渡邉英彦(富士宮やきそば学会)の町おこし成功の秘訣!カンブリア宮殿の感想

渡邉英彦(富士宮やきそば学会)の町おこし成功の秘訣!カンブリア宮殿の感想

富士宮やきそば学会の渡邉英彦(わたなべ ひでひこ)さんは、B-1グランプリの仕掛け人としても知られている、町おこしの第一人者です。

今回はそんな渡邉さんが出演したカンブリア宮殿の放送内容や感想を書いていこうと思います。(2013年1月17日放送)

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渡邉英彦が行った町おこしの効果は?

「町おこし」という言葉はよく聞きますが、成功したら具体的にどんな効果があるのかが分かりづらいのではないでしょうか?

富士宮市の場合は、渡邉英彦さんが富士宮やきそばで町おこしを始めたことで、12年間で664億円の経済効果があり、観光客は10万人から40万人と4倍に増えたと言います。

また、2012年のB-1グランプリでは「八戸せんべい汁」が優勝しましたが、その優勝をきっかけに売り上げが4倍に伸びた土産物店もあるようです。

もちろん目指す成功の形は各自治体や団体によって異なりますし、重要なのはそれを継続させていくことです。

しかし、成功すれば600億円を超える経済効果や、観光客が4倍にも増える可能性があるというのは大きいですよね。

富士宮市の成功例は、町おこしを行う自治体や団体にとっては一つの希望と言えるでしょう。

渡邉英彦が行った町おこしの3つの施策

何で町おこしをするか?

渡邉さんが町おこしを考えた際に「やきそば」を選んだのは、富士宮市内にやきそばを提供している飲食店が150店舗もあったのが理由でした。

町おこしをする際に「何で町おこしをするか?」は重要ですが、元々地域にあるものでなければ意味がありません。

テレビ番組などは地域の特産品や名物が紹介されることがありますが、実はその地域に住む人のほとんどが知らなかったというのは、よく聞く話です。

そして、テレビを見た方がその地域に行っても、食べられる場所がどこにもない。

これはつまり、本当は特産品でも名物でもなく、そのためだけに作られたものということで、失敗する典型的なパターンと言われています。

そこでポイントになるのが「シンプルだけど、ちょっと違うもの」

富士宮やきそばの場合は、普通のやきそばとは違って、肉かすという具材を入れ、仕上げに削り粉をふりかけるという特徴があります。

渡邉さんは、この他とはちょっと違うやきそばに注目し、一緒に食べ歩きをするメンバーを「やきそばG麺」と名乗って、市内の飲食店をリサーチして周ったのでした。

ちなみに、この「やきそばG麺」というよく分からない怪しさもポイントで、この怪しさがマスコミの注目を集め、富士宮やきそばは1年間で175回も取材を受けるほど話題になったようです。

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行政を巻き込む

渡邉さんは町おこしを行うにあたって、行政も巻き込んでいました。

やきうどんで有名な福岡県の小倉と対戦することになった時、当時の知事に必勝祈願を書いてもらったそうです。

こういうイベントで知事が動けばマスコミも動きますので、富士宮やきそばが注目を集めたのは、この施策もハマったからと言えます。

ただし、ここで大事なのは行政に動いてもらうことではなく、いかに大きな力を上手く利用するかにあります。

例えば、石川県羽咋市役所職員の高野誠鮮さんは、ローマ法王に米を献上したことで神子原地区の知名度を上げました。
⇒ 高野誠鮮(羽咋市役所職員)の突破力!カンブリア宮殿の感想

他には芸能人の知名度を利用する方法も考えられますが、最近は当たり前過ぎるので、インパクトとしては弱いかもしれません。

ですから、これは簡単なことではありませんが、不自然な形にならずに大きな力に協力してもらうことができれば、マスコミの話題を集めて、一気に町おこしを加速させることができるでしょう。

バスツアー

渡邉さんは富士宮やきそばが話題となったタイミングを逃さずに、バス会社の協力を得てバスツアーを組んでもらうことに成功しています。

番組放送時で、年間100本のツアーが富士宮に訪れていると紹介されていました。

これによって観光客が4倍に増えたということですが、これはあくまでもきっかけに過ぎません。

大事なのは、やきそばに興味を持って富士宮市に来てくれた方に、富士宮の他の魅力も知ってもらうことです。

カンブリア宮殿では、お酒やニジマスなどで、次なるヒットを模索する渡邉さんの姿が紹介されていました。

そんな渡邉さんの姿勢には『町おこしには終わりがない』という、当たり前のようで忘れてはいけないメッセージが込められていたような気がします。

まとめ

富士宮やきそば学会の渡邉英彦さんが仕掛けた町おこしのポイントをまとめると、このようになります。

  • 「シンプルだけど、ちょっと違うもの」で町おこし
  • よく分からない怪しさを演出して興味を引く
  • 大きな力を自然な形で利用して話題性を作る
  • タイミングを逃さずに人を集めて、他の魅力も知ってもらう

こうして考えるとちょっと難しい部分もありますが、今回の渡邉さんの取り組みを見て思ったのが、何よりも渡邉さん自身が楽しそうだということでした。

渡邉さんも「遊び心を持って楽しもう それがスキルアップにつながる」とおっしゃっています。

「町おこし」というと『地域のため』という、いかにもな大義名分をイメージしがちです。

しかし、遊び心を持って楽しんで取り組み、地元が活性化して、さらに自分が楽しくなってくる。

渡邉さんがそう考えているかどうかは定かではありませんが、そんな自己中心的な考えで「町おこし」を始めてみるのも、意外と上手くいくきっかけになるのかもしれませんね。

⇒ カンブリア宮殿 出演者の記事一覧

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