「以下」と「未満」の違いと使い方!小学生以下半額は小学生もOK?

「以下」と「未満」の違いと使い方!小学生以下半額は小学生もOK?

『小学生以下半額』と聞くと小学生もOKなのか悩みますよね?「以下」と「未満」は似た意味を持つ言葉ですが、使い方を間違えてしまうと大変なことに繋がる可能性もあります。

今回は「以下」と「未満」の違いや使い方、反対語について詳しく解説していきます。

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「以下」と「未満」の違い

「以下」の意味

『◯◯以下』は「◯◯を含んで、小さい・低いもの」を指す時に使います。『Aは0以下』を不等号で表すと「A≦0」です。

ですから、家族で食べ放題のお店に行った時の『小学生以下半額』というのは、乳幼児や保育園児はもちろんですが、小学生も半額で食べられるという意味です。

「未満」の意味

『◯◯未満』は「◯◯を含まず、小さい・低いもの」を指す時に使います。『Aは0未満』を不等号で表すと「A<0」です。

例えば、日本の法律では20歳未満は飲酒が禁止されています。これは0~19歳までがお酒を飲むのが禁止で、20歳になればお酒を飲む事ができるという意味です。

また、映画などで「R15指定」という場合も『15歳未満は見てはいけません』という意味です。15歳はその映画を見ることができますが、0~14歳は見ることができません。

「以下」と「未満」の使い分け

「◯◯以下」と「◯◯未満」には『◯◯を含むか含まないか』という違いはありますが、その使い分けに明確な定義はないようです。

例えば「中学生未満半額!」でも良いですし、「19歳以下飲酒禁止」という使い方でも同じ意味になります。しかし、このような使い方を見ることはあまりないですよね?

大体の場合は、このような使い分けです。

  • ◯◯を含む「以下」⇒ 何かを受け入れる時・良いこと・メリットのあること
  • ◯◯を含まない「未満」⇒ 禁止を表す時

これは「中学生未満半額!」と言われると、パッと見『中学生でも半額で食べられる』という勘違いを招きやすいので、「小学生以下半額!」と書いているのでしょう。また、禁止を表す場合に「未満」を使っているのは、法律用語や解説でそのように使われている事が多いからと考えられます。

この使い分けについては必ずではありませんが、あてはまることが非常に多いので、覚えておくと内容も理解しやすくなるかもしれませんよ。

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「以下」と「未満」の反対語

「以下」の反対語

「以下」の反対語は『以上』で、『◯◯以上』は「◯◯を含んで、大きい・高いもの」を指す時に使います。「Aは0以上」を不等号で表すと『A≧0』です。

日本の法律では選挙権が18歳以上に与えられていますが(2016年より)、これは18歳になると選挙権を得られるという意味です。

「未満」の反対語

「未満」の反対語は『超過』です。不等号で表すと「A>0」ですが、普段はあまり使わない言葉なので「Aは0超過」とはあまり言うことはありません。

身近な所では「超過勤務」という使い方はされていますが、他の場合は「◯◯を超えて」という言葉のほうが使われています。おそらく現実的には「以上」の意味と曖昧なまま使われていることが多いでしょう。

まとめ

今回の「以下・未満・以上・超過」を一覧にまとめるとこのようになります。

含む 含まない
大きい 以上(A≧0) 超過(A>0)
小さい 以下(A≧0) 未満(A<0)

選挙権を例にするとこのように使い分けられます。
(2016年6月16日より選挙権は18歳に引き下げられました)

  • 17歳以下に選挙権は与えられていない
  • 18歳未満に選挙権は与えられていない
  • 18歳以上には選挙権が与えられている
  • 17歳を超過すると選挙権が与えられる

かなりややこしいですね(^^;)

やはり使う場面に応じて合う言葉があるような気がします(この場合は「未満」と「以上」が自然な使い方です)。

ただし、使い方を間違えてしまうと仕事に支障をきたしたり、子供に正しい法律を教えることができなかったりしますので、しっかり理解して覚えておきましょう。

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