ブログの記事を書くのはなかなか難しいですよね?
特にブログ初心者の方なら「何から始めたらいいのか分からない」と悩んでしまうことも多いと思います。
そこで今回は『ブログ記事の書き方の基本手順』を10個のステップに分けて解説していきます。

今回お伝えする手順は、WordPressブログ歴7年の僕が試行錯誤してたどり着いたやり方です。
この順番通り行えば、迷いなく記事が書けるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブログ記事の書き方10ステップ
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
ステップ1.キーワードを選ぶ
ブログ記事を書くときは、まず「どんな内容で書くのか?」を決めます。
その上で必要になるのがキーワード。
需要のあるキーワードに対して、記事内で適切な答え・解説をするのがブログ記事の役割であり、集客のコツです。
例えば、今回の記事は『ブログ 記事 書き方』というキーワードを選んでいます。
ただし、キーワードを選ぶといっても、毎回ゼロから探すわけではありません。
毎回キーワードを探すのは効率が悪いので、あらかじめストックしておきましょう。
休日など時間がある時を利用してキーワードを集め、平日は記事作成に集中する。
「いつどのキーワードで記事を書くか?」予定を立てておくと、さらに良いです。
このような環境を自分で作っておくことが大切です。
まだキーワードのストックがない方は、記事を書く前に最低でも数日分のキーワードを集めておきましょう。
ステップ2.検索してざっくりと目を通す
記事を書くキーワードが決まったら、実際にそのキーワードで検索し、検索上位10~20記事程度にざっくりと目を通します。
記事を書く前に検索するのは、検索意図を確認するためです。
検索せずに記事を書き始めてしまうと、全く的外れな内容を書いてしまう可能性があります。
例えば、本来は女性向けに書くべき内容を、男性向けに書いてしまったりなどです。
検索意図が確認できれば、このあと解説するステップ3『仮タイトル』、4『記事の構成』も決めやすくなります。
ですから、実際に検索上位の記事を読んで、事前に「どんな内容が書かれているか?」必ず確認しましょう。
ステップ3.仮タイトルを付ける
キーワードの検索意図を確認したら、自分の記事作成に取り掛かります。
そこで、まず最初に仮で記事タイトルを付けていきます。
仮でもタイトルを決めておかないと、記事の方向性が定まらないからです。
ただし、あくまでも仮タイトルなので、記事作成途中でも記事作成後でも変更して構いません。
記事タイトルを付けるコツは、この7つ。
- 30文字以内にする
- 前半と後半に分ける
- 狙うキーワードはなるべく全部入れる
- 狙うキーワードはなるべく左に寄せる
- 数字を入れる
- 権威性・専門性を入れる
- 最新であることをアピールする
1~5番はできるだけ意識して、6・7番は可能であれば入れてみてください。
ステップ4.記事の見出し構成を作る
仮の記事タイトルを決めたら、記事の見出し構成を作ります。
構成を決めずに記事を書いてしまうと、内容が不足したり、余計なことを書いてしまいやすくなるからです。
しかし、検索上位の記事を参考に見出し構成を先に作っておけば、検索意図を捉えた記事が書けるようになります。
また、見出し構成は『上位の網羅+自分だけのオリジナル情報』を意識して作ることが、検索上位を勝ち取るコツです。
ライバル記事の見出しでよく使われている内容や大事な部分を網羅しつつ、自分だけのより詳しい解説項目などを加えてみましょう。
ステップ5.導入文を書く
見出しが完成したら、導入文を書いていきます。
読者さんに興味を持ってもらい、本文に自然に入りやすくなる導入文のポイントは、この3つです。
- 共感:~って◯◯ですよね。
- 宣言:今回は~について解説します。
- ベネフィット:~できれば、◯◯できるようになります。
例えば、今回の記事の導入文はこのようになっています。
- 共感:ブログの記事を書くのは難しいですよね?
