小暮真久(TABLE FOR TWO)のビジネスモデルについて!その存在意義とは?

小暮真久(TABLE FOR TWO)のビジネスモデルについて!その存在意義とは?

今回はNPO法人「TABLE FOR TWO」代表理事の小暮真久(こぐれ まさひと)さんがカンブリア宮殿に出演した時の放送内容や感想を書いていきます。(2017年2月2日放送)

NPO法人と言うと「よく分からない」という方も多いと思いますが、「TABLE FOR TWO」の活動内容や目的を知ることで、その疑問も解消されることでしょう。

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小暮真久が出演したカンブリア宮殿の放送内容

「TABLE FOR TWO」の活動内容や目的

小暮真久さんが代表を務める「TABLE FOR TWO」は2007年に設立されたNPOで、2010年には認定NPO法人の認定を受けています。

「TABLE FOR TWO」は支援を必要としている国や学校と、寄付金集めに協力してくれる企業やお店を探し、集めた寄付金で支援を行うのが、主な活動内容です。

具体的には、先進国(肥満)と発展途上国(飢餓)の食の不均衡の解消を目的としており、 お店やレストランでヘルシー料理を注文した時に追加で20円支払うと、それが途上国の学校給食1食分の寄付となります。

これまでアフリカのケニアを始めとして、世界7ヵ国の学校に給食を導入する支援を行ってきたようです。

番組では実際に寄付金集めに協力している企業として、無印料品が運営しているカフェ「Cafe & Meal MUJI」や、大手総合商社である伊藤忠商事の社員食堂が紹介されていました。

⇒ TABLE FOR TWOのホームページはこちら
⇒ TABLE FOR TWOのツイッターはこちら

小暮真久が「TABLE FOR TWO」を始めた理由

小暮真久(44歳)さんの経歴がこちらです。

  • 18歳:早稲田の理工学部で人工心臓を研究
  • 22歳:卒業後はオーストラリアの大学院に4年留学
  • 26歳:外資系コンサルタント会社マッキンゼーに就職
  • 32歳:松竹(経営企画室)に入社
  • 35歳:「TABLE FOR TWO」の事業化を任せられ、NPOを立ち上げる

小暮さんは松竹で働いていた時に仕事に悩み、それまでの自分の生き方を振り返ってみたことで、「誰かのためにビジネスで何ができるか」という一つの結論に達したそうです。

そして、2006年の「ヤング・グローバル・リーダーズ会議」で、マッキンゼーの元同僚などの日本人が「TABLE FOR TWO」を仕組みを発表した際、小暮さんは『世界の大きな問題も解けるかもしれない』と感銘を受けたのがきっかけで、その事業化を任せられ、NPOを立ち上げることになったのでした。

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「メタボ検診」が追い風に

「TABLE FOR TWO」の活動は始めから順調だったわけではありませんでした。

特にNPOという組織に対しての社会的な信用がなく、協力してくれる企業やお店を探すのに非常に苦労したようです。

しかし、粘り強く企業回りを続けていた中で、2008年に「メタボ検診」が義務化されたことで企業の健康への意識が上がり、一気に協力企業が増えました。

それによって、2007年は協力企業が8社で集めた寄付金が113万円だったのに対し、2015年には650社・1億3600万円まで伸びています。

「TABLE FOR TWO」の新しい取組み

お店やレストランで寄付金を募り、発展途上国の学校に給食を支援するのが主な目的で始まった「TABLE FOR TWO」でしたが、今では「TABLE FOR TWO」の中でも外でも、どんどん新しい取組みが広まっているようです。

  • 全国120ヶ所の大学の学食で「TABLE FOR TWO」が導入
  • ゴール数によって寄付金額が決まるフットサル大会
  • 飢餓を根本から解消することを目的とした「カロリーオフセットプログラム」
  • アメリカの貧困層に多い肥満児への支援(アメリカで集めた寄付金で活動)
  • ゴルフのスコア管理アプリによる、1バーディーで10円の寄付

小暮真久が出演したカンブリア宮殿の感想

「TABLE FOR TWO」の存在意義とは?

小暮さんは「NPOは利益を株主に還元しないだけで、やっていることは企業と変わらない」とおっしゃっていました。

NPOも事業として継続させるには利益を生む必要がありますし、働いている職員へ支払う給料も必要なのです。

ですから、寄付金によって職員への給料や団体の活動経費が賄われていることを知ると、「行政やボランティア団体に任せておけばいい」と思う方もいるはずです。(全てのNPOが寄付金だけで活動しているわけではありません)

しかし、これは「TABLE FOR TWO」に限ったことではありませんが、NPO法人には行政やボランティア団体では手の回らない社会支援を行っていることに存在意義があるのではないでしょうか?

もし「TABLE FOR TWO」が活動を行っていなかったら、僕たちは発展途上国の学校給食の実体を知ることはなかったでしょう。何かの寄付金で建設された学校を見ただけで満足していたに違いありません。

「TABLE FOR TWO」の今後の課題とは?

カンブリア宮殿の司会を務める村上龍さんが「100億円を目指してほしい」と言ったのに対して、小暮さんは「はい」と答えていました。

現在「TABLE FOR TWO」では年間1億3600万円の寄付金を集めているようですが(2015年の実績)、その70倍以上ということになります。

そのために「TABLE FOR TWO」に何が必要なのかと考えた時に、僕は『啓蒙活動』が最も必要なのではないかと思いました。

「TABLE FOR TWO」の活動内容はもちろんですが、NPOに対しての偏見や誤解を解くことが重要だと考えています。そういう心理的な壁がなくなれば、寄付金も協力企業もさらに集まりやすくなるでしょう。

ですから、そういった意味でも、今回のカンブリア宮殿の果たした役割は非常に大きかったと感じています。

今回の放送を観たことで、NPO法人に対しての意識が変わった方も多いと思いますからね。

まとめ

小暮真久さんが代表を務めるNPO法人「TABLE FOR TWO」は、先進国(肥満)と発展途上国(飢餓)の食の不均衡を解消するのが目的で活動しています。

これまで世界7ヵ国の学校給食を支援してきた他、今では様々な新しい事業も立ち上がってきています。

ただし、NPO法人は単なるボランティア団体ではないため、今後さらに活動を広げていくには、その活動内容への理解と合わせて、NPO法人という組織に対しての理解も必要になってくると考えられます。

ですから、僕たち寄付する側のスタンスとしても、「自分の代わりに活動している団体への、感謝の気持ちをこめた対価も支払っている」という意識を持つと、気持ち良く寄付ができるのではないでしょうか?

⇒ カンブリア宮殿 出演者の記事一覧

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