大相撲の番付の決め方!誰がどうやって決めているの?

大相撲の番付の決め方!誰がどうやって決めているの?

大相撲の本場所が終わると、相撲ファンにとっては来場所の番付が気になりますよね?

来場所の番付は発表されるまで時間が空きますが、番付の決め方を理解できると、応援している力士がどの辺まで上がるか、もしくは下がるかが大体分かるようになります。

今回は大相撲の番付の決め方について解説していきます。

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大相撲の番付は誰がどうやって決めているの?

大相撲の本場所が終わると、3日以内(通常は水曜日)に審判部長を議長とした番付編成会議が行われ、来場所の番付が決められます。

ただし、実際に番付が発表されるのは開催される2週間ほど前です(月曜日が多い)。

しかし、横綱・大関・新十両に昇進する力士の場合は、待遇が一気に変わって色々と準備が必要になるため、番付編成会議が行われたその日に発表されます。

ちなみに、よく見る達筆な番付表は、行司さんが書いています。

大相撲の番付の決め方

横綱

横綱に昇進する条件は「大関が2場所連続での優勝、もしくはそれに準ずる成績を挙げた時」とされています。
⇒ 大相撲で横綱になるには?歴代横綱の昇進時の成績から解説!

また、横綱が2人以上いる時は勝ち星の多い順番で「東 ⇒ 西 ⇒ 東 ⇒ 西」となります。
例えば、平成28年11月場所の横綱3名の成績がこちらです。

  • 日馬富士:11勝4敗
  • 鶴竜:14勝1敗
  • 白鵬:11勝4敗

そして、次の平成29年1月場所の番付は、このようになりました。

番付 西
鶴竜 横綱 日馬富士
白鵬 横綱

前の場所では日馬富士と白鵬は同じ成績でしたが、日馬富士のほうが上の番付だったので、次の場所も日馬富士が上に名前が載っています。

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大関

大関に昇進する条件は「三役で合計33勝以上の勝ち星」とされています。
⇒ 大相撲の大関昇進の条件について解説!なぜあの大関は昇進できたのか?

また、大関の中での番付順も、横綱と同じように勝ち星が多い順番です。
平成28年11月場所の大関4名の成績がこちらでした。

  • 豪栄道:9勝6敗
  • 稀勢の里:12勝3敗
  • 琴奨菊:5勝10敗
  • 照ノ富士:8勝7敗

そして、次の場所の番付はこのようになりました。

番付 西
稀勢の里 大関 豪栄道
照ノ富士 大関 琴奨菊

ちなみに横綱は一度上がると地位が保証されて大関以下に落ちることはありませんが、大関は「2場所連続で負け越すと関脇に陥落」というルールがあります。
⇒ 大関から陥落した力士のその後!復帰できたのは何人いるの?

三役(関脇・小結)になるには?

本来の三役は、大関・関脇・小結のことを言いますが、大関は昇進するのも大変な特別な地位であるため、現在は三役と言うと、関脇と小結だけを指す言い方になっています。

そして、大関とは違って関脇・小結に上がるための条件はありません。

小結で勝ち越せば関脇、前頭上位で勝ち越せば小結に上がれることが多いです。つまり番付の決め方では、前頭上位の延長に関脇・小結の番付があるイメージです。

また、関脇・小結は必ず毎場所2名置かなければいけないという決まりがあります。三役や前頭上位は横綱・大関陣と総当たりになり、勝ち越すだけでも大変なので、毎場所のように力士の名前が変わってしまうのが現状です。

ただし、昔は2名以上置いた場合もあったようですが、最近は2名以上になることはありません。(大関から陥落した関脇がいた場合を除く)

平成27年9月場所では、当時東小結だった栃ノ心が10勝5敗という素晴らしい成績を収めました。しかし、この場所で関脇だった栃煌山と妙義龍の2人がどちらも勝ち越したため、残念ながら次の11月場所でも栃ノ心は小結のままだったのです。

この時の栃ノ心はちょっと可哀想でしたね。

ただし、栃ノ心は前頭4枚目だった平成28年5月場所で10勝5敗の成績を収めた時は、三役で勝ち越したのは魁聖だけで、栃ノ心より上位にいる幕内上位陣も全員負け越したため、次の7月場所では一気に関脇に上がることができました。

番付は運悪く上がれない時もありますが、長く相撲を取り続けていれば、報われる時もあるというのが感じられた時でした。

幕内の番付の決め方

幕内の番付は取り組み内容なども考慮されますが、一つ勝ち越すと1枚番付を上げ、一つ負け越すと1枚番付を下げるのが基本です。

もちろん大きく勝ち越す力士がいれば、大きく負け越す力士もいますので、完全に予想を当てるのは困難ですが、このルールで計算して順番を並び替えると、来場所の番付は大体予想できます。

  • 関脇の持ち点を18として、小結が17点…前頭16枚目が0点
  • 西は-0.5点
  • 星一つ勝ち越しで1点
  • 星一つ負け越しで-1点

ちなみにこの計算で持ち点がマイナスになってしまえば、来場所は十両に陥落してしまうと予想されます。

十両の番付の決め方

十両の番付の決め方も基本的には幕内と同じような感じで、計算すれば大体の番付は予想ができます。持ち点がマイナスになってしまえば、来場所は幕下に陥落してしまうと予想されます。

ただし、幕内に昇進できるかどうかは、幕内力士の成績や他の十両力士の成績次第です。

平成10年9月場所では、東十両筆頭だった金開山が8勝7敗で勝ち越したにも関わらず、次の11月場所で幕内に昇進する事ができませんでした。

この時は十両に陥落したのが琴稲妻ただ一人で、幕内の空きが一つしかなく、西十両筆頭の大碇が9勝6敗という成績だったため、大碇のほうが評価された形となりました。

ただし、金開山は平成15年5月場所で東十両2枚目の番付で8勝7敗の成績となり、この場所では幕内に5人の空きができたため、次の7月場所では幕内に昇進できたということもありました。

幕内に昇進できるかは、三役の昇進と同じように運悪く上がれない時もありますが、長く続けていれば報われる時もあるということですね。

幕下以下の番付の決め方

幕下以下の場合は非常に力士の数が多く取り組みの数が少ないため、一つの星の差での番付の変動が非常に大きくなります。(幕下以下は15日間で7日間相撲を取ります)

大体一つ勝ち越すと10枚くらい番付を上げるとイメージして良いでしょう。序ノ口序二段三段目の一桁番付で勝ち越せば、上の位に上がることができることが多いです。

ただし、幕下から十両に上がるのは、十両から幕内に上がるのと同じように、十両にいくつ空きができるかどうかです。また、幕下の上位に上がるほど、一つの星の差での番付の変動も小さくなっていきます。

幕下以下の力士も、地元出身の若手力士が上がってくるのが楽しみになってきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

今回は大相撲の番付の決め方について解説してきました。幕内と十両は星一つで1枚、幕下以下は10枚ほど番付が変動します。

これを覚えておきながら取り組みの結果表を見ると、来場所の番付が大体分かってきますので、ぜひ予想してみてください。

また、場所中の後半は「あと◯番勝てば三役に上がれるかも!?」と、より応援のしがいがありますので、ぜひ来場所からはそういう視点でも相撲観戦を楽しんでみてくださいね。

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