「読みやすいブログ記事を書きたい!」と思っても、実践するのはなかなか難しいですよね。
ブログ記事を何本も書けば徐々に上手くなりますが、最初からコツを押さえて書いたほうが効率良く上達していきます。
そこで今回は『読みやすい文章の書き方のコツ』を9つご紹介していきます。
実際に僕がいつも意識していることなので、「このブログの記事は読みやすい」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ブログ記事】読みやすい文章の書き方9つのコツ
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
見出しを付ける
↑上の『見出しを付ける』と書かれた部分が、この記事内の見出しの一つです。
もちろん記事タイトルはありますが、見出しは記事の中を項目ごとに細分化する目的で作ります。
見出しがない記事は、文章だけが続いてしまうため、非常に読みづらくなってしまいます。
また、見出しを作ることで記事が書きやすくなるというメリットもあります。
最初に見出しを作れば、あとは穴埋め感覚で文章を入れていくだけで済むからです。
見出しはSEO的にも評価されやすいので、ブログ記事を書く際には必ず入れておきましょう。
改行ルールを統一する
改行のない記事は読みづらいため、ブログ記事では適度な改行が必要です。
ただし、適当に改行すれば良いというわけではありません。
改行の仕方に統一感がない場合も読みづらくなってしまいます。
そこでオススメなのが自分なりに改行ルールを決めること。
ブログ記事では、この2つのいずれかのパターンが多いです。
- 「。」で改行
- 2~3行で改行
1番は僕も実践しているやり方で、この記事内の文章も全て「。」で改行しています。
2番の例がこちら。
改行のない記事は読みづらいため、ブログ記事では適度な改行も必要です。ただし、適当に改行すれば良いというわけではありません。改行の仕方に統一感がない場合も読みづらくなってしまいます。
そこでオススメなのが自分なりに改行ルールを決めること。ブログ記事ではこの2つのいずれかが多いパターンです。
正解はありませんので、自分自身が読みやすいと感じるほうで書いていきましょう。
文字を装飾しすぎない
ブログ記事の文字装飾でよく使われているのが、この3つです。
- 太文字
- 赤文字
- 背景色
いずれも大事な部分で目立たせる目的で、文字を装飾します。
ただし、気を付けてほしいのが、装飾しすぎないこと。
文字を装飾する箇所が多いと、読者はどこが大事なのか分からなくなってしまいます。
オススメなのは、文字装飾は1つの見出し内で1か所だけにすることです。
1つの見出し内で1か所しか文字装飾がなければ、だれが見てもそこが大事な部分というのが分かります。
場合によっては装飾箇所がない見出しがあっても構いませんので、文字装飾は使い過ぎないように気を付けましょう。
箇条書き(リスト形式)を使う
箇条書きというのは、並列する文言をリスト形式で並べる書き方です。
先ほどの見出し内では、このような箇条書きを使いました。
- 太文字
- 赤文字
- 背景色
目安としては、並列する文言が3つ以上の場合は箇条書きを使ったほうが良いです。
言葉ではなく文章の場合は、2つ以上で使っても構いません。
文章だけが続くより読みやすくなりますので、箇条書きは積極的に使っていきましょう。
口調を統一する
文章の口調は、主にこの3つに分けられます。
- 「です・ます」調
- 「だ・である」調
- 口語体(話し言葉)
1番の「です・ます」調が一番無難で、どんなテーマのブログにも合います。
2番の「だ・である」調は堅いイメージがあり、学術的な専門性の高いブログで使われることが多いです。
3番の口語体は親しみやすさがあり、芸能人のブログでよく使われています。
これも正解はありませんが、大事なのは統一させることです。
一つの記事内で「です」「ます」調と「だ・である」調が混在していると、読者に違和感を感じさせてしまうからだ。
↑いかがでしょうか?
違和感ありますよね。
ですから、一つの記事内では、必ず口調を統一させてください。
また、他の記事を読んだときに違和感を与えないためにも、なるべく口調はブログ内で統一させましょう。
同じ語尾を繰り返さない
同じ語尾が続くと読みづらいだけでなく、読者に稚拙な印象を与えてしまいます。
先ほどの見出し内の文章を例にすると、このような感じです。
1番の「です・ます」調が一番無難で、どんなテーマのブログにも合います。
2番の「だ・である」調は堅いイメージがあり、学術的な専門性の高いブログでよく使われています。
3番の口語体は親しみやすさがあり、芸能人のブログでよく使われています。
「~ます。」が3回続いているため、テンポが悪く稚拙な雰囲気を感じますよね。
ですから、今回は真ん中の文章を、このように変更しました。
1番の「です・ます」調が一番無難で、どんなテーマのブログにも合います。
2番の「だ・である」調は堅いイメージがあり、学術的な専門性の高いブログで使われることが多いです。
3番の口語体は親しみやすさがあり、芸能人のブログでよく使われています。
いかがでしょうか?
