「菜っ葉」という言葉は、なんとなく方言っぽいですよね?
しかし、7月28日が「な(7)っ(2)ぱ(8)」の語呂合わせで『菜っ葉の日』になっているところから考えると、方言ではないのかもしれません。
今回は菜っ葉という言葉についてや、菜っ葉の種類・食べ方について解説していきます。
菜っ葉って方言じゃなかったの?
僕が菜っ葉を方言だと思っていたのは、テレビでも聞くことがありませんし、言っているのは自分の親や近所の方たちだけだったからです。
「っ」と「ぱ」というあたりが、いかにも秋田弁っぽい気がしてしまいます。
しかし、『菜っ葉の日』があって、漢字でも書かれているので、やはり標準語なんでしょうね。
また、ドラゴンボールでも「ナッパ」というキャラクターがいて、作者の鳥山明さんは愛知県出身です。
なので、僕が考えていた以上に「菜っ葉」という言葉は一般的だったようです。
ただし、ネットで調べてみると通じない地域もあるようなので、標準語ではあるけれど、地域差のある言葉なのかもしれませんね。
菜っ葉の種類
また、菜っ葉の種類にも驚きました。
菜っ葉と言えば、小松菜・ニラ・野沢菜・ほうれん草など、葉物野菜の中でも特に葉の緑色が濃いものだけだと思っていました。
他には、大根の葉っぱも菜っ葉という感じがしますね。
しかし、調べてみると、キャベツ・レタス・白菜・水菜なども菜っ葉に含まれるようです。
つまり、食べられる葉物野菜全てが菜っ葉ということです。
ただし、地域によっては大根の葉など何かの余った部分だけを指す場合もあるようなので、菜っ葉の呼び方と同じように、種類についても地域差があるのかもしれませんね。
菜っ葉のおいしい食べ方
茹でる
菜っ葉は茹でて「おひたし」などで食べるのが一般的ですよね。
鰹節をまぶして、醤油やめんつゆなどをかけて食べると美味しいです(^^)
今は夏場なので自宅でも色んな菜っ葉を作っていますが、秋田では冬場は買うしかないので食卓に並ぶことも少なく、菜っ葉が恋しくなる季節です。
味噌汁
菜っ葉をお味噌汁に入れるのも定番ですよね。おそらくどんな菜っ葉でも合うと思います。
最近我が家では茄子が取れ過ぎて茄子の味噌汁ばかりなので、ちょっと菜っ葉の味噌汁が飲みたくなってきました(^^;)
炒める
僕は炒めて食べるのが一番好きで、特にレバニラ炒めや野沢菜をチャーハンに入れるのがオススメです。
ほうれん草や小松菜の炒め物もありますが、「フニャ」っとなってしまったり、油でギトギトになったりするので、菜っ葉の炒め物を作るのは、ちょっと難しいかもしれませんね。
まとめ
「菜っ葉」は方言っぽい言葉ですが、漢字で書けますし、「菜っ葉の日」が制定されているところから考えてみると、標準語と考えられます。
ただし、通じない地域もあるようですし、何を菜っ葉と呼ぶのか、その種類にも地域差があるようです。
菜っ葉は栄養が豊富で、食欲がでにくい夏場でもさっぱりと食べられますので、たくさん食べて暑い夏を乗り切りましょう。