焼き鳥の種類ってなかなか覚えられないですよね?
全ての種類は覚えなくて良いとしても、自分が好きな焼き鳥くらいは迷わず注文できるように覚えておきたいものです。
今回は焼き鳥の種類と部位を一気に19種類紹介していきます。
焼き鳥の種類と部位一覧
正肉(モモ・ムネ)
『正肉』は一番オーソドックスな焼き鳥ですが、鶏のモモ肉が使われていることが多く、ムネ肉が使われていることは少ないようです。
読み方は「しょうにく」または「せいにく」で、地域やお店によっても異なるようですね。
ただし、僕は「モモ」や「ムネ」と書かれていれば注文しますが、「正肉」と書かれていると間違えるのが恥ずかしくて注文できません(^^;)
ねぎ間
『ねぎ間』は正肉(モモ、またはムネ肉)の間にネギが挟まれた定番メニューです。
おそらく一番人気がこれでしょう。
ささみ
『ささみ』は鶏の胸の位置にありますが、ムネ肉よりも奥の部位で、柔らかくてしっとりしているのが特徴です。
鶏肉の中では最も脂肪が少ないので、ダイエット中の方などにもおすすめです。
皮
文字通り鶏の『皮』ですが、首やモモの皮が使われることが多く、お店によって異なります。
脂が好きな方に好まれるメニューです。
つくね
『つくね』は鶏肉のすり身や挽肉が使われています。
定番のタレと塩以外にも、お店によって様々な味付けで提供されることが多い人気メニューです。
ちなみに僕は、ナンコツ入りのつくねが大好きです。
メニューとしてある店は非常に少ないですが、鶏肉のしっかりとした味の中にコリコリとした食感がたまりません。
手羽
『手羽先』は鶏の羽の先部分で、肉は少なく脂肪分が多めです。
『手羽元』はムネ肉に近い付け根の部分で、手羽先に比べると脂肪分は少なめです。
また、手羽をさらに分割した真ん中の部位は『手羽中』と呼ばれますが、メニューとして用意されているお店はあまりありません。
ナンコツ
焼き鳥で食べられているナンコツの多くは胸軟骨で『やげん』とも呼ばれ、小舟のような形が特徴です。
また『げんこつ』と呼ばれる膝軟骨は、居酒屋のメニューでから揚げとして提供されることが多い部位です。
レバー
『レバー』は鶏の肝臓です。
ねっとりとした食感と深いコクのある味で、栄養も豊富な部位です。
ハラミ
一般的に『ハラミ』は牛の横隔膜の部位ですが、鶏には横隔膜が無いため、焼き鳥では鶏の腹膜のことを指します。
鶏のハラミは希少部位なので、お店によっては牛や豚のハラミを提供しているところもあります。
ハツ(こころ)
『ハツ』は鶏の心臓のことで、「こころ」と呼ばれることもあります。
適度な弾力があって鉄分やビタミンも含まれているため、レバーが苦手な方にもおすすめです。
砂肝
『砂肝』は鶏の胃袋の筋胃と呼ばれる盛り上がった筋肉で、「すなずり」とも呼ばれます。
コリコリ・シャキシャキした食感が特徴ですが、僕は2番目に好きな部位です。
背肝
『背肝』は鶏の腎臓です。
レバーに似ており、ざらりとした舌触りで濃厚なのが特徴です。
ぼんじり
『ぼんじり』は尾骨の周りの筋肉です。
脂が多くジューシーな味わいで、食べ応えがあります。
油つぼ
『油つぼ』はぼんじりの付け根の部分です。
ぼんじりよりも歯ごたえがあり、濃厚な味わいです。
せせり
『せせり』は鶏の首の周りの肉です。
わずかしか取れない希少部位で、適度に脂がのっており、身が締まっているのが特徴です。
そり
『そり』はモモの付け根の、骨盤のくぼみに位置している部位です。
脂がのっており、独特の歯応えのある弾力が特徴です。
さえずり
『さえずり』は鶏の食道(気管)です。
独特の弾力がありますが、クセがなく食べやすい部位です。
おたふく
『おたふく』は鶏の胸腺です。
ふわっとした口当たりと程よい弾力で、濃厚な味わいです。
カシラ
『カシラ』は豚のこめかみの部分で、程よい弾力の中にもしっかりとした味わいのある部位です。
名前からして鶏のとさかや頭と勘違いする方も多いようですが、豚肉です。
最後に
最後に僕のおすすめの焼き鳥の部位を紹介させていただきます。
- カシラ
- 砂肝
- ハラミ
この3つはわりと定番でメニューにあるお店は多いはずなので、歯ごたえのある焼き鳥が好きな方は、ぜひ参考にしていただければと思います。