- 宣言:今回は『ブログ記事の書き方の基本手順』を10個のステップに分けて解説していきます。
- ベネフィット:この順番通り行えば、迷いなく記事が書けるようになります。
毎回この通りにする必要はありませんが、導入文で悩んだら、ぜひこのパターンに当てはめて書いてみてください。
ステップ6.本文を書く
導入文が完成したら、記事の本文を書いていきます。
と言っても、ステップ4で作成した見出し内を埋めていくだけなので、そこまで大変ではありません。
トータルで数千文字ある記事でも、一つの見出し内は数百文字で済みます。
それを複数個書けば記事が完成すると考えると、気が楽になりますよね。
これも先に見出し構成を作っておくメリットの一つです。
また、見出し内の文章はPREP法を意識すると書きやすくなります。
- P:Point(要点・結論・主張)
⇒ ◯◯は△△です。 - R:Reason(理由)
⇒ なぜなら~だからです。 - E:Example(具体例)
⇒ 例えば、~となります。 - P:Point(要点・結論・主張)
⇒ ですから、◯◯は△△なのです。
毎回この順番通りにする必要はありませんが、覚えておいて損のない型です。
本文の書き方に悩んだら、このパターンに当てはめて書いてみてください。
ステップ7.見直し
記事の本文が完成したら、見直しを行っていきます。
見直しのポイントは、この3つです。
- 誤字、脱字がないか?
- 分かりやすい文章になっているか?
- 読みやすい文章になっているか?
自分でも分かりにくい・読みにくい文章なら、読者さんにとってもそれは同じです。
見直しは、客観的な視点をもって行いましょう。
ステップ8.本タイトルを決める
記事本文の見直しが終わったら、本タイトルを決めます。
ステップ3で考えたタイトルはあくまでも仮だったので、記事を書き終わったあとに正式なタイトルを決めてください。
もちろん仮タイトルのままで良いなら、無理に変更する必要はありません。
しかし、実際に記事を書いてみて「こんな文言を入れたほうが良い」というのがあれば修正してみましょう。
ちなみに、タイトルは記事公開後も変更できますが、あまり頻繁に変更するのはNGです。
数か月に1回程度であれば構いませんので、もっと良いタイトルが浮かんだときや、リライトを行ったときなどにも見直しをしてみてください。
ステップ9.アイキャッチ画像を作る
記事のタイトルが決まったら、アイキャッチ画像を作っていきます。
ネット上にはフリー素材サイトがたくさんありますが、僕も使っているオススメサイトはこの3つです。
また、アイキャッチ画像には文字入れの加工などができると、なお良いです。
最近はCanvaという無料のバナー作成ツールがブロガーの間で人気です。
僕も職場で使っていますが、文字入れも簡単にできますので、よろしければ試してみてください。
ステップ10.装飾して投稿する
アイキャッチ画像の作成が終わったら、実際にWordPressで投稿していきます。
投稿する際は、
- 太字
- 赤文字
- 画像の挿入
- リストタグ(箇条書き)
- テーブルタグ(表)
などを使って、読みやすく装飾していきます。
ただし、文字の装飾は使い過ぎると、逆に読みにくくなることもあります。
目安としては、一つの見出し内に行う装飾は1~2個くらいです。
特に太文字や赤文字は使い過ぎると、どこが大事なのか分からなくなるので、あまり使い過ぎないように気を付けましょう。
まとめ
今回は『ブログ記事の書き方の基本手順』を10個のステップに分けて解説してきました。
もう一度まとめるとこのようになります。
- キーワードを選ぶ
- 検索してざっくりと目を通す
- 仮タイトルを付ける
- 記事の見出し構成を作る
- 導入文を書く
- 本文を書く
- 見直し
- 本タイトルを決める
- アイキャッチ画像を作る
- 装飾して投稿する
記事を書き続けていけば、きっと「こっちのほうがやりやすい」という部分がでてくると思います。
ですから、まずはこの手順を基本として、続けていく中で自分なりの書き方にアレンジしてみてくださいね。