この記事では『ペイントで画像を丸く切り取る方法』について解説します。
実際は丸く囲むだけですが、トリミング後の透過すれば他の画像に合成することも可能です。
今回はその手順を詳しくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペイントで画像を丸く切り取る方法
今回はこちらの犬の画像を丸く切り取っていきます。
キャンバスを広げて作業スペースを作る
まずはキャンバスのサイズを広げて、作業スペースを作ります。
- 「ファイル」をクリック
- 「プロパティ」をクリック
- 「幅のサイズ」を変更(元の画像の1.5~2倍くらい)
- 「OK」をクリック
今回は「430 ⇒ 700」と変更して、このようになりました。
円を描いて周りを塗りつぶす
「図形」グループ内の「楕円形」を選択し、広げたスペースに円を描いていきます。
この時は、キーボードの「Shift」を押しながら操作すると、真ん丸が描けます。
ただし、先に「Shift」を離すと円の形がズレるので、先に左クリックの指を離すのがコツです。
そして、この円の周りを同じ色で塗りつぶします。
- 「ツール」グループ内の「塗りつぶし」をクリック
- 円の周りをクリック
補足:円の中を塗りつぶすと失敗するかも…
ペイントで画像を丸く切り取る方法として、このように円の中を塗りつぶすやり方が解説されていることもあります。
しかし、僕がこの方法で試したときは、このように円の縁が残ってしまい、思うように加工できませんでした。
もしかするとPCのパージョンの違いで異なるのかもしれませんが、気になる方は両方のやり方を試してみてください。
ちなみに僕のPCは、Windows8.1です。
画像を円で囲む
では、手順に戻りましょう。
今度は犬の顔を、作った円で囲みます。
- 「選択」の「▼」をクリック
- 「四角形選択」をクリック
- 「透明の選択」にチェックを入れる
円を大きめの四角形で囲って、これを犬の画像の上に移動させます。
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切り抜きたい箇所が中心になるように、移動させてください。
このとき、透明化が上手くできない場合は、「透明の選択」にチェックが入っているか?
また、「色2」が元の円の色と一緒になっているか確認してみましょう。(ほとんどは『白』のはずです)
ペイントでは「色2」と同じ色が透明になります。
詳細はこちら。
四角形にトリミング
次に、画像を四角形にトリミングしていきます。
- 「選択」のアイコンをクリック
- 移動した円の周りを四角形で囲む(塗りつぶしより小さく)
- 「トリミング」をクリック
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円形にトリミングした画像を透過して合成する方法
合成するもう一枚のメイン画像を、ペイントで起動させましょう。
ここからは2つのペイントを起動させた状態で作業を行っていきます。
メイン画像に貼り付ける
今まで加工してきた画像を、メイン画像に貼り付けます。
- 「選択」の「▼」をクリック
- 「すべて選択」をクリック
- 「コピー」をクリック
今度はメイン画像のペイントのほうで、
- 「色2」を「黒」にする
- 「貼り付け」をクリック
↓↓↓
貼り付けた画像の周りを透過させる
いま貼り付けた画像の周りを透過させます。
- 「選択」の「▼」をクリック
- 「透明の選択」をクリック
↓↓↓
サイズと位置の調整
最後に、サイズと位置を調整して完了となります。
サイズの調整は「サイズ変更」から行いましょう。(マウスのドラッグでサイズ調整も可能ですが、縦横の比率がズレやすいので、あまりオススメしません)
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画像の位置は、そのまま選択した状態でマウスで移動させることができます。
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これで完成です。
お疲れさまでした。
まとめ
今回は『ペイントで丸く切り取って、他の画像に貼り付ける方法』について解説してきました。
今回は丸く切り取る方法でしたが、ペイントで選択できる図形なら、どれでも応用することが可能です。
ぜひ今回の解説を参考に、色んな画像で試していただければと思います。
ちなみに、画像を丸く切り取る作業は、ペイントよりもエクセルで行ったほうが簡単ですので、よろしければこちらのやり方も参考にしてみてくださいね。