WordPressには記事の更新記録を保存するリビジョンという非常に便利な機能があります。
しかし、リビジョンが溜まるとWordPressの動作が重くなり、表示スピードや操作性が低下してしまいます。
そこで今回はWordPressのリビジョンを削除するプラグイン『WP-Optimize』の使い方を解説していきます。
WP-Optimizeはリビジョン削除のほか、データベースの最適化などもしてくれる便利なプラグインです。

リビジョン削除用のプラグインはいくつかありますが、WP-Optimizeは日本語表示で難しい設定も不要なので、ぜひ参考にしてみてください。
WP-Optimizeの使い方
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてください。
WP-Optimizeのインストール・有効化
最初にWP-Optimizeのインストールと有効化を行います。
- 『プラグイン』をクリック
- 『新規追加』をクリック
- キーワード欄に『WP-Optimize』と入力
- 『今すぐインストール』をクリック
インストールが完了したら、『有効化』をクリックします。
『プラグインを有効化しました』という案内が出たら、WP-Optimizeのインストール・有効化は完了です。
WP-Optimizeでリビジョンを削除する方法
WP-Optimizeのインストール・有効化が完了すると、ダッシュボードに『WP-Optimize』というメニューが追加されています。
WP-Optimizeで最適化できるのは、以下の12個です。
- データベーステーブルの最適化
- すべての投稿リビジョンをクリーン
- すべての自動下書き投稿をクリーンアップ
- すべてのゴミ箱内の投稿をクリーンアップ
- スパムとゴミ箱のコメントを削除する
- 未承認コメントの削除
- 期限切れの transient オプションを削除
- ピンバックの削除
- トラックバックの削除
- 投稿メタデータのクリーン
- コメントメタデータのクリン
- 孤立したデータのクリーン
デフォルトで上から6つにすでにチェックが入っていますので、そのまま『選択した全ての最適化を実行する』をクリックすればOKです。
しばらく待って、このように各項目が『完了』『削除しました』となれば、最適化完了です。
なお、最適化するデータが多いほど時間がかかりますが、特に『データベーステーブルの最適化』には数分かかる場合もありますので、他の操作をせずに気長に待ちましょう。
WP-Optimizeのデメリット
WP-Optimizeには、まれにエラーが起こる場合があるというデメリットがあります。
WP-Optimizeで最適化した後に、ブログの表示が崩れてしまったりすることがあるのです。
そのため、WP-Optimizeで最適化する前に、なるべくバックアップを取るようにしてください。
WP-Optimizeの操作画面にも書いていますが、特に『!』が付いている下の6個を最適化する際は気を付けましょう。
また、WP-Optimizeには予約クリーンアップ機能があります。
定期的に自動でデータベースを最適化してくれるので、非常に便利です。
しかし、この予約機能を使うのはオススメしません。
なぜなら、気が付かないうちにエラーが発生してしまう可能性があるからです。
表示が崩れたままにしておくと、せっかく見に来てくれた読者もガッカリしてしまいます。
ですから、WP-Optimizeを利用したデータベースの最適化は、面倒でも定期的に手動で行っていきましょう。
まとめ
今回はWordPressのリビジョンを削除するプラグイン『WP-Optimize』の使い方を解説してきました。
WP-Optimizeはリビジョンだけでなく、データベースの最適化なども行ってくれる便利なプラグインです。
実際に最適化をしてみると、WordPressの操作性も多少反応が良くなったように感じられます。
日本語表示で使い方も分かりやすいプラグインなので、今までリビジョンを溜めたままにしていた方は、ぜひ試してみてくださいね。