十両の給料の金額は10両?昇進の条件についても解説!

十両の給料の金額は10両?昇進の条件についても解説!

相撲の十両という番付は、給料が10両だったことがその名称の由来です。

両を現在の価値に換算するには時代によっても大きく変わりますが、一説によると「10両=100万~200万円」くらいではないかと言われています。

では、現在の十両の給料の金額はいくらぐらいになっているのでしょうか?

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十両の給料の金額は?

現在の大相撲界では、十両の給料(報酬)は月額103万6千円となっています。

「10両=100万~200万円」の説に沿って考えると、まさに十両ですね。ただし、当時は年俸が10両だったとも言われていますので、そう考えると今の十両の待遇は大幅に向上したと言えるでしょう。

現在は毎月の給料の他に各種手当などもありますので、年額では1600万円を超える金額になるようです。

ちなみに幕下力士は手当として年額90万円ほどしかもらえません。
⇒ 大相撲の力士の人数って何人位いるの?気になる給料は?

十両と幕下力士には「天国と地獄ほどの差がある」とも言われますが、本当にその通りという感じですね。

四股名の呼ばれ方が変わる

十両と幕下以下の力士は、給料以外の待遇面でも大きく異なりますが、最も分かりやすいのが、四股名の呼ばれ方の違いです。

相撲中継などで力士がインタビューを受ける際、幕下以下の力士は「~さん」と呼ばれますが、十両以上の力士は「~関」と呼ばれるようになります。

これは相撲界では十両以上の力士を関取として扱い、幕下以下の力士は力士養成員として扱われているためです。

ですから、周りに「~関」や「関取」と呼ばれるようになって、十両に昇進したことを実感する力士も多いようです。

ちなみに、お相撲さんはみんな「~関」と呼びたくもなりますが、幕下以下の力士に対しては間違いになってしまいますので、特に自分が応援している力士に声をかける時などには気を付けましょう。

十両の取組時間は?

十両の取組は大体14:35ころから始まりますが、土俵入りは幕内上位5番の前に行われますので14:15ころからとなります。

ただし、初日は十両の取組後半3番を残して協会ご挨拶がありますので、土俵入りも10分ほど早くなります。

また、千秋楽は17時半ころから表彰式があるため、全体的に30分ほど早くなります。

いずれにしても、13時からBS1で放送されている大相撲中継では、十両の取組は全て見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。

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十両への昇進について

昇進条件は?

幕下から十両への昇進について明確な条件はありませんが、幕下15枚目以内で7戦全勝すれば、十両に昇進できるという規定があります。

ただし、2006年5月場所で幕下15枚目格付出で初土俵を踏んだ若圭翔が7戦全勝で優勝したものの、十両に昇進することができませんでした。

この件について協会は「幕下15枚目格付出は15枚目ではない」としていますが、若圭翔が昇進できなかったのは、十両から降格した力士が少なかったのも理由としては考えられます。

現在の十両の定員は東西に14名ずつの計28名です。この時は十両から幕下への降格した力士が2人のみで空いた枠が2つしかなく、幕下筆頭の2力士が勝ち越して十両に昇進しました。

また、こちらも一応昇進の目安になっています。

  • 5枚目以内で6勝1敗
  • 2枚目以内で5勝2敗
  • 筆頭で勝ち越し

ただし、2008年11月場所に西幕下筆頭で5勝2敗で勝ち越した隠岐ノ海など、幕下筆頭で勝ち越しても十両に昇進できなかった例も何度かありますし、隠岐ノ海は2009年7月場所に東幕下4枚目で4勝3敗という成績で十両に昇進(再昇進)したこともありました。

なので、十両に昇進できるかどうかは、周りの他の力士との兼ね合いもありますので、運もあると言わざるを得ません。

十両に昇進すると待遇面なども大きく変わるため、この条件に関してはファンの間でも物議を醸しだす部分ではあります。しかし、十両は28名という定員が定められている限り、明確な条件を決めることはできないでしょう。

仮に定員をなくせば、今度は増え過ぎ・減り過ぎという事態も予想されますので、個人的には審判部の「番付は生き物」という見解も仕方がないと思っています。

これまでの最速昇進は?

若圭翔の件があるものの、幕下付け出しでデビューした力士の場合は、7戦全勝で優勝すれば翌場所は新十両の可能性があります。

しかし、これまで付け出しデビューで全勝優勝した力士は若圭翔のみで、デビューから1場所で十両に昇進した力士はまだいません。

これまでの十両最速昇進は2場所ですが、現役ではいずれも付け出しでデビューしている豪風・遠藤・逸ノ城・御嶽海の4力士が記録しています。

また、前相撲デビューからの十両最速昇進は、それぞれの地位を1場所ずつで昇進した場合で、理論上は5場所となっています。

しかし、これもまだ達成した力士はおらず、最速は6場所で板井・土佐豊・常幸龍が記録しました。

ちなみに期待の若手力士として注目を集めている宇良は7場所で史上4位タイ、北勝富士は8場所で史上6位タイとなっています。(2017年3月現在)

まとめ

今回は相撲の番付の「十両」について解説してきました。

  • 十両の給料は月103万6千円(年収は各種手当を含め1600万円以上)
  • 取組は14:35ころから(初日と千秋楽は早くなる)
  • 幕下から十両へ昇進する目安(15枚目で全勝優勝、5枚目で6勝1敗、2枚目で5勝2敗、筆頭で勝ち越し)
  • 最速昇進は付出しデビューなら1場所、前相撲からは5場所で可能だが、まだ達成者はいない

次回は十両の上の番付の前頭、通称「平幕」について解説していきますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
⇒ 平幕力士の優勝・金星・在位記録を紹介!気になる給料はいくら?

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