グーグルスプレッドシートには、用途の異なるコピー(複製)の方法が3つあるってご存知でしたか?
僕もここ数年たまに使っていたんですが、コピーの方法が3つもあることは昨日初めて知りました(^^;)
そこで今回は『スプレッドシートのコピー(複製)方法』について解説していきます。
最近は仕事で使う機会がある方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
グーグルスプレッドシートのコピー(複製)3つの方法
下のツールバーから「コピーを作成」
まず一つ目が、下のツールバーから『コピーを作成』を選択する方法です。
これを実行すると、同じファイル内にそのシートがコピーされます。
「秋田県」というシートが、同じファイル内にコピーできました。
下のツールバーから「別のワークブックにコピー」
二つ目が、下のツールバーから『別のワークブックにコピー』を選択する方法です。
これを実行すると、すでに作成している別のファイル内にシートをコピーすることができます。
次の画面で、シートをコピーしたいファイルを選択。
すでに作成していた「さっとが2」というファイル内に「秋田県」というシートがコピーされました。
「ファイル」⇒「コピーを作成」
三つ目が、上のツールバーから『ファイル ⇒ コピーを作成』を選択する方法です。
このやり方では、ファイル自体を丸ごとコピーできます。
次の画面で、新しく作成するファイルの名前を決めます。
「さっとが1」のファイルのコピーが作成できました。
ちなみに、先ほどのファイル名を決める画面。
ここで『同じユーザーと共有する』にチェックを入れると、コピー元のファイルが共有ファイルである場合、コピーされたファイルも共有ファイルになってしまいます。
自分一人で使いたい場合には、ここにはチェックを入れないようにしてください。
おまけ:「編集」⇒「コピー」
最後に、スプレッドシートにはもう1ヵ所『コピー』という項目があります。
上のメニューバーから「編集 ⇒ コピー」
ただし、こちらはシートやファイルのコピーではなく、セルや文字のコピーの際に使います。
右クリックで選択するコピーや、ショートカットの「Ctrl+C」と同じ用途なので、勘違いしないように気を付けましょう。
まとめ
今回は『グーグルスプレッドシートのコピー(複製)3つの方法』について解説してきました。
- 下のツールバーから「コピーを作成」:同じファイル内にシートをコピーできる
- 下のツールバーから「別のワークブックにコピー」:別のファイルにシートをコピーできる
- 「ファイル」⇒「コピーを作成」:ファイルごとコピーできる
ちなみに、ファイル内にプログラムなどが組まれている時には、3つ目の『ファイルごとコピー』じゃないと、上手くいかない場合もあります。
全て『コピー』なのでややこしいですが、ぜひ今回の内容を参考に、用途に合わせて使い分けてみてくださいね。