原因・要因・理由の意味の違いは?自然な使い方を詳細解説

原因・要因・理由の意味の違いは?使い方を分かりやすく解説!

「原因」と「要因」と「理由」は、違いが分かりにくいですよね。言葉を入れ替えても意味が通じることはありますが、なんとなく違和感を感じることもあるでしょう。

今回は原因・要因・理由の違いを解説した上で、自然な使い方をご紹介します。

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原因・要因・理由の違い

「原因・要因・理由」の意味を調べると、それぞれこのように解説されています。

【原因】
ある物事や、ある状態・変化を引き起こすもとになること。また、その事柄。

【要因】
物事がそうなった主要な原因。

【理由】
物事がそうなった、また物事をそのように判断した根拠。わけ。子細 (しさい) 。事情。

出典:goo国語辞書

いかがでしょうか?

やはりちょっと分かりにくいですよね。

そこで次からは、それぞれの言葉を比較して解説していきます。

原因と要因の違い

たとえば、体重が増えてしまった原因が、「運動不足、暴飲暴食、不規則な生活」の3つあったとします。その中で特に「運動不足」が大きな原因であれば、太った要因は「運動不足」となります。

つまり、いくつか原因がある中で、そうなってしまった『大きな原因=要因』です。

ただし、要因は原因の中の一つだけとは限りません。もし「運動不足」と「暴飲暴食」が大きな原因であれば、要因はその二つということになります。

原因と理由の違い

  • 太ってしまった原因は運動不足
  • 太ってしまった理由は運動不足

どちらも間違いではありませんが、厳密には1番が正しい使い方です。『原因』は結果に対して「なぜか?」を返す場合に使います。

対して、誰かが何かをすることに対して「なぜか?」を返すのが『理由』です。

  • ダイエットをする原因は太ったから
  • ダイエットをする理由は太ったから

ですから、この2つの場合は、2番が正しい使い方になります。

要因と理由の違い

要因と理由の違いは、原因と理由の違いとほぼ一緒です。なぜなら、先ほどもお伝えしたように『大きな原因=要因』だからです。

ですから『要因』も、結果に対して「なぜか?」を返します。

「太ってしまった要因は運動不足」というのは、正しい使い方です。しかし、「ダイエットをする要因は太ったから」とは言いません。

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原因・要因・理由の自然な使い方

いかがでしょうか?

おそらく、まだちょっと分かりにくいところがあると思います。

そこで次からは、辞書で調べた意味は気にせずに、「実際にはどう使われているか?」を解説していきます。

原因の使い方

『原因』は、何かマイナスな印象を与えることが起こった場合に使われるのが、一般的です。

例えば「ダイエットが失敗した原因」というのは自然ですが、「ダイエットが成功した原因」とは言いませんよね。「試合に負けた原因」も自然な使い方ですが、「試合に勝った原因」とは言いません。

このように何かが上手くいかなかった場合や、事件や事故などの、よくないことが起こった場合には『原因』が適切です。

要因の使い方

『要因』を日常会話で使うことは、あまりないでしょう。会議の報告や、レポートを書く時など、ちょっと堅苦しい場面で使われている言葉です。

例えば「弊社の株価下落の要因として~が考えられます」のような感じですね。

ただし、要因は原因とは違って、プラスの印象を与える場面でも使われています。「弊社の株価上昇の要因として~が考えられます」という使い方でもOKです。

理由の使い方

「理由」はどんな場面で使っても大丈夫です。

  • 太ってしまった原因は運動不足
  • 太ってしまった理由は運動不足

先ほどは1番が正しい使い方とお伝えしましたが、2番の使い方も特に違和感を感じませんよね?

他にも「試合に負けた理由」「試合に勝った理由」「ダイエットが失敗した理由」「ダイエットが成功した理由」。このように『理由』は良いことにも悪いことにも使えます。

悩んだ時には、とりあえず『理由』を使っておきましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は「原因・要因・理由」の違いと、自然な使い方について解説してきました。

  • 原因:マイナスの印象を与える時だけ使う
  • 要因:特に大きな原因。堅苦しい場面で使う。プラスの印象を与える時でもOK
  • 理由:どんな場面でも使える

このポイントさえ押さえておけば、迷わず使えるようになりますので、今回の内容を参考にしてみてくださいね。

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