今回はWordPressの初期設定に必要な項目を16個ご紹介していきます。
これだけやっておけば、あとは日々記事更新に集中できるようになります。

僕もWordPressをインストールした後、毎回すぐにやっている設定なので、ぜひ参考にしてみてください。
WordPressの初期設定16項目
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
※ 一部今回の記事の内容と異なる部分がありますので、ご了承ください。
SSL化
SSL化というのは「http」から始まるURLを『https』に変えることです。
現在はWEBサイトのSSL化は必須であり、SSL化を行うことでこのようなメリットもあります。
- セキュリティが高まる
- 読者に不信感を与えない
- SEO効果がある
手間はかかりますが、面倒なのは一度だけですので、WordPressをインストールしたら、まずは最初に済ませてしまいましょう。
なお、最近のレンタルサーバーはWordPressをインストールした時点で自動的にSSL化設定が済んでいる場合も多いです。
特にエックスサーバーのクイックスタートや、ConoHa WINGのかんたんセットアップ機能でWordPressを導入した方は不要です。
不要部分の削除
WordPressをインストールすると、最初はサンプル記事やオススメのプラグインが入っています。
しかし、これらはほぼ不要なので、最初のうちに削除したほうが良いです。
- Hello world!(投稿ページ)
- サンプルページ(固定ページ)
- Hello Dolly(プラグイン)
- Akismet(コメント使わない方)
なお、コメントを利用する場合でも、AkismetよりInvisible reCAPTCHAというプラグインのほうが軽くてオススメです。
テーマのインストール・設定
WordPressには最初から公式テーマがいくつかインストールされています。
しかし、使い勝手が良くないので、あまりオススメはできません。
最近は無料でも高機能なテーマが増えてきましたので、お好みのテーマを探してインストールしてみましょう。
ちなみに、このブログではCocoonというテーマを利用していますが、無料なのに有料テーマ並みと評判も高いです。
詳しい設定方法はこちらで解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
プラグインのインストール
プラグインはできるだけ少ないほうが良いですが、セキュリティ対策や管理のしやすさなどを考慮して、いくつか入れておきたいものです。
現在このブログで使っているプラグインは、こちらの12個です。
- Aurora Heatmap:ヒートマップ分析
- Broken Link Checker:リンク切れを検出
- Contact Form 7:お問い合わせフォームの設置
- Edit Author Slug:ログインIDを隠す
- EWWW Image Optimizer:画像の圧縮
- Google XML Sitemaps:XMLサイトマップの作成
- Invisible reCAPTCHA:スパム対策
- SiteGuard WP Plugin:セキュリティ対策
- WebP Converter for Media:画像のWebP化
- WP Fastest Cache:ページキャッシュ
- WP Multibyte Patch:WordPressの日本語化
- WP-Optimize:データベース最適化
こちらの記事でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
一般設定
続いて『設定 ⇒ 一般設定』の設定画面です。
こちらでは、まずキャッチフレーズに「Just another WordPress site」という英語が入っていますので、こちらを削除し、自分のブログの説明文・紹介文を120文字前後で入れておきましょう。
なお、サイトタイトルもキャッチフレーズも、運営途中で変更は可能です。
使っているサーバーによっては、タイムゾーンが日本以外のものになっている場合があります。
日本以外のタームゾーンでもあまり不具合はないと思いますが、日本に住んでいる方は一応『東京』を選択しておきましょう。
また、日付のフォーマットもお好みの形式に変更可能です。
さらに時刻のフォーマットや、週の始まりも変更できます。
設定が完了したら『変更を保存』をクリックして完了となります。
投稿設定
投稿設定では、一番下に『更新情報サービス』という欄があります。
こちらはいわゆる『Ping送信先』で、『更新通知サービス』をクリックすると、参考の送信先が出てきます。
また、Ping送信を行う場合は『WordPress Ping Optimizer』というプラグインも入れておくことをオススメします。
このプラグインを入れないと、下書き保存しただけでPing送信されてしまうので、サーバーの負荷を軽減させるためと、スパム扱いされないためにもに入れておいたほうが良いです。
