太刀持ちと露払いの意味や決め方について!横綱と対戦する場合は?

太刀持ちと露払いの意味や決め方について!横綱と対戦する場合は?

横綱土俵入りの際、横綱と共に土俵に上がっているのが太刀持ちと露払いです。しかし、その役割はイマイチよく分かりませんし、たまに別の力士に代わっていることもありますよね?

そこで今回は、太刀持ちと露払いの意味や決め方について解説していきます。

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太刀持ちと露払いの意味

太刀持ちと露払いは、土俵入りの時の順番が決まっています。

「露払い(前)、横綱、太刀持ち(後ろ)」の順番で入場しますが、一番前には行司がいます。

土俵に上がってからの位置も決まっており、横綱の右側で「太刀」を持っているのが太刀持ちです。横綱の後ろで太刀を持っているのは護衛としての役割があります。

太刀持ちが持っているのは、真剣ではなく竹を削って作った竹光ですが、それでも重さは1kg前後はあるため、それを持ち続けるだけでも大変なようです。

対して露払いは、土俵に上がってからは横綱の左側に位置しますが、横綱の前を歩くのは先導としての役割があるためです。

ちなみに大名行列の先導役や、祭で御神輿を先導するのも露払いと呼ばれることがあります。

土俵入りが終わって退場する時も、「露払い(前)、横綱、太刀持ち(後ろ)」の順番ですが、今度は行司が一番後ろとなります。

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太刀持ちと露払いの決め方

太刀持ちと露払いを務めるのは横綱と同部屋、もしくは同じ一門の関脇以下の幕内力士ですが、違う一門の力士が務めることはほぼありません。

太刀持ちのほうが露払いよりも地位が上なので、太刀持ちのほうが上の番付の力士が務めますが、今場所(2017年3月場所)の4横綱の太刀持ちと露払いの番付も、そのようになっています。

太刀持ち 露払い
白鵬(宮城野) 大栄翔(東11,追手風) 石浦(西11,同部屋)
鶴竜(井筒) 勢(西1,伊勢ノ海) 蒼国来(東2,荒汐)
日馬富士(伊勢ヶ濱) 宝富士(西3,同部屋) 大翔丸(西13,追手風)
稀勢の里(田子ノ浦) 高安(関脇,同部屋) 松鳳山(東3,二所ノ関)

また、やはり足りない場合は同じ一門の力士を借りているようです。

  • 出羽海一門:出羽海・春日野・山響・玉ノ井・入間川・式秀・境川・千賀ノ浦・尾上・藤島・木瀬・武蔵川
  • 貴乃花一門:貴乃花・大嶽・阿武松・立浪
  • 二所ノ関一門:二所ノ関・佐渡ヶ嶽・片男波・峰崎・田子ノ浦・尾車・芝田山・高田川・朝日山
  • 時津風一門:時津風・鏡山・井筒伊勢ノ海・湊・陸奥・荒汐・錣山・中川
  • 高砂一門:高砂・東関・九重・八角・錦戸
  • 伊勢ヶ濱一門:伊勢ヶ濱・友綱・宮城野追手風・浅香山

ちなみに太刀持ちと露払いの力士は大銀杏が結えることも条件となりますので、スピード出世で昇進した力士の場合は、大銀杏が結えるようになるまで太刀持ちも露払いも務めることはできません。

横綱と対戦する場合は?

大相撲では同じ部屋の力士同士の対戦はありませんが、同じ一門の力士同士の対戦はあります。

ですから、太刀持ちや露払い務めている力士が横綱と対戦する場合は、別の力士が代わりに務めることになります。

また、太刀持ちと露払いが対戦する時も別の力士に代わりますが、今場所は初日から早速「高安-松鳳山」という取組でしたので、この日は松鳳山の代わりに輝が露払いを務めていました。

松鳳山は今場所東前頭3枚目ということで、稀勢の里との対戦も予想されますので、もう一度別の力士が露払いを務めることになりそうですね。

白鵬と大栄翔は番付が離れているので対戦はなさそうですが、大栄翔と石浦は対戦が組まれるはずですので、その日は大栄翔の代わりに別の力士が務めるでしょう。

鶴竜・勢・蒼国来の3力士は全員別の部屋で番付も近いため、直接対決もありそうなので何度か代わることが予想されます。

日馬富士は大翔丸とは番付が離れていますし、宝富士と大翔丸も番付が離れていますので、日馬富士だけは、今場所は唯一太刀持ちも露払いも同じ2人が務めることになりそうです。

まとめ

今回は太刀持ちと露払いの意味(役割)と決め方について解説してきました。

横綱は引退するまで土俵入りを続けますが、太刀持ちと露払いは関脇以下の幕内力士が行うため、その場所によっても代わることが多いものです。

太刀持ちと露払いを務めることも力士にとっては名誉な事ですので、横綱土俵入りの際には、ぜひ横綱の両隣にいる2人の力士にも注目してみてくださいね。

ちなみに横綱の土俵入りには2つの型がありますが、その違いはこちらで解説しています。
⇒ 雲龍型と不知火型の違いについて!どっちを選んだ横綱が多いの?

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