村上太一(リブセンス)のビジネス論!カンブリア宮殿の感想

村上太一(リブセンス)のビジネス論!カンブリア宮殿の感想

今回はリブセンスの村上太一(むらかみ たいち)社長が出演した「カンブリア宮殿」の放送内容や感想を書いていきます。(2012年12月13日放送)

2012年10月に、史上最年少の25歳で東証一部に上場を果たした村上さんですが、今回はそのビジネス論に迫ってみたいと思います。

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村上太一の経歴

  • 1986年:東京都大田区生まれ
  • 2002年:早稲田大学高等学院入学
  • 2005年:早稲田大学政治経済学部入学
  • 7月:「ベンチャー起業家養成講座」のコンテストで優勝
  • 2006年2月:株式会社リブセンス設立(在学中)
  • 4月:「ジョブセンス」のサービス開始
  • 2011年12月:東証マザーズに株式上場
  • 2012年10月:東証一部に株式上場

村上さんが優勝したビジネスコンテストには、優勝の副賞として1年間無償でオフィスが使える権利がありました。

村上さんはその副賞の権利をゲットするために、まだ1年生ながら戦略的に講座を受けてプレゼンをし、狙って優勝を勝ち取っています。

あのいつもニコニコしている笑顔からは想像できませんが、かなりの戦略家努力家であるのが分かるエピソードですね。

ジョブセンスの仕組みとは?

ジョブセンスはアルバイトの求人サイトですが、その仕組みを簡単に解説すると、このようになります。

  • 企業側:求人情報掲載は無料、採用が決まれば広告費を支払う
  • バイトを探す側:採用が決まれば、ジョブセンスから採用祝い金が貰える
  • ジョブセンス:採用祝い金を支払うことで企業の採用を把握し、広告費の請求を行う

ジョブセンスがサービスを開始する前は、求人情報を掲載するだけでコストがかかってしまうのが、ネットの求人業界では当たり前でした。

しかし、ジョブセンスのビジネスモデルによって、企業側も採用コストを約半分に押さえられるという大きなメリットが生まれたのです。

バイトをする人にとっても、ジョブセンスから応募するだけで採用祝い金を貰えるメリットがありますので、村上さんが生み出したサービスは、まさに全ての人が幸せになる仕組みです。

また、この仕組みは村上さんが独自に考え出したもので、カンブリア宮殿の司会を務める村上龍さんも「海外の仕組みをそのまま持ってきていないのが素晴らしい」とおっしゃっていました。

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ジョブセンスのビジネスモデルはたまたま?

このジョブセンスのビジネスモデルを知ると「たまたま思いついただけでは?」と思う方も多いでしょう。

村上太一さんがこのビジネスモデルを生み出したのは、高校時代に自分でアルバイトを探していた中で不便に感じたことがきっかけなので、たしかにたまたま思いついただけかもしれません。

しかし、村上さんが凄いのは、それを実際に形にしたことです。

世の中で不便に感じることなど誰しも一つや二つあるはずですが、その不便を解消するために行動することができる方は、なかなかいません。

しかも、ジョブセンスも最初から順調だったわけではなく、始めのうちは企業からも「学生が考えそうな浅はかな考えだ」と否定されたこともあったそうですし、事業が黒字になったのは2年目になってからでした。

ですから、「何をしたか?」という結果よりも、「どのようにしてそのビジネスモデルを生み出し、どのようにして成功することができたのか?」という過程こそが、村上さんから学ぶべき部分であると言えるでしょう。

村上太一のモチベーション

また、村上さんの考え方でもう一つ参考にしたいのが「お金のためにやっていない」ということです。

もちろん企業としてやっていますので、利益を上げることは大切です。

それよりも「世の中の役に立つことをしたい」「自分の会社のサービスを文化にしたい」という想いが、村上さんにはあります。

現在は分かりませんが、カンブリア宮殿が放送された当時は、学生が住むようなワンルームマンションに住んで、冷蔵庫も置かずにご飯はコンビニで買って済ませていたようです。

部屋のテレビも地デジに対応していないため見ることはできず、自宅に帰ってきてからも、会社にいる時と同じように仕事をしていました。

「仕事以上の趣味がない」とも言っています。

村上さんの仕事への姿勢を見ていると世の中のためというのもありますが、「自分が楽しいから」というのが一番のモチベーションになっているように感じます。

このモチベーションの保ち方も、ぜひ参考にしておきたい部分ですね。

その後のリブセンス

その後のリブセンスは、それまで行っていた検索エンジン対策がグーグルのペナルティーを受けてしまったことで、ジョブセンスの検索順位が大幅に下がり、2015年には大きく利益も下げてしまいました。

しかし、先日発表した2016年12月期の決算によると、経常・営業利益ともに大幅な増益となっていました。

ジョブセンスは、まだ戦略の見直し等によって減収になっていましたが、「転職会議」など、他に運営しているサービスで大きく伸ばせたようです。

ジョブセンスが低迷していた時には、リブセンスや村上さんは批判されることもありましたが、きっとこれでまた注目される機会も増えていくでしょう。

しかし、結果で持ち上げられたり批判されたりすることはあっても、村上さんがそれまで誰も作らなかったサービスを作り上げ、そして多くの人たちの役に立ってきたのは変わらない事実です。

きっとカンブリア宮殿の放送から4年以上経った今でも、楽しんで仕事をしているのは、変わっていないでしょう。

ですから、やってきたことで結果が出るかどうかよりも、村上太一さんという方の生き方そのものが、ビジネスマンにとっては、今後も常に注目していくべき存在と言えるのではないでしょうか。

⇒ カンブリア宮殿 出演者の記事一覧

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