一気に読みやすくなったと思います。
同じ語尾が続くのは、なるべく2回までに抑えましょう。
3回以上続く場合は、変更しやすい箇所を他の語尾に変えることをオススメします。
一文一義を意識する
『一文一義』というのは、一つの文章内で伝える内容を一つに絞ることを言います。
一つの文章にたくさんの内容を入れてしまうと、理解しづらく読みにくい文章になってしまいます。
その例がこちらです。
無料ブログは借り物なので削除されるリスクがありますが、独自ドメインを取ってWordPressをやれば削除されることはありませんので、長くブログを続けたい場合はWordPressがオススメです。
これを一文一義の法則に従って修正したのが、こちらです。
無料ブログは借り物です。
なので、削除されるリスクがあります。
しかし、独自ドメインを取ってWordPressをやれば削除されることはありません。
ですから、長くブログを続けたい場合はWordPressがオススメです。
いかがでしょうか?
非常に理解しやすくて読みやすい文章になったと思います。
ただし、一文一義を意識しすぎると、文章が単調になってしまうというデメリットもあります。
なので、難しくない部分は1つの文章に2つの意味を持たせる『一文二義』でも構いません。
無料ブログは借り物なので、削除されるリスクがあります。
しかし、独自ドメインを取ってWordPressをやれば削除されることはありません。
ですから、長くブログを続けたい場合はWordPressがオススメです。
最初の2文を1つの文章にまとめてみました。
最初に修正した文章よりも、テンポが良くなったと思います。
このように文章の基本は『一文一義』で、たまに難しくない部分は『一文二義』を意識してみましょう。
PREP法を意識する
PREP法というのは、この4つの英語の頭文字を取った形式です。
- P:Point(要点・結論・主張)
⇒ ◯◯は△△です。 - R:Reason(理由)
⇒ なぜなら~だからです。 - E:Example(具体例)
⇒ 例えば、~となります。 - P:Point(要点・結論・主張)
⇒ ですから、◯◯は△△なのです。
毎回この順番通りにする必要はありませんが、覚えておいて損のない型です。
人間が理解しやすい型になっているので、当てはめるだけで読みやすい文章が完成します。
例えば、このような感じです。
主張:WordPressを使えば、自分好みのブログが作れます。
理由:最近は高機能なテンプレート(テーマ)も増えていますし、色んな機能を追加できるプラグインも豊富だからです。
具体例:例えば、僕が使っているCocoonという無料テーマなら、ヘッダーやメニューの色も簡単に好きな色に変更できます。
再主張:ですから、自分好みのブログが作りたいという方には、WordPressをオススメします。
いかがでしょうか?
理解しやすくて読みやすい文章になっていると思います。
ですから、記事の書き方に迷ったら、ぜひこのPREP法を意識して書いてみてください。
この見出し内の文章もPREP法を意識して、肉付けして作りました。
句読点の使い方に気を付ける
読点「、」と句点「。」も、読みやすい文章を書く上では大事です。
使い方を間違うと、文章の意味が変わったり、意味の通じなかったりする可能性がありますので、気を付けてください。
句読点の使い方のポイントは、この9つです。
- 読点①.長い主語を区切る
- 読点②.重文(複文)を区切る
- 読点③.接続詞を区切る
- 読点④.並列関係のある言葉を区切る
- 読点⑤.文章の意味を正しく伝えるために区切る
- 読点⑥.漢字・カナの連続を防ぐために区切る
- 句点①.カッコのあとに使う
- 句点②.カギカッコには使わない
- 句点③.感嘆符・疑問符のあとには使わない
全てを意識するのは、おそらく難しいと思います。
しかし、記事の完成後は読み直しをして、最低限、自分自身が文章の意味を理解できるかどうかチェックすることを心がけましょう。
まとめ
今回は『読みやすい文章の書き方のコツ』を9つご紹介してきました。
- 見出しを付ける
- 改行ルールを統一する
- 文字を装飾しすぎない
- 箇条書き(リスト形式)を使う
- 口調を統一する
- 同じ語尾を繰り返さない
- 一文一義を意識する
- PREP法を意識する
- 句読点の使い方に気を付ける
前半ほど見た目重視で簡単にできるやり方で、後半ほど中身重視で難しい順番でお伝えしてきました。
なので、今まで意識していなかった方は、上から順番に取り組んでいくと良いと思います。
いずれも慣れれば意識しなくても自然にできるようになりますので、ぜひ今後の記事作成の参考にしていただければと思います。