ドメイン取得前は「どんなドメイン名にしたらいいのか?」悩みますよね。
ドメイン名は取得後に変更できないので、慎重に決める必要があります。
そこで今回は『ドメイン名の決め方』を4つのステップに分けて解説していきます。
お気に入りのドメイン名で取得できると、やる気も湧いてきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ドメイン名の決め方4ステップ
動画でも解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
【ステップ1】理想のドメイン名を考える
ドメイン名の決め方の一つ目のステップは『理想のドメイン名を考える』ことです。
実際に取得できるかどうかはあとで確認しますので、まずはじっくり考えてみましょう。
理想のドメイン名を考えるポイントは6つあります。
ブログ名・ジャンルに合わせる
ドメイン名として最も理想なのは、ブログ名や取り組むジャンルに合わせることです。
ブログを運営するなら、ブログ名とドメインが一致しているほど、自然な印象を与えます。
例えば、僕のこのブログタイトルは『さっとが』ですが、ドメインも『sattoga.com』なので、全く違和感はないと思います。
しかし、もしこのブログのタイトルが『FX比較ランキング』だったら、違和感しかないはずです。
ですから、ブログ名とドメイン名は、なるべく一致させることをオススメします。
また、アフィリエイトサイトの場合は、ドメインに『ジャンル名』を入れると良いです。
FXなら『fx-◯◯○.com』のような感じです。
サイトはブログと違って、タイトルにジャンル名を入れることが多いですよね。
ですから、ドメイン名にもジャンル名を入れると、読者さんに自然に感じてもらえるでしょう。
商標権に注意する
ジャンル名は問題ありませんが、ドメインに商品名を入れる場合は、商標権にご注意ください。
商品名だけでなく、その商品を扱っている会社名を入れるのもNGな場合があります。
最悪、商標権違反で訴えられる可能性がありますので。
基本的に有名企業の商品名・会社名をドメインに入れるのは辞めておきましょう。
また、ASPにある商品の場合は、詳細欄の注意事項に書かれていることもあります。
書かれていなくても、提携が却下されたり、成果が没収される可能性はあります。
ですから、ドメイン名にはなるべく商品名・会社名は入れないほうが無難です。
特に商標系サイトを作ろうとしている方は、気を付けてください。
なるべく短くする
ドメイン名はなるべく短いほうが良いです。
ドメイン名を手入力する方は少ないと思いますが、短いほうが覚えてもらいやすくなるからです。
ただし、短ければ良いというわけではありません。
意味がない文字の羅列は、逆に覚えにくく違和感を与えてしまいます。
ですから、何か意味のある言葉をローマ字、もしくは英訳し、その上で短いドメインがオススメです。
『-』を入れて読みやすくする
2つ以上の言葉や英単語をドメイン名にする時は『-』を入れたほうが読みすくなります。
例えば『sattogaakita.com』よりも『sattoga-akita.com』のほうが読みすくて覚えやすいですよね。
また、『sattogaakita.com』のようなドメインにしてしまうと、どこで区切って読んだらいいのか非常に分かりにくいです。
特にブログは読者さんに認知してもらうことが大事になりますので、ドメインの読みやすさは必ず意識しましょう。
何か言葉を付け足す
「理想のドメインが、すでに他の方が使っている。けど、どうしてもその文言を使いたい」
このような場合には、何か言葉を付け足すという方法もあります。
例えばブログなら『-blog』を付けて、『sattoga-blog.com』。
サイトなら『-site』を付けて、『sattoga-site.com』のような感じです。
ただし、ブログは他の方と似ているドメインにしてしまうと、ファンの方から批判される可能性もありますので、できれば避けたほうが無難です。
アフィリエイトサイトなら、あまり問題はないと思います。
日本語ドメインは避ける
これからの時代、日本語ドメインはオススメしません。
以前はSEO効果が非常に高く、作ってすぐに上位表示することもありましたが、今はもうそのような恩恵はなくなりました。
