習得と修得の使い分けについて!語学の”しゅうとく”はどっち?

習得と修得の使い分けについて!語学の”しゅうとく”はどっち?

『習得』と『修得』はどちらも”しゅうとく”と読みますが、意味は両方とも似ているイメージがありますので、いざ使う時は悩みますよね?

そこで今回は、習得と修得の意味の違いや使い分けについて解説していきます。

スポンサーリンク

習得と修得の違い

『習得』と『修得』の意味を調べてみると、このように解説されていました。

【習得】
経験を通して習い覚えること。

【修得】
学問や技術などを学んで,身につけて自分のものとすること。

出典:weblio辞書

辞書では『習得』のほうには書かれていませんでしたが、どちらも「得」という字が使われていますので、「身につけて自分のものにする」という意味では一緒です。

違いは『習』と『修』。

『習』には文字通り「習う」という意味があり、『修』には「学ぶ」という意味があります。

ただし、実際は「習って身につけたのか?」、それとも「学んで身につけたのか?」で、『習得』と『修得』が使い分けられていることは、あまりありません。

もし、「どのようにして身につけたのか?」という背景で『習得』と『修得』が使い分けられているのであれば、同じものでも人によって使い方が異なっているはずです。

しかし、現実的には「何を自分のものにしたのか?」の「何を」によって、『習得』と『修得』は使い分けられています。

そこで次からは、どのようにして使い分けられているのかについて、「何を」の具体的な例について解説していきます。

スポンサーリンク

習得と修得の使い分け

単位を”しゅうとく”する

大学で「単位を”しゅうとく”する」には『修得』が使われています。

学校での科目や教科に対しては『修得』を使うのが一般的です。履修科目でも『修』の字が使われていますからね。

ですから、まず単位という文字が出てきたら、『修得』を使っておけば間違えることはないでしょう。

語学を”しゅうとく”する

単に「語学を”しゅうとく”する」には『習得』を使いますが、「語学の単位を”しゅうとく”する」には『修得』を使います。

もし単位という文字がなくても「大学の科目で語学を”しゅうとく”する」という場合には『修得』が適切です。

しかし、「海外にホームステイして語学を”しゅうとく”する」と書くときは、『習得』のほうが適しています。

つまり、イメージとしては、学問としての語学なら『修得』ですが、スキルとしての語学なら『習得』という使い分けになります。

知識・技術を”しゅうとく”する

「習って身につけたのか?」、それとも「学んで身につけたのか?」で、「習得」と「修得」が使い分けられていることは、あまりありません。

先ほどはこのように解説しましたが、その例外が知識や技術です。

知識や技術の”しゅうとく”は非常に曖昧で、色んな解説を読んでみてもバラバラです。

同じ「◯◯知識」「△△技術」であっても、使われている場面によって『習得』だったり『修得』だったりします。

しかし、これもある一定の傾向があるようです。

例えば「基礎知識」という言葉の場合は、ほとんどが『習得』が使われていました。

しかし、「基礎知識修得講座」のように、講座になると『修得』が使われていることもあります。

また、「運転技術」の場合も、ほとんどが『習得』です。しかし、自動車教習所などでは『修得』が使われていることがあります。

さらに「医療技術」の場合は、逆にほとんどが『修得』です。これは「医療技術」というと大学などで身につけるイメージがあるためでしょう。

しかし、すでに医者として働いている方が、最先端技術を身につけるという解説の場面では『習得』が使われていることが多いようでした。

つまり、知識や技術の『習得』と『修得』については、絶対の決まりはないようですが、語学と同様にスキルとしては『習得』、学問としては『修得』で使い分けられていると言えるでしょう。

まとめ

今回は『習得』と『修得』の意味の違いや使い分けについて解説してきました。

  • 習得:スキルとしての語学・知識・技術
  • 修得:単位、講座、学問としての語学・知識・技術

ちなみに、ビジネスの文章などで”しゅうとく”と書く時には実務的なスキルを指すことが多いので、一般的には『習得』を使うことが多くなると思いますよ。

スポンサーリンク

関連記事(一部広告含む)

サブコンテンツ

このページの先頭へ