玉鷲の経歴や過去の成績をチェック!大関昇進の可能性は?

玉鷲の経歴や過去の成績をチェック!大関昇進の可能性は?

玉鷲(たまわし)は最近「急激に強くなった」と相撲関係者からも高い評価を得ており、大関候補の一人とも言われている力士の一人です。

今回はそんな玉鷲の経歴や過去の成績と合わせて、大関昇進の可能性を探ってみたいと思います。

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玉鷲の経歴

プロフィール

  • 本名:バトジャルガリーン・ムンホルギル
  • 出身:モンゴル・ウランバートル
  • 生年月日:1984年11月16日(32歳)
  • 身長:189cm
  • 体重:169kg
  • 所属:片男波部屋
  • 取り口:押し

玉鷲は特にスポーツ経験はありませんでしたが、自分の大きな身体を活かしたいと思って相撲界に入門したようです。

最近はたくさんのモンゴル人力士が活躍していますが、相撲留学での来日や、モンゴルで柔道やレスリング経験があって入門という流れが多いので、玉鷲のスポーツ経験なしというのは非常に珍しいですね。

過去の成績

  • 2004年1月:初土俵
  • 2007年9月:幕下優勝
  • 2008年1月:新十両
  • 2008年9月:新入幕
  • 2009年9月:十両優勝
  • 2015年3月:新小結
  • 2017年1月:新関脇

相撲経験は元より、玉鷲はスポーツ経験がなかったということで、関取に上がるまでには、三段目から序二段に降格したこともありましたし、幕下から三段目への降格も経験しています。

それでも2007年の9月場所では幕下優勝をしており、初土俵から4年で関取まで上がってきたのは立派と言えるでしょう。十両昇進後は4場所連続で勝ち越して幕内に昇進しています。

幕内昇進後は何度か十両落ちを経験していますが、いずれも1場所で勝ち越して幕内に復帰していますので、これも力がある証拠と言えます。

幕内上位ではなかなか勝ち越せなかった玉鷲でしたが、2016年9月場所では前頭6枚目で10勝を上げ、このころから「玉鷲が覚醒した」と注目が集まってきました。

そして、一気に大関候補に名乗りを上げたのが翌11月場所で、この場所では1横綱3大関を敗って10勝を上げ、自身初となる三賞(技能賞)も獲得しています。

さらに、続く1月場所でも2桁には届きませんでしたが、三役の地位で2場所連続で勝ち越しを決めています。

玉鷲が急に強くなった理由

玉鷲が急に強くなった理由は2つあります。

まず、玉鷲の師匠である片男波親方(元関脇・玉春日)は「2016年9月場所で膝を痛めたことで、下半身をしっかり使うようになった」と言っています。

玉鷲は元々上半身の力はあったものの、腰が高く下半身の使い方があまり上手くなかったようです。しかし、膝を怪我したことによって意識するようになったということですね。

これはまさに「怪我の功名」と言えるでしょう。

また、玉鷲自身は「立ち合いのスピードを意識するようになった」と話しており、以前よりも立ち合いの手つきを前で行うようになったようです。

これによって元々強かった立ち合いの当たりに勢いが増し、さらに当たりが強くなりました。

立ち合いの手つきの変化は非常に微妙で分かりづらいですが、相撲中継の解説でも紹介されることがありますので、ぜひその辺にも注目してみてくださいね。

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玉鷲の大関昇進の可能性は?

大関昇進の条件

大関昇進の条件として言われているのが、この3つです。

  • 三役(小結・関脇)
  • 直近3場所全てが10勝以上
  • 直近3場所の合計が33勝以上

参照:大相撲の大関昇進の条件について解説!なぜあの大関は昇進できたのか?

玉鷲は先々場所(2016年11月)こそ小結で10勝を挙げましたが、先場所(2017年1月)は9勝6敗という成績でした。

ですから、これは振り出しに戻ったと考えるのが一般的な認識で、玉鷲にはまず3場所続けて10勝以上での勝ち越しが期待されています。

2場所連続で活躍したら?

ただし、この先2場所の成績次第では、先場所の成績も含めての大関昇進も考えられます。

なぜなら、過去10年間に大関に昇進した力士の中にも、3場所前が10勝に届いていないケースもあったからです。

四股名 3場所前 2場所前 直前 合計 大関昇進場所
白鵬 9勝6敗 13勝2敗 準 13勝2敗 同 35勝10敗 2006年5月
把瑠都 9勝6敗 12勝3敗 準 14勝1敗 準 35勝10敗 2010年5月
照ノ富士 8勝7敗 13勝2敗 準 12勝3敗 優 33勝12敗 2015年7月

ただし、この3力士の場合は、いずれも2場所続けて優勝争いに加わったという結果を残しており、白鵬と把瑠都は35勝を挙げ、照ノ富士は優勝しています。

ですから、玉鷲が2場所続けて12~13勝以上で優勝争いに絡む活躍を見せてくれれば、7月場所の大関昇進も十分考えられると思います。

14勝以上で優勝したら?

玉鷲は直近2場所を、三役で10勝・9勝で勝ち越していますので、今度の3月場所で14勝以上となれば、合計33勝という条件を満たします。

2場所前に10勝以上という条件を満たさなかったのは、最近では豪栄道の例が「12勝・8勝・12勝」で昇進しています。豪栄道の場合は14場所連続で関脇の地位におり、この歴代1位となる実績も評価された部分がありました。

ですから、玉鷲も14勝以上で優勝すれば、同じくらいの好印象を与えることができるかもしれません。その場合には、今度の3月場所で大関昇進の声が上がる(5月場所での昇進の)可能性は考えられるでしょう。

まとめ

玉鷲の大関昇進は、2017年3月場所の成績しだいで展開が変わってくると予想されます。

  • 14勝以上で優勝:5月場所で新大関?
  • 12~13勝で準優勝以上:5月場所で12~13勝なら昇進?
  • 10~11勝:その後の2場所に期待
  • 8~9勝:完全に振り出しに戻る、その後の3場所に期待

いずれにしても現在32歳の玉鷲が新大関となれば、琴光喜の31歳3か月を上回る、最年長新大関の誕生となります。

玉鷲には、格下相手に取りこぼすことなく、まずは勝ち越し、そして10勝以上に期待したいと思います。

追記

【2017/5/28 追記】

5月場所の玉鷲は10勝5敗という見事な成績を残しました。4場所連続で三役で勝ち越しており、解説の北の富士さんも「もう立派に大関候補だね」とおっしゃっていました。

改めて、大関昇進の目安はこの3つです。

  • 三役(小結・関脇)
  • 直近3場所全てが10勝以上
  • 直近3場所の合計が33勝以上

参照:大相撲の大関昇進の条件について解説!なぜあの大関は昇進できたのか?

先場所(3月場所)は8勝7敗でしたので、7月場所で全勝すれば33勝にはなりますが、7月・9月場所で2桁の白星を期待するのが現実的でしょう。

高安の大関昇進はほぼ確定しましたので、来場所以降は玉鷲に注目が集まりそうですね。

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