また、SNSにURLを貼るとき、日本語ドメインは非常に長い文字列となって見栄えが悪いというデメリットもあります。
ですから、SEO効果を期待して日本語ドメインを取得するのは辞めておきましょう。
【ステップ2】ドメインの種類を決める
ドメイン名の候補が決まったら、次にドメインの種類を決めていきます。
メジャーなのは『.com』『.jp』『.net』なので、特にこだわりがなければ、この3つから選んでみることをオススメします。
よく見る種類なので、読者さんにも違和感を与えにくいです。
また、最近は『.xyz』『.pw』『.space』のような、格安ドメインも出てきています。
しかし、格安なのは初年度だけで、2年目以降の更新料金は高くなってしまいます。
安いからと言って妥協しないように気を付けましょう。
ちなみに、僕がドメインを取得するときは、最近はほぼ全部『.com』にしています。
【ステップ3】実際に取得できるか確認する
ドメインの種類も決めたら、実際に取得できるか確認してみましょう。
確認方法は、ドメイン取得会社のサイトを利用すると便利です。
例えば、エックスサーバードメインの場合、
① 候補として検討してるドメイン名を入力
②『検索』をクリック
すると、このように取得可能であることが分かります。
ちなみに、すでに他の方が使っていて取得できない場合は、このような表示となります。
もし取得できない場合は、ブログなら自身のブランディングのためにも、もう一度文字列から考え直してみることをオススメします。
アフィリエイトサイトの場合は、『.jp』や『.net』など他の空いているドメインの取得を検討してみてください。
【ステップ4】過去に使われていないか確認する
中古ドメインはオススメしない
希望のドメインが取得可能であっても、過去に誰かが使っていたドメインである可能性があります。
つまり、中古ドメインです。
中古ドメインというと特別なドメインと思うかもしれませんが、再取得されず放置されている中古ドメインは意外に多いです。
全ての中古ドメインに価値があるわけではありませんので。
そして、中古ドメインは過去にペナルティを受けている可能性があります。
上手くいかなくて捨てられたドメインですから、ペナルティは受けていなくても、コンテンツの質が低く、評価が下がっている可能性もあります。
ですから、中古ドメインを取得するのは基本的にはオススメしません。
長く運営するブログなら、なおさらです。
過去に使われていないか確認する方法
過去に使われたドメインかどうか確認するには、Way Back Machineというツールを使います。
海外サイトですが、危ないサイトではありませんので、ご安心ください。
サイト作成者の間では非常に有名なサイトです。
使い方は簡単で、検索窓にドメイン名を入れるだけです。
このような結果になると、過去に誰も取得していない可能性が高いです。
※ ブックマークのような仕組みで記録されているため、絶対に誰も取得していないとは限りません
しかし、このようなグラフが表示されれば、誰かが過去に取得して使っていますので、取得は慎重に判断してください。
※ 実際に僕が過去にアフィリエイト目的で使っていたドメインです
Way Back Machineの使い方は簡単で時間もかかりませんので、ドメイン取得前には必ずチェックしておきましょう。
そして、なるべく過去に誰も使った記録がないドメインを選ぶことをオススメします。
まとめ
今回は『ドメイン名の決め方』を4つのステップに分けて解説してきました。
最後にまとめると、このようになります。
- 理想のドメイン名を考える
- ブログ名・ジャンルに合わせる
- 商標権に注意する
- なるべく短くする
- 『-』を入れて読みやすくする
- 何か付け足す
- 日本語ドメインは避ける
- ドメインの種類を決める
- 実際に取得できるか確認する
- 過去に使われていないか確認する
理想のドメイン名を決めるのには、時間がかかるかもしれません。
しかし、特にブログなら長く使っていくものになります。
場合によっては、一生使っていく方もいるでしょう。
ですから、後で後悔しないためにも、ドメイン名はじっくりと考えて決めてみてくださいね。