ちなみに、僕は現在Ping送信を一切やっていないので、この欄は空欄にしています。
Ping送信の本来の目的はインデックスの促進なんですが、GoogleのPing送信先がすでに機能していないからです。
Ping送信を行わなくても検索エンジンにインデックスされていますので、個人的には特に不要と感じています。
表示設定
次に表示設定を確認していきます。
『ホームページの表示』では、トップページを最新の記事一覧にするか? それとも好きな固定ページを表示させるか? 選択できます。
また、『1ページに表示する最大投稿数』では、記事一覧ページに表示させる記事の数を設定できます。
トップを固定ページにしたい方は、まずその固定ページを作成してから、こちらで設定を行いましょう。
ディスカッション設定
続いて、ディスカッション設定を行います。
コメントを受け付ける場合は、とりあえず『新しい投稿へのコメントを許可』にチェックを入れておきましょう。
それ以外はお好みですが
- コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする
- コメントの手動承認を必須にする
この2つにチェックを入れておけば、スパムや悪意のあるコメントが減ります。
ただし、これだけではスパムコメントは防げませんので、Akismetか、Invisible reCAPTCHAのどちらかを、必ず入れておきましょう。
なお、コメントを受け付けたくない方は、全部のチェックを外しておけばOKです。
僕のブログもコメントを受け付けていないので、チェックを全部外しています。
メディア設定
続いて、メディア設定を確認していきます。
WordPressでは、画像をアップロードした際に、これらのサイズの画像も内部で自動生成されています。
なので、少しでも容量を減らしたい方は、こちらの数値を全部0にすれば、他のサイズの画像が生成されることはありません。
しかし、容量が増えるといっても、よほど大規模なブログでない限り気にするほどではありませんので、そのままでも構いません。
パーマリンク設定
続いて、パーマリンク設定です。
パーマリンクとは、各記事の固有の文字列のことです。
僕のブログでは数字ベースにしていますが、本来は毎回自分で決める設定にしたほうが良いです。
パーマリンクは運営途中で変更するとSEO的に悪影響しかないので、しっかり考えて設定しておきましょう。
プライバシーポリシーの設定
続いて、プライバシー設定です。
固定ページでプライバシーポリシーページを作成し、こちらでそのページを指定してください。
プライバシーポリシーページはGoogleアドセンスの審査には必須なので、アドセンスをやりたい方は必ず作りましょう。
なお、ページの中身は『プライバシーポリシー アドセンス 例文』などで検索するとたくさん出てきますので、探してみてください。
僕のプライバシーポリシーページのリンクも貼っておきますので、合わせて参考にしてみてください。
お問い合わせページの設定
続いて、お問い合わせページの作成です。
お問い合わせページもアドセンス審査には必須なので、ぜひ作成しておきましょう。
また、ASPアフィリエイトを行う場合でも、企業さんから案件の紹介が来ることがありますので、設置をオススメします。
WordPressではContact Form 7というプラグインを使えば、簡単にお問い合わせフォームが作成できます。
サイトマップの設定
続いて、サイトマップページの作成です。
サイトマップページはなくても構いませんが、読者さんの利便性が高まりますので、できれば設置をオススメします。
こちらもPS Auto Sitemapというプラグインを使えば簡単に設置できます。
また、Cocoonを使っている方は、ショートコードを一つ入力するだけなので、非常に簡単です。
カテゴリの設定
続いて、カテゴリの設定です。
カテゴリ設定のポイントは、この3点です。
- 『未分類』カテゴリを削除する
- 最初は確実に使うカテゴリだけ設定しておく
- 運営途中で追加・修正してもOK
グローバルメニューの設定
続いて、グローバルメニューの設定です。
グローバルメニューとは、ヘッダー下に置いているリンクのことを言います。
グローバルメニューはなくても構いませんが、設置すると見栄えが良く、読者さんの利便性も上がりますので、できるだけ設置しておきましょう。
使っているテーマによって多少異なる場合がありますが、基本的な設定方法はほぼ同じです。
ウィジェットの設定
最後に、ウィジェットの設定を行います。
こちらでは、主にサイドバーの設定を行いますが、とりあえず『メタ情報』は不要なので外しておくことをオススメします。
その他はお好みで構いませんが、読者さんの利便性や、アピールしたい記事・カテゴリーなどを考えて設定を行いましょう。
まとめ
今回はWordPressの初期設定に必要な項目を16個ご紹介してきました。
最初だけ設定しておけば大丈夫な項目が多いですが、中には運営途中でも追加や修正が必要になる場合もあります。
また必要になった時は、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。