太田章彦(写真家)の経歴!海士町でマルチワーカーになった理由とは?

太田章彦(写真家)の経歴!海士町でマルチワーカーになった理由とは?

11月22日23時からEテレで放送される「人生デザイン U-29」に島根県の離島・海士町でマルチワーカーとして働く写真家の太田章彦(おおた あきひこ)さんが出演します。

調べてみると、太田さんのマルチワーカーという働き方は秋田に住む僕にとっては非常に興味深いものでしたし、海士町の取り組みも秋田にとっては参考になるものが多いように感じました。

そして中でも『マイナスをプラスに変える発想』というのが、太田さんの生き方と海士町の取り組みを通して感じられましたので、今回はその辺についてまとめて紹介していきたいと思います。

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太田章彦(写真家)の経歴

  • 1989年:島根県松江市出身(27歳)
  • 2010年:ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業
  • 2013年:島根県隠岐郡海士町に移住

太田さんは写真家として個人でホームページも作っていましたが、これまで何度も個展やグループ展なども開いてきたようですね。
⇒ 太田さんのホームページはこちら

また、Twitterもやっていましたが、こちらではつぶやきの多さの割には写真は少な目という感じです。
⇒ 太田さんのTwitterはこちら

「自称・島根の天才」だそうです!いいキャラしてそうですね^^;

さらにインスタグラムもやっていましたが、こちらもまだ投稿は少な目でした。
⇒ 太田さんのインスタグラムはこちら

まだ今年の7月に始めたばかりのようで、ちょっと使い方に苦労しているみたいですね^^;

海士町ってどんな町なの?

本州からフェリーで3時間

海士町(あまちょう)は島根半島の北に位置する隠岐諸島の中ノ島が主島になっています。

本州からの交通手段としては島根県の七類・境港からフェリーで3時間ほど。もしくは、海士町に東に位置する隠岐の島には空港がありますので、そちらまで飛行機で行ってからフェリーに乗りかえるルートもあります。

気候は真冬でも平均気温が5℃前後なので、秋田県よりは温暖ですが、雪が積もることもあるようですよ。

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財政再建団体一歩手前からのV字回復

海士町は離島ということもあって人口減少と高齢化が進み、ピーク時は7000人いた人口も、近年は2400人ほどになっています。そして、町の財政状況も非常に厳しく、2008年には財政再建団体に転落するというシミュレーションも出ていたそうです。

人口減少や高齢化、そして財政状況が厳しいというのも、秋田県民である僕にとっては他人ごとではありません。

しかし、2002年から町長となった山内道雄さんが自らの給料を削り、町の職員もそれに続いたことで、人件費を2億円削減することに成功。また、移住者の起業を町がサポートするという取り組みが功を奏し、20~30代の人口が7年間で70人も増加。

さらには、島内にある隠岐島前高校も統廃合寸前だった中で「島留学」という募集が県外からの優秀な学生に大人気となり、統合されるどころか2012年にはクラスを増やすほどになりました。

そして、今ではテレビや雑誌など数々のメディアにも取り上げられ、「元気な自治体」の一つとして注目を集めています。だからこそ、この海士町の取り組みや成功例というのは、秋田県民にとっては非常に参考になると思いました。

もちろん地域自治に関わっている職員の方ならこういう事例は知っている方も多いでしょう。

しかし、僕のような自治体の職員ではない県民が海士町のような事例があることを知れば、未来に希望が持てます。そして、その上で「個人でもできること」を考えてみることが本来必要なのではないでしょうか。

太田章彦がマルチワーカーとして移住した理由

今回「人生デザイン」に出演する太田章彦さんは、専門学校卒業後に祖父母の暮す島根県浜田市弥栄町で限界集落をテーマに写真家として活動をしていました。

しかし、その地域で暮らしていくことに対して意識が持てずに、海士町に住んでいた知り合いに相談している中で海士町に興味を持ち、島での生活が描けるようになって移住を決めたようです。

そして、太田さんが行っているマルチワーカーという働き方は「仕事を掛け持ちしたフリーター」ではありません。おそらく実際のマルチワーカーにはそういう意味もあるとは思いますが、今回の太田さんの場合は違います。

太田さんは今、海士町観光協会の職員として、春は岩牡蠣の生産現場、夏は観光で忙しくなるホテル、秋はイカなどの海産物の冷凍処理、冬はナマコの出荷というように、季節によって人手が足りない現場へ行って働いています。

つまり、ニーズに合わせて必要とされる現場で働くことが、太田さんが選んだマルチワーカーという働き方です。

ですから、今でこそマルチワーカーという言葉が生まれていますが、こういう働き方は実は昔からそれなりに一般的だったのではないでしょうか?

特に秋田では農家が多いですから、春~秋にかけては農業を、冬場は東京などに出稼ぎに行く方も非常に多くいましたが、これも今で言うマルチワーカーと呼べるでしょう。

ちなみに秋田県内では、近年出稼ぎに行く方はずいぶんと減りました。冬場でも自治体の除雪作業など県内での仕事場が増えたり、夏場とは別の作物をハウスで作っている農家さんも多くなってきています。

マイナスをプラスに変える発想

おそらく季節ごとに職場を変えるという働き方は、現実的には「仕方が無く」行っている方が多いと思います。

しかし、太田さんは元々写真家として活動していたこともあって、今の働き方の中でも仕事をしながら写真を撮ることができるので、マルチワーカーという働き方を楽しんでいるようです。

もちろん太田さんには写真があったからこそ楽しめているというのもありますが、僕は太田さんの『マイナスをプラスに変える発想』が凄いなと思ったのです。

職場が変われば人間関係も変わってしまいますので、そういうのをなんとなく面倒に感じてしまう方は多いのではないでしょうか?たぶん僕もそう思ってしまいます^^;

しかし、太田さんはそれを「人脈を作りやすい」と捉えており、これが僕が凄いなと思った『マイナスをプラスに変える発想』です。

またこの発想の仕方は太田さんだけでなく、海士町の取り組みの中でも見られました。

例えば、先にもお伝えした島前高校の「島留学」では、学生が少ないからこそ少人数指導や個別指導も可能になりますし、都会のような遊べる場が無いからこそ学業にも集中できます。

しかし、遊べる場が全く無いかと言えばそんなことはなく、豊かな自然の中では都会では経験できないようなことも体験できますし、結びつきの強い地域社会の中では人間形成にも良い影響を与えます。

なので、僕もぜひこういう発想ができる人間になりたいなと思いましたし、こういう発想ができればどんな場所に住んでいても、精神的に豊かで楽しく暮らせるようになるはずです。

ちなみに『マイナスをプラスに変える発想』ができるようになるには、まず物事のデメリットとメリットの両面を見据えて、「デメリットがあるけど、メリットがある」と考える癖をつけることが一つのカギになるのではないかなと思います。

  • 人脈は作りやすいけど、人間関係が変わるのが面倒 ⇒ 人間関係が変わるのは面倒だけど、人脈は作りやすい
  • 勉強には集中できるけど、遊べるような場所が無い ⇒ 遊べるような場所は無いけど、勉強には集中できる

いかがでしょうか?同じ事を伝えているのに、伝わってくるイメージが全く変わりますよね?

ですので、もしあなたも前向きに生きられるようになりたいと思うなら、今回の太田さんが出演する「人生デザイン」と合わせて、今後はぜひこの発想方法も参考にしてみて下さいね。

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