新暦と旧暦の違いやズレについて!閏年や閏秒との関係とは?

新暦と旧暦の違いやズレについて!閏年や閏秒との関係とは?

日本には様々な風習や行事がありますが、旧暦に合わせて行われるものも多いですよね?しかし、今の暦を新暦として、旧暦とはどのように違うのかは謎が多いと思います。

今回は新暦と旧暦の違いやズレなどについて解説していきます。

スポンサードリンク

暦の種類と仕組み

日本の旧暦

国ごとに採用している暦は違いますが、日本で旧暦と言えば太陰太陽暦です。『太陰太陽暦』は月の満ち欠けの周期の太陰暦を基にしながらも、閏月を挿入して実際の季節とのズレを補正した暦で、日本では古代から使われていました。

しかし、分かっているだけでも、飛鳥時代に中国から伝えられてから「元嘉暦・儀鳳暦・大衍暦・五紀暦・宣明暦・貞享暦・宝暦暦・寛政暦・天保暦」と何度も改暦が行われており、日本では最後の太陰太陽暦となった天保暦を旧暦とするのが一般的です。

天保暦は天保15年(1844年)1月1日に寛政暦から改暦された暦で、1か月が29日、または30日で、1年間は354日しかありませんでした。そして、そのままだと季節とのズレが生じてしまうため、約3年に1回閏月(うるうづき)を入れて1年間が13か月になる年を設定し、そのズレを解消していました。

ただし、現在カレンダーに記載されている旧暦は、現代の天文学で算出されている太陰太陽暦なので、厳密には天保暦とは異なるようです。

日本の新暦

現在日本で採用されている新暦は、太陽暦の一種であるグレゴリオ暦であり、これは世界各国で採用されている暦です。

日本では明治5年(1872年)に採用され、天保暦で明治5年12月2日であった日の翌日を、明治6年1月1日としました。いきなり12月3日が1月1日になるなんて、当時の方はさぞ驚いて戸惑ったことでしょうね。

太陽暦は地球が太陽の周りを回る周期を基にしている暦ですが、ご存知のように1年間は365日、4年に一度の閏年は366日となります。

しかしこの閏年、実は完全に4年に一度あるわけではなく400年間に97回で、2100年は閏年にならない予定です。

ちなみに、閏年と夏のオリンピック開催年は一緒ですが、さすがにオリンピックは閏年の無い2100年も開催されるでしょうね。

スポンサードリンク

旧暦と新暦の違いやズレ変換するには?

日本では旧暦の1872年12月3日が新暦の1873年1月1日になりましたが、単純に「ズレた分の日数を引けば旧暦になるのか?」と言えばそんなことはありません。2015年の中秋の名月は9月27日(旧暦8月15日)なので、新暦を導入した時よりも日数の差が広がっていますよね。

旧暦と新暦のズレは、単純に何日足せば良いとか、引けば良いといった単純な計算では算出できません。しかし、今は非常に便利な世の中で、自動で計算してくれる便利なサイトあります。
⇒ 新暦・旧暦変換

カレンダーを調べるのも面倒な方は参考にしてみてください。

今後の暦はどうなる?

旧暦の太陰太陽暦では約3年に一度、1か月を足して調整していた暦が、新暦の陽暦では約4年に一度、1日足すだけで調整できるようになったのは、非常に生活がしやすくなったと思います。

太陰太陽暦では毎年11日ずつズレて3年に一度リセットするので、農家の方などは特に大変ですからね。

それを数百年以上も前の方が考え出したことも驚きですが、日本では太陽暦が導入されてからまだ140年ほどです。

なので、今後また暦が変わる可能性もあるかもしれませんね。

ちなみに最近は閏秒が入る時がありますが、これは暦とは全く関係がありません。閏秒は、時間の計算方法と地球の自転のスピードが合わなくなってきており、それを調整するために協定世界時(UTC)によって行われています。

また、日本の文化となっている旧暦の行事の数々ですが、2033年には冬至と秋分の条件を満たすことができない「2033年問題」があり、これは天保暦導入以降、初めて起こる事態のようです。

こういうのを知ると、月も太陽も自然も、単純な仕組みではないことを思い知らされますが、それを解明しようとする現代の科学力の凄さにも気付かされますね。

スポンサードリンク

関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