「画像圧縮プラグインで人気のEWWW Image Optimizerを使いたい」と思っても、設定方法が難しそうですよね?
そこで今回は『EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方』について解説していきます。
EWWW Image Optimizerは以前と初期設定が変わりましたが、今回は2021年の最新版で分かりやすくお伝えしますので安心してください。
EWWW Image Optimizerで画像の容量を圧縮・最適化すれば、ページの読み込み速度がアップします。

ページの読み込み速度が上がれば、読者の離脱率が改善し、Googleの評価も上がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
EWWW Image Optimizerの使い方
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてください。
EWWW Image Optimizerのインストール・有効化
最初にEWWW Image Optimizerのインストールと有効化を行います。
- 『プラグイン』をクリック
- 『新規追加』をクリック
- キーワード欄に『EWWW Image Optimizer』と入力
- 『今すぐインストール』をクリック
なお『EWWW Image Optimizer Cloud』という似た名前のプラグインがありますが、今回使うのはこちらではありませんので、気を付けてください。
インストールが完了したら、『有効化』をクリックします。
『プラグインを有効化しました』という案内が出たら、EWWW Image Optimizerのインストール・有効化は完了です。
EWWW Image Optimizerの設定方法
続いて、EWWW Image Optimizerの設定を行っていきます。
『設定 ⇒ EWWW Image Optimizer』をクリックします。
質問に答えて初期設定を行う
最初は「どのような使い方をするか?」質問に答えて初期設定を行います。
- Speed up your site(サイトをスピードアップ)
- Save storage space(ストレージスペースを節約する)
- Stick with free mode for now(フリーモード:無料で利用する)
上記3ヶ所を選択して『Next』をクリックします。
なお、『Get 5x more optimization and priority support(5倍以上の最適化と優先度のサポートを取得)』を選択すると有料プランになりますので、気を付けてください。
設定内容の確認
①『メタデータを削除』にはチェックを入れてください。
このメタデータというのは、画像に添付されている撮影日時や場所などの情報です。
メタデータを削除したほうがファイルサイズを軽減できますし、個人情報を特定されるリスクを避けるためにも、チェックを入れておきましょう。
②『遅延埋め込み』には、チェックを入れなくても良いです。
WordPress5.5以降は本体にLazy Loadという名称で同じ機能が搭載されているからです。
チェックを入れるとエラーが起こる可能性がありますので、気を付けましょう。
③『WebP変換』には、チェックを入れなくても良いです。
WordPress5.8以降は本体の機能としてWebP変換に対応される予定になっています。
④『Embedded Help』(埋め込みヘルプ)は、EWWW Image Optimizerの設定画面に表示させるヘルプ用のボタンのことです。
基本的にはチェックを入れたほうが良いですが、不要な方はチェックを外しても構いません。
⑤『Anonymous Reporting』(匿名の報告)は、匿名化された使用状況のデータ送信についてです。
有料プランを利用した際の10%OFFの割引コードが発行されるとも書いています。
設定には大きく影響しませんので、チェックを入れるかどうかは、どちらでも構いません。
⑥上記の設定を完了したら『Save Settings』をクリックします。
機能の解説
EWWW Image Optimizerの機能が解説されています。
- New uplods will~:新規でアップした画像を自動で最適化します
- You may also~:メディアライブラリ内の画像も一括で最適化できます
- Use this code~:割引コード
以上確認したら『Done』をクリックしてください。
『変換リンクを非表示』にチェック
最後に1ヶ所だけ設定を行います。
『Enable Ludicrous Mode』をクリックします。
『変換』を選択し、『変換リンクを非表示』にチェックを入れ、『変更を保存』をクリックします。
こちらにチェックを入れないと、拡張子を変更してしまう可能性があります。
それによって画質が劣化してしまうリスクがありますので、忘れずにチェックを入れておきましょう。
アップロード済みの画像を最適化
EWWW Image Optimizerの設定は完了しましたので、今後新規でアップした画像は自動で圧縮・最適化が行われます。
EWWW Image Optimizer導入前にアップした画像は、これから解説する手順で最適化しておきましょう。
ダッシュボードの『メディア ⇒ 一括最適化』を選択し『最適化されていない画像をスキャンする』をクリックします。
スキャンが終わったら、『〇点の画像を最適化』をクリックします。
そのまましばらく待つと画像の最適化が完了となります。
枚数が多いほど時間がかかりますので、画像数が多い方は気長に待ちましょう。
まとめ
今回は『EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方』について解説してきました。
途中の設定も英語だと難しく感じますが、日本語の意味が分かればそれほど難しく感じないはずです。
EWWW Image Optimizerを導入すれば新規の画像は自動で圧縮してくれますし、既存のアップ済みの画像も一括で最適化してくれます。
画像の容量を圧縮すればページの表示速度が上がり、読者にもGoogleにも喜ばれますので、まだ使っていない方は、ぜひ導入を検討してみてくださいね。