縮ソフトを試したりもしましたが、全く解決しなかったのです。
CubePDFのPDF化に一つ手順を加えたら3500KBになった!
たまたま思い付きでやってみた一つの手順が、解決に繋がりました。
30000KBを超えていたファイルを3500KBにまで減らすことができたのです。
ちなみに僕が加えた手順は、『.docx』形式のファイルを『.dox』形式に変えてからCubePDFでPDF化しただけです。
この手順を加えたことでファイル内の画像が若干粗くなってしまいましたが、僕としては許容範囲でPDF化する際の解像度を下げるのに比べると随分マシです。
まとめ
今回はCubePDFの解説でしたが、同じようなことは他のソフトでも起こる可能性はあると思います。
僕はこういうことにあまり詳しくはありませんので「なぜ今回ファイルによって重くなったり軽くなったりしたのか?」「なぜ『.dox』形式にしたことで軽くできたのか?」その理由は分かりません。
しかし、とりあえずは無事希望通りになって満足していますので、もし僕と同じような事でお困りの方の参考になれば幸いです。