今さら人に聞けない「以下」と「未満」の違いと使い方!反対語は?

154.今さら人に聞けない「以下」と「未満」の違いと使い方!反対語は?

ややこしい日本語の一つに「以下」と「未満」があります。

似たような意味であるにも関わらず、
使い方を間違えてしまうと、非常に大変なことにも繋がる違いです。

そこで今回は、「以下」と「未満」の違いや使い方、反対語
について詳しく解説していきたいと思います。

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「以下」と「未満」の違い

「以下」の意味

「◯○以下」というのは、○○を含んで、小さい・低いものを指す時に使い、
「Aは0以下」を不等号で表すと「A≦0」となります。

例えば、家族で食べ放題のお店に行った時、
小学生以下半額!」という所がよくありますよね。

この場合は、乳幼児や保育園児はもちろんですが、
小学生も半額で食べられるという意味になります。

「未満」の意味

「○○未満」というのは、◯○を含まず、小さい・低いものを指す時に使い、
「Aは0未満」を不等号で表すと「A<0」となります。

例えば、日本の法律では、20歳未満は飲酒が禁止されています。

これは0~19歳までがお酒を飲むのが禁止で、
20歳になればお酒を飲む事ができるという意味になります。

また、映画などで「R15指定」という場合も、
『15歳未満は見てはいけません』という意味で同じになります。

「以下」と「未満」の使い分け

「◯○以下」と「○○未満」には、
『○○を含むか含まないか』という違いはありますが、
その使い分けに明確な定義は特にないようです。

例えば先の例では、「中学生未満半額!」でも良いですし、
「19歳以下飲酒禁止」という使い方でも同じ意味になります。

しかし、このような使い方を見る機会は少ないように感じます。

なので、だいたいの場合は、何かを受け入れる時や良い事、
メリットのあることを伝える時には、○○を含む「以下」を使い、
禁止を表す場合には、○○を含まない「未満」を使っている事が多いと思います。

これはおそらく、「中学生未満半額!」と言われると、
パッと見『中学生でも半額で食べられる』という勘違いを招きやすいため、
あえて気を付けて「小学生以下半額!」と書いていると考えられます。

禁止を表す場合に「未満」を使っているのは、おそらく法律用語や、
解説でそのように使われている事が多いからでしょう。

この使い分けに関しては、100%絶対にその通りというわけではありませんが、
あてはまるケースが非常に多いと思いますので、
その辺りも考えて頂くと、内容も理解しやすくなるかもしれませんよ。

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「以下」と「未満」の反対語

「以下」の反対語

「以下」の反対語は「以上」で、
「◯○以上」というのは、○○を含んで、大きい・高いものを指す時に使い、
「Aは0以上」を不等号で表すと「A≧0」となります。

日本の法律では選挙権が20歳以上に与えられていますが(2015年9月現在)
これは20歳になると選挙権を得られるという意味になります。

「未満」の反対語

「未満」の反対語は無いと思っている方もいるようですが、
「超過」がそれにあたります。

ただし、日常会話ではあまりなじみのある言葉ではなく、
不等号で表すと「A>0」となっても、「Aは0超過」とはあまり言いませんよね。

しいて言えば「超過勤務」という使い方はされますが、どちらかと言えば、
「○○を超えて」という言葉のほうが使われているかもしれません。

しかしこのケースでは、使っている本人も、
「以上」という意味と曖昧なまま使っていることが多いような気もします。

まとめ

今回の「以下・未満・以上・超過」を一覧表にまとめるとこのようになります。

154-以上、以下、超過、未満

また、選挙権を例にするとこのように使い分けられます。
(2015年9月現在の事で、2016年6月16日より選挙権は18歳に引き下げられます)

・19歳以下に選挙権は与えられていない

・20歳未満に選挙権は与えられていない

・20歳以上には選挙権が与えられている

・19歳を超過すると選挙権が与えられる

ホントに全くもってややこしいですが、これを間違えてしまうと、
仕事に支障をきたしてしまったり、子供に正しい法律を教えることが
できなくなりますので、ぜひしっかり理解して覚えて下さいね。

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