『やり抜く力(GRIT)』を読んでみた感想

『やり抜く力(GRIT)』を読んでみた感想

今回は『やり抜く力(GRIT)』を読んだ感想を書いていこうと思います。

プロスポーツ選手や有名起業家など、何かの分野で成功している方を見ると「きっと才能があるんだろうな」と思ったことはないでしょうか?しかし、日本にも『継続は力なり』という”ことわざ”があるように、成功するには『才能よりも長年の努力が大事である』ということが、この本では教えられています。


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『やり抜く力(GRIT)』を読もうと思った理由

僕はこの”やり抜く力”が自分に欠けていると常々感じていました。

なぜなら、学生時代からのバイトも合わせるとこれまで20回以上転職を繰り返してきましたし、一つの仕事を3年以上続けたことがなかったからです(^^;)

ちなみに今の仕事は2年半ほど続いていて、今は辞めるつもりもありませんので、最近はだいぶマシになってきたかなと思っています。しかし、今の仕事の中でも作業単位で考えると、途中で嫌になって別のことがやりたくなってしまうことがよくあります。

だからこそ今回の『やり抜く力』というタイトルを見た時には「これだっ!!」と思い、読まずにはいられなかったのです。

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『やり抜く力(GRIT)』の概要

『やり抜く力(GRIT)』はソフトカバー本で、全部で374ページ、全13章(3部構成)になっています。

【PART1「やり抜く力」とは何か?なぜそれが重要なのか?】

  • 第1章 「やり抜く力」の秘密
  • 第2章 「才能」だけでは成功できない
  • 第3章 努力と才能の「達成の方程式」
  • 第4章 あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか?
  • 第5章 「やり抜く力」は伸ばせる

【PART2「やり抜く力」を内側から伸ばす】

  • 第6章 「興味」を結びつける
  • 第7章 成功する「練習」の法則
  • 第8章 「目的」を見出す
  • 第9章 この「希望」が背中を押す

【PART3「やり抜く力」を外側から伸ばす】

  • 第10章 「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法
  • 第11章 「課外活動」を絶対にすべし
  • 第12章 まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう
  • 第13章 最後に

著者のアンジェラ・ダックワース氏は米ペンシルベニア大学心理学教授で、2013年にはこの「やり抜く力」の研究でマッカーサー章を受賞しています。

⇒『やり抜く力(GRIT)』の詳細はこちら

また、アンジェラ氏のTEDトーク「成功のカギは、やり抜く力」は視聴回数が900万回を超えて、こちらも非常に人気になっているようです。6分ほどの動画ですが、この動画を見るだけでも「やり抜く力がどんなものなのか?」は大体分かると思います。

日本語の字幕も付いていますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

『やり抜く力(GRIT)』の感想

長年の疑問が解決した

僕は自分に”やり抜く力”が欠けていたからこそ、それが大事なのはなんとなく感じていました。もちろんプロのスポーツ選手を見ると今でも「才能があるんだろうな」と思ってしまうことはあります。

しかし、プロの舞台で活躍している選手たちは、僕たち一般人では想像もできないほどの過酷なトレーニングを行い、そしてそれを日々続けていることも知っていました。高校生の部活動でも、全国に出場する学校は全然違いますからね。

ですから、何かを成し遂げるには「才能よりも努力」と思っていました。それが今回の『やり抜く力』を読んだことで、「やっぱり間違っていなかったんだな」と思えたのでした。

冗長すぎる

長年の疑問が解決したので、僕はこの本を読んで満足はしています。しかし「読みやすい本ではなかった」というのが本音です。

「やり抜く力」というのは、ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けることだ

引用:『やり抜く力(GRIT)』P90

この答えが出てくるまでに90ページもかかっています。しかも、大事なこととして書かれているわけではなく、サラッと流すように、いきなりこの1文が出てきます。

3部構成のPART1が『「やり抜く力」とは何か?』となっているわりには、これはあまりにも分かりにくいですよね?

また、全体的に著者がインタビューしてきた相手の話や研究結果が書かれていますが、逆に言うと”それだけ”しか書かれていないという印象です。文章自体は海外の翻訳本にしては読みやすいなと思いましたが、まるで永遠に『例え話』を聞かされているような気分です。

なので、これは「やり抜く力を身に付けたい方」よりも、「やり抜く力を理解したい方」向けの本なのかもしれませんね。しいて言えば、この本を読み切ることで読書の『やり抜く力』は鍛えられるような気もします。

超難しい子育て本

PART3は「やり抜く力を外側から伸ばす」がテーマですが、内容としては”子育て”が中心になっています。誰でも子供時代はありましたし、身近なテーマですので、このPART3は1と2に比べると分かりやすくて読みやすいかもしれません。

しかし、だからと言って「子育てのために、この本をオススメできるか?」と聞かれると、ちょっと微妙ですね。もちろん得られるものはあるとは思いますが、子育てのためだけにわざわざこの本を読む必要はないでしょう。

他にも似たようなことを教えている本はあると思いますので、「やり抜く力」を子育てに取り入れるなら、そういう本を選んだほうが良いと思いますよ。

まとめ

「やり抜く力」というのは、つまり『ひとつの重要な目標に向かって、長年の努力を続けること』です。しかし、この本は成功者のインタビューと著者の研究結果がメインになっていますので、「やり抜く力を身に付けたい」という目的で読むのはオススメしません。

より深く理解したいのであれば、満足できる一冊になるかもしれませんね。

⇒『やり抜く力(GRIT)』はこちら

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