大相撲観戦で人気なのがマス席(枡席)です。桟敷席(さじきせき)とも呼ばれていますが、座布団を敷いた1~6人用の座席が鉄パイプで仕切られているのが特徴です。
今回はそんなマス席での観戦の楽しみ方に加えて、値段や予約方法について解説していきます。
相撲のマス席について
マス席での観戦の楽しみ方
相撲会場の1階は6列までは溜席(土俵に一番近い席)ですが、その後ろは全てマス席になっていますので、比較的座席数は多いです。(福岡は2階にもマス席があります)
ただし、4人用のマス席は大人4人が座るのが精一杯という感じで、おせじにも広いとは言えません。
しかし、溜席は飲食や撮影が禁止されていますが、マス席ではどちらもOKとなっています。もちろん会場には売店もありますので、お酒やお弁当なども買えます。
ですので、溜席と比べると、マス席のほうが気楽な気持ちで観戦が楽しめるでしょう。
家族や友人と一緒に、ちょっとした宴会気分で相撲観戦。これは最高ですよね!
マス席の値段と種類
マス席には土俵に近い順番でA・B・Cとランクがありますが、一人あたりの値段はこのようになっています。
- マスA席:11700円(1~8列目)
- マスB席:10600円(東京・大阪:9~12列目、名古屋・福岡:9~10列目)
- マスC席:9500円(東京・大阪・名古屋13~列目、福岡:11列目)
また、各会場ごとに特別マス席があったり、特典付きのマス席があったりします。
- 東京:特別2人マス席、ファミリー/シニア席、親方と記念撮影付きチケットなど
- 大阪:ペアシート
- 名古屋:貴乃花枡席、ツインボックス、マスD席など
- 福岡:ファミリー/シニア席、赤ちゃん抱っこと撮影など
※2017年3月現在
ただし、これらはその場所によっても変わることがありますので、ご了承ください。
マス席の予約方法
マス席の予約方法には3つの方法があります。
まず一つ目がチケット大相撲の最速先行受付を利用する方法です。
こちらは本場所の2か月前から予約ができる方法で、この記事を書いている3/16現在、すでに翌5月場所の受付が始まっています。
ただし、最速先行受付は、日程や席などを第3希望まで申し込んでからの抽選になっていますので、必ず予約ができる方法ではありません。
しかし、最近は前売り券が発売当日に即日完売になるほど、相撲人気が高まっていますので、マス席で観戦したいなら申し込んだほうが良いでしょう。
⇒ チケット大相撲の公式サイトへ
次に、前売り券の一般販売が始まってからチケット大相撲(チケットぴあ)に電話で申し込む方法があります。
ネットの申し込みに慣れていない方は電話のほうが安心かと思いますが、受付時間が10~18時までになっていますので、ご注意ください。
また、もちろん一般販売が始まっていから、チケット大相撲の公式サイトで申し込むこともできますが、どうせ申し込むなら先行受付を利用したほうが良いでしょう。
そして3つ目が「相撲案内所」を利用して申し込む方法で、こちらは通称「お茶屋」とも呼ばれています。
相撲案内所でも電話とネットの両方で申し込みが可能です。
また、こちらではお弁当やお土産付きのチケットが申し込めますので、より相撲観戦が楽しめるようになるでしょう。
⇒ 相撲案内所の公式サイトへ
他にも「チケットぴあ」やコンビニなどの店頭でも購入可能なところはありますが、選択できる座席も少なかったりしますので、その点にはご注意ください。
まとめ
今回は大相撲のマス席について解説してきました。
マス席は比較的土俵に近い場所で、飲食しながら観戦できますので、最も相撲観戦が楽しめる座席と言えるでしょう。
最近は前売り券が即日完売になるほど相撲人気が高まってきていますので、相撲観戦は事前に余裕を持って計画を立てて、なるべく早くチケットを確保しておいてくださいね。
ちなみに、他の座席やチケットの取り方はこちらを参考にしてみてくださいね。


