裸足生活のメリットとデメリット!裸足教育ってどうなの?
最近は保育園や小学校などでも裸足生活をさせる所がありますが、その裸足教育には賛否両論あるようですね。
今回は裸足生活のメリットとデメリットを解説した上で、裸足教育の必要性について考えていきます。
裸足生活のメリット
健康に良い?
足裏には身体の様々な器官と繋がりのあるツボがあり、第二の心臓とも呼ばれています。裸足生活で足裏が刺激されると、脳や内臓器官が活性化し健康増進に繋がるようです。
また、足裏への刺激が少ないと下半身への血流が悪くなり老廃物が溜まり、むくみや冷え性などの原因にもなります。ずっと靴を履いていたり通気性の悪い靴下を履いたりして、汗をかいた足を閉じ込めておくのも水虫の原因にもなります。
ですから、裸足生活は健康に良いだけでなく、病気などの予防にもなると言われています。
土踏まずが形成される
『土踏まず』には着地の衝撃を軽減したり、姿勢を支えたりする役割がありますが、最近は土踏まずが成長せず偏平足の方も増えているようです。
そもそも人間は赤ちゃんの時みんな偏平足で、幼少期にいっぱい歩き回ったり走ったりしていく中で、自分の身体を支えるための土踏まずが形成されていきます。
しかし、近年は運動不足や、クッション性の高い靴が多くなって、土踏まずが発達しづらくなっているため、裸足生活には土踏まずを発達させる目的もあるようです。
裸足生活のデメリット
ケガをしやすい
裸足生活は、ケガをしやすいのが一番のデメリットです。もちろん外を歩いていれば何が落ちているか分かりませんし、猛暑で熱くなったアスファルトの上は、とても歩くことはできません。
また、家の中でも何かを踏んでケガをする可能性がありますし、足をぶつけた時に靴下やスリッパを履いていれば、爪がめくれなくて済んだのに…なんてこともあるかもしれません。
つまり、裸足生活をすると足が発達してケガをしにくくなるかもしれませんが、その前にケガをしてしまう可能性もあるということです。
不衛生
裸足生活は、やはり不衛生です。
特に裸足で靴を履くのは靴の中が汚れやすくなります。これは洗濯をしていない下着を毎日着続けるようなものです。
また、自宅に誰かが来た時、その方が裸足だったら、ちょっと嫌ですよね?
もし健康のために裸足生活をしていたとしても、他人の家に上がる時に靴下を履いていなければ「この人は常識がない」と思われてしまうでしょう。
裸足教育ってどうよ?
裸足教育を行っている保育園や小学校では、校内だけでなく、登下校時も裸足に靴を履かせている所があるようです。『子どもたちの偏平足を予防して、土踏まずを発達させるため』と考えれば、良い取り組みなのかもしれません。
しかし、そこまでやる必要があるのでしょうか?
やりすぎてケガをしてしまったという事故もたくさんあるようですので、先生の目の届く範囲で安全を確保した上で、そういう時間を設けるくらいでちょうど良いと思います。
また、そもそも社会に出ればみんな靴下も靴も履いて働いていますので、社会生活を学ぶという意味でも、常に裸足で生活をする必要はないでしょう。
最後に
こんなふうに書くと、僕自身が裸足生活(教育)を否定しているように思われるかもしれませんが、僕は家の中ではいつも裸足です(笑)
秋田の厳しい冬でも我慢できない時以外は靴下は履きませんし、寝る時はどんなに寒い冬でも脱ぎます。なので、どちらかと言えば裸足生活はおすすめです。
しかし、最近は何でもかんでも学校に任せる風潮がありますし、裸足教育もその一つのように思ったので今回書いてみました。
裸足生活は家で行うだけで十分だと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が参考になったらシェアしてもらえると嬉しいです。
へば、まだ読んでたんせ!