「使いやすい画像加工ソフトないかな?」
「バナープラス気になるけど、買っても使いこなせるかな?」
そんな方に向けて、今回は『バナープラスV2の評判レビュー』について書いていきます。
率直な感想としては価格以上の価値はあると思っていますので、実際、僕はバナープラスを7年間愛用し続けています。
特にブログ記事のアイキャッチ画像や、Youtube動画のサムネイル画像を作る際は重宝しています。

バナープラスのメリットや便利な機能もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
バナープラスV2の評判レビュー
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてください。
直感的に操作しやすく簡単に利用できる
バナープラスは簡単に利用できる点が評判ですが、実際に使ってみると「直感的に操作できるな」と感じました。
- STEP①キャンバス設定:画像のサイズや背景色の設定
- STEP②画像設定:画像の挿入や素材の設定
- STEP③文字設定:文字入力、文字サイズ・文字色の設定
- STEP④画像出力:ファイル形式を選んで画像の出力
以上、4つのステップで簡単に画像加工やバナーの作成ができます。
無料で利用できるバナー作成ツールもたくさんありますが、海外製で操作方法を覚えるまでが大変なものも多いです。
最近人気のCanvaも非常に優秀なツールで、実際僕も職場で利用していますが、海外ツールらしい癖があるため、操作しづらいと感じることがあります。
その点、バナープラスは京都市に本社を構える(株)ウェブライダーが開発したツールです。
操作画面はもちろん全て日本語ですし、普段から慣れている日本語フォントも使えるので、安心して利用できています。
豊富な素材でお好みのバナー・ヘッダーが作成できる
バナープラスには無料で利用できる素材が豊富に用意されています。
- クリップアート画像(例:ノートPC・タブレットの画像)
- インパクト画像(例:緑色の『期間限定』)
- ボタン画像(例:オレンジの『今すぐチェック』ボタン)
- 背景画像(例:斜線入りの青い背景)
このように用意されている素材を右側のメニューから選択するだけで、誰でも簡単にお好みのバナーやヘッダー画像を作ることができます。
もちろん用意されている素材だけでなく、左上の『ファイルから』で自分で画像を挿入することも可能です。
買い切り型ではないが無料体験版もアリ
バナープラスは1年ごとの更新制となっています。
- 初年度:16170円
- 2年目以降:10780円
「価格が高い」という評判もありますが、他の有料画像ツールと比較しても、特別高いわけではありません。
- Canva:12000円(1年更新)
- Photoshop フォトプラン:12,936円(1年更新)
また、バナープラスはお問い合わせフォームから体験版を申し込むことも可能です。
「購入するかどうか使ってみてから決めたい」という方は、まずは体験版を試してみても良いでしょう。
バナープラスV2のデメリット3つ
僕自身バナープラスには非常に満足していますが、もちろん欠点もあります。
ここではバナープラスのデメリットを3つお伝えしていきます。
MACで利用できない
バナープラスはWindows専用のバナー作成ツールです。
僕はWindowsユーザーなので困ることはありませんが、Macユーザーの方は利用することができません。
ですから、PCがMacの方は残念ですが、他のバナー作成ツールの利用を検討してください。
図形の素材がない
バナープラスには豊富な素材が用意されているとは言いましたが、実は図形の素材はありません。
厳密に言うと、四角形の素材などはありますが、色や比率を自由に変えたりすることができないのです。
利用頻度は多くありませんが、もっと矢印や丸などの図形の素材が豊富で、色や比率を変えることができたらなと思うことがたまにあります。
ただし、図形の素材はペイントやCanvaで加工することもできます。
僕の場合、バナープラスで作成した画像に図形を入れたい時は、ペイントやCanvaで追加しています。
ですから、図形素材がなくてそこまで困っているわけではありませんが、この点だけは今後に期待したいところです。
サイズの上限が2000pxまで
バナープラスのキャンバスサイズの最大値は、縦・横ともに2000pxとなっています。
2001px以上を設定しようとすると、2000pxに戻ってしまいます。
