腕時計の電池交換の値段は?知らないと損をする時計業界の裏側

腕時計の電池交換の値段は?知らないと損をする時計業界の裏側雑学・豆知識

腕時計の電池交換は、値段が高かったり時間がかかったりしますが、店員さんの言うがままにお願いしてしまうのはおすすめできません。

なぜなら僕は以前、某家電量販店の時計売り場で働いていた時に電池交換も行っていたので、現場の裏側も見てきたからです。

今回は腕時計の電池交換の値段や時間など、腕時計の電池交換にまつわる裏側について書いていきます。

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腕時計の電池交換の値段は?

僕が働いていたお店では、腕時計の電池交換は値段が4つに分かれていました。

・国産腕時計 ⇒ 1000円

腕時計の電池は大体が400円前後なので、それに技術料が上乗せされています。

 

・カシオ ⇒ 1300円

国産でもカシオの腕時計だけは、裏蓋がネジで止まっていたり、スクリュー式になっていたりすることが多いので、その分ちょっと値段が高めでした。

 

・海外腕時計 ⇒ 2000円

海外の腕時計は主にスイス産ですが、電池を止める部分に非常に小さなネジが使われているなどして手間がかかることが多かったので、その分さらに値段が高めでした。

 

・10気圧(100m)以上の防水時計 ⇒ 3000円~

防水性能が高い腕時計は、電池交換の際に防水機能の確認のための防水テストが必要なので、さらに値段が上がります。

ちなみに、防水の時計を防水テストなしで電池交換してしまうと、防水の機能が失われると思われがちですが、これはちょっと違います。

防水の機能が失われるわけではなく、防水テストを行っていない以上は、防水の保証ができないという意味です。

ただし、電池交換の際に一度裏蓋を開けますので、やはり防水性能が下がってしまう可能性もゼロではないと思いますけどね。

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腕時計の電池交換にかかる時間は?

腕時計の電池交換にかかる時間は、店頭で行う場合はその時の混み具合によりますが、全く混んでいなければ5~10分もあれば完了します。

簡単な物なら2分もかからない時があります。

つまり、店頭で腕時計の電池交換をするのにかかる時間は運しだいですが、土日祝日はお客様も多いので、どちらかと言えば平日のほうが良いでしょう。

また、防水時計を防水テストするにはお預かりになりますので、大体1~2週間ほど時間がかかります。

腕時計の電池交換にまつわる裏側

店頭の電池交換でパッキン交換はしていない

僕が実際に腕時計の電池交換を行っていて思ったのが、パッキンが劣化している時計が多いということでした。

最近の腕時計は10気圧まではいかなくても、5気圧や日常生活防水になっているのが大半ですが、パッキンが劣化していては、その程度の防水性能の維持さえできない可能性があります。

「それならパッキンも交換してあげれば?」と思われるかもしれませんが、僕が働いていたお店には交換用のパッキンは置いていませんでした。

ですから、どんなにパッキンが劣化していても電池交換しかできなかったんです。

せいぜいお客様に「パッキンが劣化しているので、あまり水には触れないようにしてくださいね」と言うくらいです。

 

不親切だと思われるかもしれませんが、これは僕が働いていたお店だけではなく、おそらく店頭で電池交換を行っているお店の大半はパッキンの交換は行っていないはずです。

「当店はパッキンの交換も行っています!」と書いているお店はなかなかないですよね?

もし行っているなら他店との差別化になるはずです。僕が経営者なら間違いなくそれをアピールします。

店頭でパッキン交換ができない理由

しかし、店頭でパッキン交換ができないのにも訳があります。

腕時計に使われている電池の種類は数10種類しかありませんが、パッキンは大きさや太さなどがバラバラなので、丸の形だけでも200種類はあると言われています。

さらに腕時計の裏蓋は丸型だけではなく四角のタイプもありますし、その時計だけのために作られたものもあります。

ですから、これはあくまでも僕の予想ですが、店頭でパッキンも用意して交換するのは不可能だと思うんですよね。

もし行うとしても、修理工場のようなところに一ヵ所に大量の時計を集めて行わないと、商売としては成り立たないでしょう。

店頭での電池交換はおすすめしない

実際に電池交換を行っていた僕が言うのも何ですが、早くて安いからと言って店頭で電池交換を依頼するのはおすすめしません。

僕が働いていたお店もそうでしたが、時計を販売しているお店ならそのメーカーに取り次ぐことができますし、大きなお店なら自社で修理工場を持っているところもあるはずですので、なるべくそういう所に送って交換してもらってください。

「大切に長く使っていきたい」と思っている時計なら、なおさらメーカーなどに送ってもらって、電池交換も含めたメンテナンスをしてもらうべきです。

 

ただし、これは「毎回オーバーホール(分解掃除)を依頼してください」というわけではありません。

電池は大体2~3年持ちますので、2回に一度、つまり4~6年に一度はオーバーホールをするのが理想です。

もし電池が1年も持たなかったら内部に何かしら異常があると考えられますので、それもオーバーホールを行う目安として覚えておきましょう。

まとめ

店頭での腕時計の電池交換の値段は1000~2000円ほど、混んでいなければ10分ほどでできます。

防水テストも行うならお預かりで3000円ほど、1~2週間はかかると見ておきましょう。

また、防水テストをしなくても良い時計でも、メーカーなどに送ってもらえば「電池交換+簡単なメンテナンス」を1500~2000円ほどで行ってもらうことができます。(国産の場合。海外産はピンキリです。)

せっかく高い時計を買っても、あとでケチってしまえば後悔してしまうかもしれませんので、その辺はよく考えてみてくださいね。

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