WordPressテーマはたくさんあり過ぎるため、何を基準に選んだらいいのか迷いますよね?
後から何度でも変更することはできますが、再設定が面倒なので、最初からお気に入りのテーマを選んでおきたいところです。
そこで今回は『WordPressテーマの選び方・決め方』を7つのポイントに分けて詳しく解説していきます。

WordPressでブログを更新し始めてから後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
WordPressテーマの選び方・決め方【7つのポイント】
①無料テーマか?有料テーマか?
WordPressのテーマを選ぶにあたり、まず最初に無料テーマで作るのか、有料テーマを購入するのか考えていきましょう。
以下で、WordPressの無料テーマと有料テーマのメリット・デメリットをまとめました。
WordPressテーマ | 無料テーマ | 有料テーマ |
---|---|---|
メリット | ・無料なので気軽に試せる ・イマイチならリスクなく変更できる | ・デザイン性の高いテーマが多い ・高機能なテーマが多い |
デメリット | ・更新がストップする場合が多い ・機能的にイマイチなものが多い | ・お金がかかるため気軽に試せない ・買わないと分からない部分も多い |
このように比較してみると、やはりお金がかかっても有料テーマを選んだほうが無難に感じる方も多いと思います。
しかし、最近は無料でも高機能でデザイン性の高いテーマも増えてきました。
もちろん有料テーマに比べると割合的には少ないですが、中には有料以上に優秀なテーマもあります。
ですから、ブログを始めたばかりの初心者の方は、とりあえず無料テーマで十分です。
「せっかくお金を払ったのに微妙だった…」という失敗リスクもありますので、まずは無料テーマの中から選んでみましょう。
②テーマの更新頻度が高い
WordPressでは、最適化のために定期的にバージョンアップが行われています。
そして、WordPress本体のバージョンアップに対応するために、テーマもバージョンアップや修正が必要になる場合があります。
ですから、WordPressのテーマを選ぶ時は、更新頻度の高さも重視してください。
更新頻度の高いテーマを使っていれば、バージョンアップに対応して新しい機能が使えたり、エラーが起こるリスクを回避できたりします。
有料テーマでも更新頻度が低く、WordPressのバージョンアップに対応が遅れているものがありますので、気を付けましょう。
③マニュアルが充実している
マニュアル(ガイド)が充実しているのかどうかは、WordPressテーマの選び方で重視したいポイントです。
WordPressでブログを始めて間もないうちは、このような悩みが出てくるのは日常茶飯事です。
- 文字の装飾が上手くできない…
- ○○○の設定ってどうやれば良いの?
- 見たことのない表示が出るんだけど…
こんな時にマニュアルが充実しているテーマであれば、サっと確認して解決できるので安心ですね。
また、マニュアルを読んできちんと使い方を把握すると、テーマ本来のパフォーマンスを発揮できます。
WordPressは海外テーマも利用可能ですが、マニュアルの日本語対応という点を考えると、国産テーマを選んだほうが無難です。
④人気が高く解説記事が豊富
WordPressのテーマは、なるべく人気の高いものを選ぶのがオススメです。
人気が高いテーマほど解説記事が豊富なので、カスタマイズやエラーに対応しやすくなるからです。
以下では、WordPressの無料テーマの中でも特に人気の高いものを挙げてみました。
WordPressのテーマ | おすすめの用途 | 大まかな特徴 |
---|---|---|
Cocoon 当ブログでも利用中 | ブログ型 | 無料なのに高機能 |
Luxeritas | ブログ型 | 表示速度の速さが人気 |
Lightning | ホームページ型 | コーポレートサイト向けなのに商用利用可能 |
Simplicity2 | ブログ型 | シンプル飽きない外観 |
上記の4つのテーマは解説記事もWeb上にたくさんありますので、初めてWordPressを始める初心者の方にもおすすめです。
⑤SEO対策が充実している
SEO対策が充実しているのかどうかも、WordPressのテーマの決め方で忘れてはいけません。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では『検索エンジン最適化』と訳されます。
SEO対策を行うことでGoogleからの評価が高くなり、自分のブログやサイトが検索結果の上位に表示されやすくなるため、効率良く集客できるようになります。
SEO対策を行いやすいWordPressテーマには、このような特徴があります。
- 内部対策の最適化によってクローラーが巡回しやすい構造になっている
- ページの読み込み速度が早く、ユーザーの離脱を抑えられる
- タイトルタグや見出しタグを適切に記述できる
- メタディスクリプション(検索結果に表示させるためのタグ)を設定できる
これらの機能を持つテーマを選べば、ユーザーにとっても利便性の高いページを作成できます。
自分で作成した記事も上位表示されやすくなりますので、なるべくSEO対策が充実しているテーマを選びましょう。
⑥子テーマが用意されている
WordPressテーマの中には、親テーマと子テーマの2つが用意されているものもあります。
親テーマがメインで、子テーマはCSSなどを上書きでカスタマイズするために利用します。
基本的にテーマの更新は親テーマだけ行いますので、テーマのバージョンアップがあっても、子テーマでカスタマイズしていた内容がそのまま残るというメリットがあります。
ですから、WordPressテーマを利用する際は、なるべく子テーマも利用したほうが手間がかからずオススメです。
ちなみに子テーマは自作も可能ですが、初心者にはハードルが高いため、純正で付属されているものを選んだほうが無難でしょう。
⑦気に入ったデザイン
最終的には、気に入ったデザインのWordPressテーマを選びましょう。
これまでお伝えしてきた①~⑥のポイントを押さえておけば、自分好みのテーマを使うのが一番です。
自分が気に入ったデザインのテーマなら、ブログに愛着が湧いて記事を書くモチベーションもアップします。
無料テーマの中には気に入ったデザインのものがない場合は、有料テーマの購入も検討しつつ、後悔なく選んでみてくださいね。
まとめ
今回は『WordPressテーマの選び方・決め方』を7つのポイントに分けて解説してきました。
- 無料テーマか?有料テーマか?
- テーマの更新頻度が高い
- マニュアルが充実している
- 人気が高く解説記事が豊富
- SEO対策が充実している
- 子テーマが用意されている
- 気に入ったデザイン
有料でも無料でも、どのテーマを選んでも、この先もずっと使い続けられる保証はありません。
ですから、とりあえず現時点で自分なりに『これが一番!』と思えるテーマを選んでみましょう。
そのためにも今回の選び方のポイントを参考にしてもらえると幸いです。