今回は『WordPressのプラグイン』について解説していきます。
「プラグインってそもそも何?」
「このプラグインは使ったほうがいいのかな?」
こんな疑問を持っている方も多いと思います。
しかし、プラグインは非常に便利ですが、何でもかんでも使ったら良いわけではありません。
この記事ではWordPressプラグインのデメリットもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
動画でも解説しています。
WordPressのプラグインとは?
WordPressのプラグインは、WordPressに機能を追加できるプログラムです。
プラグインは数万以上あると言われており、WordPressの管理画面内からインストールして使います。
お問い合わせフォームを設置したり、セキュリティ対策を行ったりなど、WordPressを利用する上でプラグインは欠かせない仕組みです。
本来は難しい専門知識が必要な機能も、プラグインのおかげで簡単に利用することができます。
WordPressプラグインの使い方
WordPressプラグインの使い方で抑えておくべきは、こちらの4点です。
- プラグインの探し方
- インストール・有効化
- 設定
- 更新
- 無効化・削除
次から詳しく解説していきます。
プラグインの探し方
WordPressのプラグインは「WordPress プラグイン おすすめ」などで検索して探すのが基本です。
「お問合せフォーム プラグイン」のように「機能 + プラグイン」で検索すると、欲しい機能のプラグインが見つかることもあります。
ただし、後ほど詳しくお伝えしますが、プラグインにはデメリットもありますので、使うのは本当に必要なプラグインだけにしましょう。
当ブログでもプラグインは必要最小限にしていますが、こちらで全て紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
インストール・有効化
WordPressのプラグインを利用するにはインストールと有効化を行う必要があります。
- 『プラグイン』をクリック
- 『新規追加』をクリック
- 検索窓にプラグインの名称を入力
- 『今すぐインストール』をクリック
なお、似ている名前のプラグインがあったり、目的のプラグインが一番上に出てこなかったりすることがあります。
間違えて別のプラグインを入れてしまわないように気を付けてください。
- 『有効化』をクリック
これでプラグインのインストール・有効化は完了です。
どのプラグインを使う場合も手順は同じなので覚えておきましょう。
設定
プラグインを有効化したら、続いて設定を行っていきます。
設定を行う箇所は、各プラグインによって異なります。
- 設定不要のプラグイン:例)Aurora Heatmap
- 個別メニューが表示されるプラグイン:例)Contact Form 7
- 設定メニュー内に表示されるプラグイン:例)Edit Author Slug
なお、プラグインの設定方法は各プラグインによって全く異なりますので、「プラグイン名 使い方」で検索して調べてみましょう。
更新
WordPressを利用していると、定期的にプラグインの更新が必要になります。
プラグインの更新が必要になった時には、管理画面上に案内が出てきます。
プラグインの更新方法は、チェックを入れて『プラグインを更新』をクリックだけです。
プラグインは古いバージョンのまま使い続けると、エラーが起こってしまう可能性があるため、なるべく常に最新版を使ってください。
ただし、まれにプラグインの更新でエラーが起こることもありますので、プラグインを更新する際は一つずつ行うようにしましょう。
無効化・削除
不要になったプラグインは無効化して削除しましょう。
まず、不要なプラグインの『無効化』をクリックします。
プラグインを停止すると『削除』リンクが表示されるので、こちらをクリックします。
これでプラグインの無効化・削除は完了です。
WordPressプラグインのデメリット
WordPressのプラグインには大きく分けて2つのデメリットがあります
- 表示スピードや動作が遅くなる
- エラーが起こる場合がある
そのため、プラグインはなるべく少ないほうが良いということを覚えておいてください。
表示スピードや動作が遅くなる
WordPressにプラグインを入れると表示スピードや動作が遅くなる理由は、2つあります。
まず一つ目が容量を使うからです。
プラグインごとにファイルがWordPressの中に取り込むため、プラグインを入れれば入れるほど容量が圧迫されます。
二つ目の理由は、プラグインが作動することでサーバーに負荷がかかるためです。
プラグインが増えるほど同時に作動するも増えますので、その分サーバーにも負荷がかかります。
容量も負荷も増えるほど表示スピードや動作が遅くなりますので、プラグインはなるべく少ないほうがその影響も小さくなります。
なお、ブログの表示スピードはGoogleの評価基準の一つにもなっています。
プラグインが多すぎると検索順位にも影響を与える可能性があるため気を付けましょう。
エラーが起こる場合がある
プラグインによってエラーが起こったときは、この4つのいずれかが原因です。
- プラグイン同士の相性が悪い
- プラグインとテーマの相性が悪い
- プラグインとWordPress本体の相性が悪い
- プラグインとPHPのバージョンの相性が悪い
例えば、片方が最新バージョンなのに、もう片方がその最新版に対応できずにエラーが起こるのはよくあることです。
ですから、エラーリスクを軽減するためにも、プラグインはなるべく少ないほうが無難です。
WordPressプラグインのエラーについて
エラーが起きやすいタイミング
WordPressのプラグインがエラーを起こすのは、この4つのタイミングが多いです。
- プラグインを更新したとき
- WordPressテーマを更新したとき
- WordPressのバージョンを更新したとき
- PHPをバージョンアップしたとき
プラグインは同時に複数更新することができますが、同時に更新してしまうとエラーが起こったっときに、どのプラグインが原因なのか分からなくなってしまいます。
ですから、先ほどもお伝えしたように、プラグインの更新は一つずつ行いましょう。
エラーが起こった時の対処法
プラグインを一つずつ更新していれば、エラーが起こっても、どのプラグインが原因かすぐに分かります。
プラグイン以外を更新・バージョンアップしたときにエラーが起こった時は、面倒ですがプラグインを一つずつ無効化してみてください。
順番に無効化していけば、エラーが解消されたときにそのプラグインが原因だったと、すぐに分かります。
エラーを起こしたプラグインは無効化・削除し、しばらくは利用を控えましょう。
同じような機能のプラグインは他にもあると思いますので、エラーをきっかけに他のプラグインの利用を検討してみても良いでしょう。
まとめ
今回は『WordPressのプラグイン』について解説してきました。
- プラグインとは?:WordPressに機能を追加できるプログラム
- プラグインの使い方
- 検索して探す
- インストール・有効化
- 有効化後に設定(設定不要のプラグインもある)
- 更新案内が出たらその都度更新(一つずつ行う)
- 不要になったら無効化・削除
- プラグインのデメリット
- 表示スピードが遅くなる
- エラーが起こる場合がある
- エラーが起きたときの対処法
- エラーを起こしたプラグインの特定
- エラーの原因となったプラグインの削除
プラグインはWordPressに欠かせない仕組みですが、デメリットもあるため、なるべく少ないほうが無難です。