ブログ集客やアフィリエイトで最も大事なのがキーワード選定です。
なぜならキーワード選定を行わないと、
- 何を書いたらいいのか分からない
- 記事を書いてもアクセスが集まらない
- アクセスが集まっても商品に興味を持たないユーザーが集まってしまう
このような問題が起きてしまう可能性が高いからです。
そこで今回は誰でもできるブログのキーワード選定方法を4つのステップに分けて解説しています。
キーワード選定は時間がかかりますが、時間をかけてでもじっくり行うべきです。休日などを利用して集めておき、平日は記事執筆に集中できる環境を整えましょう。
ブログのキーワード選定4つのSTEP
軸キーワードを集める
軸キーワードとは?
ブログやサイトでは複合キーワード(2語・3語)を狙って書くのが基本です。
その1語目のキーワードを、ここでは軸キーワードと呼ぶことにします。
例えば、野球ブログを作って『セカンド 守備位置』というキーワードで記事を書くなら『セカンド』が軸キーワードとなります。
軸キーワードは、そのテーマのブログの中では必然的に使われるキーワードと考えるとイメージしやすいでしょう。
軸キーワードの探し方のコツ
軸キーワードの探し方のコツは、この3つです。
- 頭で考えるのではなく、何かを見ながら探す
- 日常生活で思いついたら、スマホにメモする
- 実際に使うかどうかは別として、とりあえずたくさん書き出す
1番が基本的な探し方になりますが、普段の生活の中で急にネタが思いつくこともあるので、2番のスマホでメモすることも意識してみてください。
また、実際に使うかどうかは後で判断していきますので、たくさん書き出してストックしておくことが重要です。
軸キーワードの探し方【具体例】
軸キーワードは、具体的にこのような方法で探してみるのがオススメです。
- 紹介する商品の公式サイト
- ライバルサイト
- Wikipedia
- 知恵袋、教えてgoo
- 本や雑誌(図書館や中古本)
ブログ記事を書く際は、公式サイトやライバルサイトを参考にキーワード選定を行うのが基本です。
それだけに、3~5番からいかにライバルが手を付けていないネタを見つけ出せるかが差別化のポイントになります。
ライバルが手を付けていなければ、その分アクセスも集めやすくなりますので、ぜひこれらの媒体も使って軸キーワードを集めてみてください。
ツールで深堀りする
軸キーワードを集めたらツールで深堀りをし、今度は2語~3語キーワードを集めていきます。
この作業はツールを使って行いますが、オススメはラッコキーワードです。
以前は『関連キーワード取得ツールβ版』という名前で、長らくブロガーやアフィリエイターに愛用されていましたが、2020年にツール名が変更となりました。
使い方は、検索窓に集めた軸キーワードを入れて、虫眼鏡マークをクリックするだけです。
すると、このように2語キーワードがたくさん抽出されます。
この一覧に出てきたキーワードをコピーすることも、ダウンロードすることも可能です。
なお、ラッコキーワードの利用には、1日20回までという制限があります。
ユーザー登録すると無制限で使えるようになりますので、登録しておいたほうが無難です。
登録は無料でできますし、メールアドレスだけでOKなので、今後のためにも登録しておきましょう。
ラッコキーワードの使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
キーワードプランナーで検索数を調べる
ツールでキーワードを深堀りしたら、今度はGoogleのキーワードプランナーで検索数を調べます。
まだアカウントを持っていない方は、先に作っておきましょう。
⇒ キーワードプランナーはこちら
アカウントを作成してログインすると、このような画面になります。
『検索のボリュームと予測のデータを確認する』をクリックします。
このように入力できる画面が開きますので、
先ほどツールで深堀りしたキーワードをコピペで貼り付けて『開始する』をクリックします。
なお、このようにエラーになったキーワードは削除して、もう一度『開始する』をクリックしてください。
計測が終わったら『過去の指標』をクリックします。
こちらの画面で入力したキーワードの検索数がチェックできます。
この画面でも確認はできますが、見づらいので結果をダウンロードするために赤枠で囲った下矢印ボタンをクリックします。
『プランの過去の指標』をクリックすると、
このようなCSVファイルがダウンロードできます。
キーワードのグルーピングを行う
グルーピングとは?
グルーピングというのは、検索意図が同じキーワードや、一記事にしたほうが分かりやすいキーワードをまとめる作業です。
「1記事=1キーワードで書きましょう」と言われることもありますが、それは間違いです。
『1記事=1キーワード』で記事を書き続けていたら、同じ検索意図で別の記事も書くためカニバリ状態となり、検索順位が上がりにくくなってしまいます。
最悪、重複コンテンツとしてペナルティーを受けることもあります。
ですから、同じ検索意図を持ったキーワードはまとめて書くようにしましょう。
グルーピングの簡単なやり方
同じ検索意図を持ったキーワードをまとめるには、実際にそのキーワードで検索してみるのが一番分かりやすいです。
そして、同じ記事が1位になっていたら、そのキーワードはまとめても良いということになります。
具体的には、先ほどダウンロードしたキーワードプランナーのデータから、キーワードと検索数の部分だけを抜き出して、エクセルに貼り付けて保存します。
そして、上から順番にキーワードで検索し、D列に1位の記事のURLを貼り付けていきます。
このように続けていくと、赤枠で囲ったキーワードURLは同じなので、そのキーワードはまとめて書いて良いということになります。
ただし、この作業は簡単ですが非常に面倒なので、最初に全て完成させる必要はありません。
グルーピングには絶対的な正解もありませんので、100%を目指すと心が折れて記事が書けなくなってしまいます。
また、すでに書いてしまった記事に関しては、できるなら追記で対応するのもアリです。
休日などを利用して少しずつチェックしていっても構いませんので、「やらないよりはやったほうが良い」という気持ちで気楽にやってみることをオススメします。
とは言え、僕の場合は全てチェックしてから記事を書き始めるようにしています。チェックが終わる前に書き始めても構いませんが、その際には「以前書いた記事と検索意図が被っていないか?」は絶対に意識するようにしましょう。
まとめ
今回はブログのキーワード選定方法を4つのステップに分けて解説してきました。
- 軸キーワードを集める
- ツールで深堀りする
- キーワードプランナーで検索数を調べる
- キーワードのグルーピングを行う
毎日『キーワード選定 ⇒ 記事作成』を続けていると、時間が足りなくなり、ブログが続かなくなってしまいます。
特に仕事がある日は記事作成に集中するためにも、時間のある休日などを利用して、今回のやり方でキーワードをストックしておきましょう。