台風と爆弾低気圧の違いについて!変わっても安心できない理由とは?

台風と爆弾低気圧の違いについて!変わっても安心できない理由とは?

台風は夏・秋に多く、爆弾低気圧は冬・春に多いイメージがありますが、その違いはよく分からないですよね?ちなみに季節によって呼び方が変わっているわけではありません。

今回は台風と爆弾低気圧の違いについて解説していきます。

スポンサードリンク

台風と爆弾低気圧の違い

台風とは?

台風は中心の最大風速が秒速17.2m以上に発達した熱帯低気圧の事で、熱帯低気圧は熱帯・亜熱帯地方の海の上で発生した低気圧です。

熱帯地方は温度が高いため海から大量の水蒸気が上昇しており、それが渦を巻いてできた低気圧が熱帯低気圧となって、発達すると台風になります。

ちなみに統計を確認すると、台風は11月~4月の寒い時期や冬にも発生したことがあるようです。

「熱帯低気圧に変わりました」ってどういう意味?

天気予報では「台風が熱帯低気圧に変わりました」と言われることがありますよね。

台風は中心の最大風速が秒速17.2m以上に発達した熱帯低気圧のことなので、17.2m未満になれば熱帯低気圧に変わったとなります。

ただし、台風から変わった熱帯低気圧が、まだ熱帯地方に停滞して発達すれば、再び台風に変わる事もありますので気を付けましょう。

スポンサードリンク

「温帯低気圧に変わりました」ってどういう意味?

熱帯低気圧ではなく「温帯低気圧に変わりました」と言われることもありますよね。この場合は台風の構造が暖気だけの熱帯低気圧のものではなく、北上するにつれて寒気も交わって温帯低気圧の構造に変化したパターンです。

つまり温帯低気圧に変わったとしても、雨・風が弱くなったとは限りません。温帯低気圧特有の前線を伴って広範囲にわたって雨・風が強まることがあります。

「温帯低気圧に変わりました」と言われると「良かった」と安心する方は多いと思いますが、それだけで勢力が弱まったと判断するのは早過ぎます。

特に予報士の方が「引き続き警戒してください」と言った場合には、まだ台風並みの勢力を維持している事がありますので、気を抜かずに注意していきましょう。

爆弾低気圧とは?

台風が熱帯低気圧であるのに対して、爆弾低気圧は温帯低気圧です。

ただし、爆弾低気圧は正式な気象用語ではなく俗語なので、気象庁では『急速に発達した低気圧』、NHKでは『猛烈に発達した低気圧』と呼ばれています。「爆弾低気圧じゃないから大丈夫」と安心しないよう気を付けてください。

そして、爆弾低気圧は24時間以内に中心気圧が24ヘクトパスカル以上低くなった場合で、これが急速に・猛烈に発達した低気圧と表現される理由です。爆弾低気圧と呼ぶ割には中心気圧が低く感じないこともありますが、急速に中心気圧が下がった場合は、周りとの気圧差が大きくなって雨・風が強くなる傾向があるのです。

また、爆弾低気圧は日本付近では10月~3月に発生することが多いですが、『台風⇒温帯低気圧⇒爆弾低気圧』と変わっていくこともありますので、年間を通して発生する可能性があることを覚えておきましょう。

まとめ

台風と爆弾低気圧の違いは、このようになります。

  • 台風 ⇒ 中心の最大風速が秒速17.2m以上の熱帯低気圧
  • 爆弾低気圧 ⇒ 24時間以内に中心気圧が24hPa以上低くなった温帯低気圧

日本では主に温かい夏場は台風、寒い冬場は爆弾低気圧が発生・接近しやすく、台風が爆弾低気圧に変わることもありますので、年間を通して気を付けましょう。

スポンサードリンク

関連記事(一部広告含む)

サブコンテンツ

このページの先頭へ