8月25日は即席ラーメン記念日!チキンラーメンは贅沢品だった?

130.8月25日は即席ラーメン記念日!チキンラーメンは贅沢品だった?

8月25日は1958年のこの日に、
日清食品が世界初の即席ラーメンであるチキンラーメンを発売したことから、
即席ラーメン記念日””チキンラーメン誕生の日”になっています。

僕も学生時代や一人暮らしの時代にはかなりお世話になったことがありましたが、
実はこのチキンラーメン、発売当初は贅沢品だったのをご存知でしょうか?

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チキンラーメンの誕生秘話

チキンラーメンの生みの親は日清食品の創業者であるの安藤百福さんです。

安藤さんは、終戦直後の寒い季節にラーメン屋台に並ぶ行列を見て、
「もっと手軽にラーメンを」と開発に取り掛かったそうです。

試行錯誤を経て少しずつ開発は前進していきましたが、
長期保存が可能なように麺を乾燥させる方法と、
熱湯で素早く戻せるようにする方法が最大の難関でした。

しかしある日、安藤さんの奥さんが台所で天ぷらを揚げている所を見て、
「これだ!」と麺を油の熱で乾燥させる瞬間油熱乾燥法を発見します。

こうして誕生したチキンラーメンですが、この瞬間油熱乾燥法は、
現在もインスタントラーメンを作るための基本的な製造技術として受継がれています。

発売当初のチキンラーメンは35円

現在のチキンラーメンは105円

現在のチキンラーメンの希望小売価格は105円(税別)となっていますので、
発売当初の35円と比較すると、ちょうど3倍になっています。

「けっこう高くなったな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それも57年前の事なので、現在とは当然物価も異なります。

大卒者の初任給は13,467円だった

厚生労働省の調査による平成26年の大卒者の平均初任給は200,400円だったそうです。

そして、この給料でチキンラーメンは約1908個購入することができます。

また、チキンラーメン発売当初の昭和33年の大卒者の初任給は13,467円で、
この給料では約384個購入することができます。

つまり、大卒者の初任給で比較すると、発売当初のチキンラーメンは、
現在の約5倍の価格であったということが言えます。

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国鉄の初乗りは10円だった

現在のJRの初乗りは140円なので、チキンラーメンの105円と比較すると、
3/4の価格ということになります。

そして当時は国鉄が10円で、チキンラーメンが35円なので、
3.5倍だったということになります。

つまり、国鉄(JR)の価格と比較した場合では、発売当初のチキンラーメンは、
現在の約4.6倍の価格であったということが言えます。

銭湯の入浴料は16円だった

現在の東京都の銭湯の入浴料は460円であるそうなので、
チキンラーメンの105円と比較すると、約1/4の価格ということになります。

そして、当時は16円で、チキンラーメンが35円なので、
約2倍だったということになります。

つまり、先頭の入浴料と比較した場合では、発売当初のチキンラーメンは、
現在の約8倍の価格であったということが言えます。

当時のチキンラーメンの価格を現在の価値に換算すると…

今回は比較対象が3つだけとなりましたが、発売当初のチキンラーメンは、
現在の4.4~8倍くらいの価格であったということになります。

つまり、462~840円くらいであったということです。

これはもはや普通にお店でラーメンが食べられる価格なので、
家で食べるものとしては、ちょっとした贅沢品の部類に入ると言えるでしょう。

ちなみに、ざっくりネットで調べてみると、
昭和30年代はラーメンが30~40円くらいだったようなので、
やはりチキンラーメンも、普通のラーメンと同程度の価格だったと思います。

つまり、現在のチキンラーメンを含む即席ラーメンというのは、
「高くなった」のではなく「かなり安くなった」と言えます。

それだけに、やはり即席ラーメンというのは、
過去の僕のような貧乏学生にとっては、非常にありがたい存在です。

最近はあまり食べる機会も少なくなってきましたが、
8月25日は日本が世界に誇る発明品「即席ラーメン」を開発した
安藤百福さんに感謝しつつ、”チキンラーメン”を食べたいなと思っています。

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