2000px以上のバナーを作成することはないと思いますが、バナープラスだけでチラシなどは作成できないと思っておいてください。
もちろんチラシ内で利用する画像の加工は可能なので、もしチラシなどの印刷物を作成したいなら、Wordなどを利用して作りましょう。
バナープラスV2の便利な機能5つ
ここからは、僕が普段よく使っているバナープラスの便利な機能を5つ紹介していきます。
微調整可能な枠線機能
バナープラスのキャンバス設定には、以下の3つの設定メニューがあります。
- キャンバスサイズ:用途に合わせたサイズを選択できるほか、1px単位で自由に設定可能
- キャンバス色:色を選択して設定できるだけでなく、HTMLコードで指定することも可能
- 枠線:色を選択して1px単位で太さを設定することができる
中でも秀逸なのが、枠線機能です。
また、『キャンバスサイズ ⇒ 角丸サイズ』では、上記画像のように1px単位で角を丸くすることができます。
柔らかい印象のバナーを作りたい時には重宝する機能です。
画像サイズの微調整
バナープラスの画像設定には、以下の機能があります。
- レイヤー:画像を重ねて前後の変更も可能
- サイズ:ワンクリックで拡大・縮小
- フィット:ワンクリックで幅・高さに合わせられる
- 回転:1度ずつ回転できるほか、上下・左右の反転も可能
- マスク・装飾(柄)・影
- 透明化・ぼかし・彩度の調整
バナープラスは、画像加工後にキャンバス設定に戻って、キャンバスサイズをまた変更することも可能です。
例えば、サイズの異なる似たバナーを作成するときには便利な使い方です。
取り込んだ画像サイズを調整する際もワンクリックで微調整、幅・高さに合わせてピッタリに修正するのも簡単にできます。
縁取り文字
バナープラスの文字設定機能では、以下の設定が可能です。
- フォントの選択
- 文字サイズの設定
- 角度の変更
- 文字の透明化
- 文字間の調整
- 行間の調整
- 左寄せ・中央寄せ・右寄せ
- 吹き出しの作成
- 文字の背景の設定
- 文字色の設定
文字色は豊富な組み合わせが右側のメニューから選択可能です。
自由に色を設定することはできませんが、縁取り文字の組み合わせも豊富に用意されていますので、あまり困ることはありません。
また、縁取り文字は縁の太さを変更することも可能なので、文字の強弱でインパクトのあるバナーも作成できます。
透明な背景の画像作成
『キャンバス設定 ⇒ キャンバス色 ⇒ 透明度』
こちらの数値を『0』にすると、透明な背景の画像を作成することができます。
例えば、当ブログでも利用しているWordPressテーマ『Cocoon』は、自由にヘッダーの色を変更できます。
背景色が透明なロゴを入れておけば、ヘッダーの色を変えても、ロゴを入れ替える必要がありません。
実際、このブログのヘッダーのロゴは、バナープラスのこの機能を利用して作りました。
プロジェクトの保存機能で使い回しも可能
バナープラスは、左上のファイルからプロジェクトを保存することができます。
上記は僕のYoutubeチャンネルのサムネイル画像ですが、いつもこの機能を利用して背景画像と文字を変更して作っています。
投稿するテーマによって枠の色などを変更して、このように分けて保存しています。
一度作成したバナーや画像を、「ここだけちょっと変更したいな」という時もありますよね?
そんな時に便利なのが、このプロジェクトの保存機能です。
他にもブログのアイキャッチ、先ほどのヘッダーロゴ、自作したバナーなど、いつでも変更・微調整ができるように保存しています。
バナープラスのプロジェクト保存機能のおかげで、僕は効率よくアイキャッチ・バナー・画像の作成ができています。
まとめ
今回は『バナープラスV2の評判レビュー』と題して、デメリットや便利な機能をご紹介してきました。
- デメリット3つ
- MACで利用できない
- 図形の素材がない
- サイズの上限が2000pxまで
- 便利な機能5つ
- 微調整可能な枠線機能
- 画像サイズの微調整
- 縁取り文字
- 透明な背景の画像作成
- プロジェクトの保存機能で使い回しも可能
バナープラスにもデメリットはありますが、個人的には非常に満足しています。
満足できていないなら、7年も利用していません(笑)
1ヶ月あたりに換算すると、初年度は1348円、2年目以降は899円となります。
バナープラスで作業効率が上がれば、きっと価格以上の価値は感じられるはずです。
使いやすいバナー作成ツールで作業効率を上げたい方は、ぜひバナープラスを使ってみてくださいね。