最近「想い」が多いと思いませんか?違いや使い分け方は?

181.最近「想い」が多いと思いませんか?違いや使い分け方は?

「おもい・おもう」と書く際、学校では「思い・思う」と習いましたよね。

しかし、最近は「想い・想う」と書かれている文章を見る事が多いように思います。

そこで今回は思い”と”想い”の違いや使い分けについて考えてみようと思います。

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”思い・思う”は常用漢字

調べてみると、「思い・思う」は常用漢字になっていますが、
「想い・想う」は常用漢字にはなっていません。

だから、学校では使い方を「想い・想う」という使い方を教わりませんでしたし、
基本的に新聞では見かけないのでしょう。

しかし、「想い・想う」というのも、意味としてはほぼ一緒なので、
使うこと自体が間違いなわけではないようです。

”思い”と”想い”の違いと使い分け

全ての”思い”を”想い”と書くと変?

ただし、全ての「思い・思う」を「想い・想う」と書くのはオススメできません。

たとえば、今回の記事の冒頭の文章を、「想い」に変えるとこのようになります。

しかし、最近は「想い・想う」と書かれている文章を見る事が多いように想います。

そこで今回は”思い”と”想い”の違いや使い分けについて考えてみようと想います。

いかがでしょうか?
なんとなく読みづらいように感じませんか?

なので、基本的には「思い・思う」を使っておくほうが無難です。

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”想い”は感情的?

どちらかと言えば、”想い”という字を使うのは、
自分の感情をより強く伝えたい時が適しているように感じます。

だからこそ、今回の冒頭の文章のような場合で「想います」と書かれているのは、
なんとなく変に感じてしまうのでしょう。

なので、「思い・思う」は理論的・感情的な場面、どちらでも使えますが、
「想い・想う」は理論的な場面ではなく、感情的な場面で使うのがオススメです。

”想い”は主語で使うと良い?

また「想い・想う」は述語よりも、主語で使うほうが適しています。

たとえば、「わたしの”おもい”はあなたに届いたと”おもい”ます」
という文章であれば、「僕の思いはあなたに届いたと想います」よりも、
「僕の想いはあなたに届いたと思います」のほうが、しっくりきますよね?

このケースでは、最初の”おもい”は自分の感情的な気持ちで、
最後の”おもい”は単なる自分の考えなので、
最初は”想い”で、最後は”思い”のほうが自然に感じるのです。

もちろん「僕の思いはあなたに届いたと思います」でも構いませんが、
”想い”と書いた方が、より強い気持ちを伝えられることでしょう。

”想い”を述語で使うなら?

このように、述語の「おもいます」という部分では、
なかなか自分の感情を込められる文章が少ないので、
「思います」と書いていたほうが無難です。

もし”想い”を述語で使うのであれば、
「秋田を離れて丸10年。しかし、今も毎日秋田を想っています。」や、
「あなたと初めて会ったあの日から、いつもあなたを想っています。」のように、
懐かしんだり、恋い焦がれる様子を言葉に出さずに伝える時が、
強い気持ちが込められていて、良い表現ではないかなと思います。

”想い”を使うなら、ここぞという時に!

このように「思い・思う」と「想い・想う」には、明確な違いはないため、
どちらを使っても決して間違いになるわけではありません。

しかし「思い・思う」は常用漢字ですが、「想い・想う」は常用漢字ではないため、
使い方に迷った際には、「思い・思う」を使っておくのが無難です。

そして、「想い・想う」は「強い想い」「アツい想い」「長年の想い」のように、
強い感情を表す時の主語で使うのが良いでしょう。

ただし、「想い・想う」を使い過ぎると、読みづらい印象を与えてしまいますので、
「想い・想う」はここぞという時に使ってみることをオススメします。

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