無断駐車の罰金に支払い義務はあるの?警察に通報されたら?

無断駐車の罰金に支払い義務はあるの?警察に通報されたら?

月極駐車場の看板には「罰金10万円」「警察に通報します」などの警告が書かれていることがよくあります。なので、悪気があって無断駐車をするつもりはないとしても、いざしてしまった場合はどうなるのかが気になりますよね?

そこで今回は無断駐車の罰金の支払い義務や、通報された場合はどうなるのかについて書いていきたいと思います。

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無断駐車の罰金は支払う必要はあるの?

無断駐車の罰金については、こちらのサイトで詳しく解説がされていました。

結論から述べます。あなたは、10万円を支払うのではなく、無断駐車によって駐車場の所有者に生じた損害を賠償しなければなりません。

~中略~

通常であれば、5分程度の駐車時間で10万円もの損害が生じる可能性は低いと思われますが、損害額がどの程度になるかは予想できませんし、場合によっては、金銭以外に刑事責任を問われる可能性もありますので、無断駐車は避けてください。

引用:http://www.hyogoben.or.jp/soudan/2012-0320.html

つまり、罰金と書かれていてもその金額を支払う義務はないものの、無断駐車によって所有者に与えてしまった損害額は支払う必要があるということです。なので「罰金は支払わなくてもいいんだな」とホッとしたかもしれませんね。

しかし、僕はこの弁護士さんの解説を読んで、無断駐車には非常に大きなリスクが潜んでいることに気付いてしまったのです。

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損害賠償は青天井

先ほどの弁護士さんの解説にもあるように「損害額がどの程度になるかは予想できません」ので、損害賠償を支払う事になったら、それが10万円以上になる可能性もあります。

例えば、あなたが軽い気持ちで無断駐車した場所が、近くの不動産会社のお客様用駐車スペースだったとしましょう。そして、あなたがそこに車を止めてしまったがために、その日契約に来るはずだった客が怒って来店せずにキャンセルになってしまいました。

もしこんなことが起こってしまったら、おそらく賠償額は数千万円以上になりますよね?

また、お金で解決できる問題ならまだマシかもしれません。

あなたが無断駐車した場所が、近くの病院に入院している患者の家族が借りている駐車スペースだったとします。そして、お見舞いに行った家族がそこに止めることができず、その間に患者の容体が急変して亡くなってしまったとしたら?

これはもうお金では解決できない問題ですよね。

もちろんこれらはかなり極端な例です。しかし、たとえ軽い気持ちで無断駐車をしてしまったとしても、相手に与えてしまう損害が予想できないことはお分かり頂けたかと思います。

ですから、最近あった裁判の判決のように、「200円で済むから大丈夫」とは決して思わないでくださいね。

無断駐車で通報されたら?

そして、無断駐車で通報された場合ですが、実際に通報した方やされた方の体験談などを読んでみると、基本的に「警察は私有地である限りは対応できない」ようです。

なぜなら、私有地の無断駐車は刑事事件ではなく民事だからです。

しかし、警察官も人間ですから全員が同じ対応をするわけではなく、中には「無断駐車をした人に注意をした」というケースもありました。ですから、誰も好き好んで警察官に怒られたいとは思わないはずなので、嫌なのであれば無断駐車はしないことですね。

また「警察は私有地である限りは対応できない」としても、無断駐車は場合によっては住居侵入罪業務妨害罪に該当する可能性もあります。実際、何かの事件の容疑者などを逮捕する場合には、最初は小さな罪で逮捕するというのはよくあることですからね。

ですから、これも極端な例ですが、あなたが無断駐車をした場所の近くで何か事件があった場合、あなたの車も不審車として扱われてしまう可能性もあるということです。そして、それが警察の思惑違いだったとしても、無断駐車によって逮捕されてしまうと会社をクビになってしまうかもしれません。

なので「私有地に無断駐車しても警察は出てこれない」なんて浅はかな考えも持たないようにしてくださいね。

まとめ

私有地に無断駐車をしても罰金の支払い義務はありませんし、通報されても警察が動く事は基本的にはないと考えられます。

また、私有地の所有者側にも無断駐車の対策には色々とリスクがありますので、最近はそこまで思い切ったことをしてくるケースはあまりないでしょう。
⇒ 私有地の無断駐車対策!裁判よりも簡単な方法とは?

しかし、たとえ軽い気持ちで悪気なく無断駐車をしたとしても、想像もしていなかった損害賠償を請求されたり、警察に逮捕されたりする可能性もゼロではありません。今後もし無断駐車をしたくなってしまったら、今回解説した無断駐車の裏に潜む大きなリスクを思い出してみてください。

もちろん僕も車を運転しますので、今回の事は忘れないようにしたいと思います。

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