7月29日は福神漬の日!なぜ横手やきそばには福神漬なのか?

77.7月29日は福神漬の日!なぜ横手やきそばには福神漬なのか?

7月29日は、福神漬の名前の由来である七福神にちなみ、
7(シチ)2(フ)9(ク)」の語呂合わせで”福神漬の日”と、
福神漬の製造・販売を行っている株式会社新進が制定しました。

そして、福神漬といえば、カレーに欠かせませんが、
我々秋田県民にとっては、横手やきそばにも欠かせません。

しかし、なぜ横手やきそばには福神漬が添えられているのでしょうか?

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福神漬に使われる7つの野菜とは?

本題に入る前に、先に福神漬は七福神にちなんで名づけられたと書きましたが、
本当に7種類の野菜の漬物が入っているのをご存知でしょうか?

福神漬で使われているのは、大根・ナス・ナタマメ・レンコン・
キュウリ・シソ・ショウガが一般的であるようですが、
かぶ・シイタケ・ウリなどを入れる場合もあるようです。

ちなみに、読み方は”ふくじんづけ”ですが、
ふくしんづけ”と呼ぶ地域もあるようで、
僕は子供の頃、ずっと”ふくちんづけ”と呼んでいた記憶があります(笑)

なかなか口が回らず、言いづらい名前だと思いますので、
お子さんのいる方は、僕のように恥をかく前に、
早めに正しい読み方を教えてあげることをオススメします。

横手やきそばとは?

横手やきそばの特徴

横手やきそばの最大の特徴は、何と言っても麺にあります。

一般的な焼きそばでは、蒸したちぢれ麺が使われていますが、
横手やきそばでは、太くて真っ直ぐなゆで麺を使っており、
モチモチでツルツルの食感を楽しむ事ができます。

また、ウスターソースを使っているため、若干水分が多めで、
半熟の目玉焼きと福神漬を乗せるというのも、横手やきそばならではです。

横手やきそば誕生のルーツ

横手やきそばが誕生したのは、戦後に遡ります。

横手やきそばの考案者は、「元祖神谷焼きそば屋」の萩原安治さんですが、
萩原さんは元々お好み焼き屋を営んでいました。

そして、お好み焼きに変わる鉄板を用いた新たなメニューを、
地元の製麺業者と協力して模索し、横手やきそばが誕生したのです。

横手やきそばは、手ごろな価格とおいしさで爆発的な人気となり、
駄菓子屋の一角や自宅の軒下で販売する店も増え、市内だけでも100店以上、
さらに、近隣市町村にも同様の店が増えていったと言います。

当時のお好み焼きは、子供の数少ないおやつだったため、
横手やきそばも、当初は子供たちのおやつという位置づけでしたが、
徐々に市民の一般的な食事として浸透していったようです。

横手やきそばが全国的に有名になった理由

横手やきそばと言えば、B-1グランプリ
一躍有名になったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

しかし2001年に、やきそば好きの横手市の職員が、
市内のやきそば提供店を食べ歩きして、ウェブページを作り、
それがマスコミに取り上げられたのが、最初のブームと言われているようです。

そして、これを機にやきそばを利用した町おこしが始まり、
市内のやきそば提供店が中心となって「横手やきそば暖簾会」が設立され、
B-1グランプリへの出店や、マスコミなどでのPR活動を行い、現在に至るわけです。

ちなみに、横手やきそばは”横手焼きそば”とは書きません。

これには他地域との差別化や、横手という地名を覚えてもらう狙いがあるためで、
暖簾会の幟旗やホームページでも”横手やきそば”で統一しているようです。

詳細はこちらのホームページをご覧下さい。
>>横手やきそば暖簾会の公式ホームページ

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横手やきそばに福神漬を添える理由

通常、焼きそばと言えば、紅ショウガが添えられているのが一般的です。

しかし、何度も書いているように、
横手やきそばには、紅ショウガではなく、福神漬が添えられています。

その理由としては、「横手やきそばが元々子供向けの食べ物だったから
という説が一番有力なようです。

つまり、紅ショウガはちょっと子供には辛いので、
子供が食べやすいように、甘い福神漬を代用したと言われています。

一応他にも、考案者が間違えたとか、東北人は漬物好きだからとか、
横手やきそばには紅ショウガよりも福神漬のほうが合うからとか、
見た目がカレーライスに似てるからなどなど、様々な説があるようですが、
おそらく、子供向けだったからというのが、一番有力であると思います。

福神漬を考案したのも秋田県出身者?

福神漬の発祥にも、色んな説があるようですが、その中の一つに、
了翁道覚(りょうおうどくかく)というお坊さんが考案者だったという説があります。

了翁道覚禅師が福神漬を考案したのは、
上野寛永寺(東京都台東区)でのことであったそうですが、
了翁禅師の生まれが、実は秋田県湯沢市(出羽国雄勝郡八幡村)であったそうです。

なので、了翁道覚禅師にちなんで、
横手やきそばにも福神漬が添えられている、という説もあるようですよ。

これはこれで、横手やきそばの良いアピールになりそうですね。

まとめ

このように、横手やきそばに福神漬が添えられている理由には諸説ありますが、
やはり個人的には、子供向けだったからというのが一番しっくりきますね。

もちろん、その他の理由にも一理ありますし、福神漬の考案者である
了翁道覚禅師繋がりでというのも、歴史の勉強にもなって面白いと思います。

いずれにしても、横手やきそばが古くから地元で愛され、
今やその人気は全国区となり、一つの文化にまで成長したことは、
秋田県民としては非常に嬉しく思います。

もちろん、僕も子供の時から食べていましたので、大好きですし、
今後も食べ続けていきたいと思っています。

県内に住んでいる方はもちろん、県外に住んでいる方も、
横手にお越しの際は、ぜひ一度本場の横手やきそばをご賞味下さい。

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