幕下の給料と昇進について!幕下付け出しの条件とは?

幕下の給料と昇進ついて!幕下付け出しの条件とは?大相撲

大相撲の幕下は、幕内・十両に次ぐ3番目の地位です。しかし、かつては十両の地位がなく、幕内のすぐ下の地位だったことから「幕下」と呼ばれています。

今回はそんな幕下の給料と昇進や、将来有望な力士の多い幕下付け出しの条件などについて解説していきます。

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幕下の給料は?

幕下の給料(手当て)は、一場所あたり15万円で、年6場所なので年間90万円となります。

一つ下の三段目よりは5万円アップ、一番下の序ノ口と比較すると倍以上ですが、まだ満足のいく収入とは言えないでしょう。

しかし、幕下に昇進すると三段目は素足に雪駄だったのが足袋を履くことを許され、着物の帯は幕内と同じ博多帯を使うことができるという違いもあります。

幕下の取組時間は?

幕下の取組は大体13時半くらいから始まり、14時15分ころに十両の土俵入りを挟んで、そのあとに幕下上位5番が行われます。

この幕下上位5番で相撲を取るのは幕下15枚目以内にいる力士で、成績次第では翌場所の十両昇進も可能な番付です。

NHKの中継でも幕内の取組の間に、幕下上位5番の結果や翌日の取組予定が紹介されるなど、同じ幕下でも注目度は別格です。

ちなみにBS1では13時から大相撲中継が行われていますので、幕下上位5番に限らず、幕下の全取組がテレビで見ることが可能です。

幕下に昇進するための条件は?

幕下は東西に60枚ずつで120人が定員の番付ですが、三段目から幕下に昇進するための条件がこちらです。

  • 7戦全勝(優勝を問わず)
  • 50枚目以内で6勝1敗
  • 25枚目以内で5勝2敗
  • 10枚目以内で4勝3敗

もちろん幕下力士の番付に空きができないと昇進することはできませんので、必ずしもこの通りになるわけではありません。

ちなみに、全勝、もしくはそれに近い成績を上げ続ければ、前相撲から最速4場所で幕下まで昇進することが可能です。

この最速昇進を果たした力士は過去に何人もいますが、現役で活躍中の力士の中では、豪栄道・正代・宝富士・北勝富士・石浦・宇良・貴景勝などが達成しています。

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幕下付け出しについて

幕下付け出しの条件

幕下付け出し制度は大正時代以前よりあったと言われていますが、時代によってその条件は大きく変わっています。

2000年9月に規定された現在の条件はこのようになっています。

  • 義務教育を修了している
  • 25歳未満
  • 4つのアマチュア大会のいずれかで優勝

また、幕下付け出しの資格が得られる4つの大会がこちらです。

  • 全日本相撲選手権大会(アマチュア横綱)
  • 全国学生相撲選手権大会(学生横綱)
  • 全日本実業団相撲選手権大会(実業団横綱)
  • 国体成年男子A(国体横綱)

ただし、資格を得てから1年以内に入門しないと、この資格は失効してしまいます。

現在活躍中の力士の中でも、嘉風・正代・北勝富士は大学1~3年次に付け出しの資格を得ましたが、大学卒業を優先したために資格を失効し、前相撲からデビューしています。

幕下付け出しでデビューした力士一覧

条件が変わった2000年9月以降に、幕下付け出しでデビューした力士がこちらです。

場所四股名最高位タイトル出身現役
2001年9月垣添東小結学生日体大
2002年3月朝陽丸西幕下2アマ近大
2002年5月豪風西関脇学生中大
2003年1月普天王西小結アマ日大
2004年3月高見藤東十両13実業和気町役場
2004年3月大岩戸東前頭16学生近大
2004年5月武誠山東幕下7国体東洋大
2005年3月吐合東幕下2学生近大
2006年5月若圭将西幕下1国体日大
2007年1月清瀬海前頭13アマ・国体日大
2007年3月大翔湖東十両10学生日大
2009年5月妙義龍東関脇国体日体大
2011年5月千代大龍西小結学生日体大
2012年3月山口(大喜鵬)西前頭16国体日大
2013年3月遠藤東前頭1アマ・国体日大
2014年1月逸ノ城西関脇実業鳥取体育協
2014年3月大翔丸西前頭7アマ日大
2015年3月御嶽海東小結学生・アマ東洋大
2016年1月大奄美東十両9実業日大職員

こうして見てみると、ほぼ毎年幕下付け出しでデビューしている力士がいることが分かりますね。

ちなみに先に紹介した4つのタイトルの内、1つの場合は幕下15枚目付出格ですが、2つの場合は幕下10枚目付出格でのデビューとなり、これまで清瀬海・遠藤・御嶽海の3力士が10枚目付出でのデビューを果たしています。

まとめ

今回は相撲の番付の幕下について解説してきました。

  • 幕下の給料は一場所15万円(年間90万円)
  • 取組は13時半くらいから(BS1で放送される)
  • 三段目から幕下に昇進する条件(7戦全勝、50枚目以内で6勝1敗、25枚目以内で5勝2敗、10枚目以内で4勝3敗)
  • 幕下付け出しの条件は4大大会での優勝

次回は幕下の上の番付である「十両」について解説していきますので、合わせて参考にしてみてくださいね。

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