Kindleのアプリは、わりとシンプルな表示ですが、実際に使ってみると意外に分かりづらいですよね?
僕も最初は読んだ本の閉じ方さえ分からなかったほどです(笑)
そこで今回は、僕が実際に使っている「iPad mini3」を例にして、Kindleアプリで表示されている16個の機能の使い方を解説したいと思います。
Kindleアプリ(iPad)の使い方【ライブラリ画面】
KindleアプリをiPadで横向きに使った場合、立ち上げた時のライブラリ画面はこのようになっています。
実際に本を読む前に、まずはこの8個の機能の使い方を確認しておきましょう。
①メニュー
「検索」「BOOK Browser」「同期」はライブラリ上にもありますので、このメニューは特に使うことはないと思います。
②BOOK Browser
②の『a』をタップすると、このような画面が開きます。
この「BOOK Browser」では直接Kindle本を探したり購入したりすることができますので、Amazonのサイトを開く手間がかからず便利です。
このようにキーワードから検索して探すこともできますし、読み放題(Kindle Unlimited)に登録していれば、読み放題のKindle本だけを絞り込むこともできます。
ちなみに「BOOK Browser」からは右上の『×』をタップすると、ライブラリ画面に戻れます。
③検索
こちらの「検索」ではライブラリの中から検索するだけでなく、「BOOK Browser」の検索結果も同時に出てきます。
④リスト/グリッド
タップすると、表示形式を選択できます。
- リスト ⇒ 画像と本のタイトル・著者を縦に表示
- グリッド ⇒ 画像のみを横並びで表示
⑤並べ替え
本の並び順を「新しい順/タイトル順/著者名順」から選べますが、自分好みの並び替えはできないようです。
⑥クラウド/端末【重要】
例えば、パソコンでKindle本を購入した場合、iPadを開くとクラウド上にはあっても端末にはまだ入っていませんので、タップすることで端末にダウンロードして読めるようになります。
ただし、端末に入れるとiPadの容量を使ってしまうので、一度読んだ本などは適度に端末から削除してしまったほうが良いでしょう。
削除したい本はロングタップをすると、削除が選択できるようになります。
ちなみに端末から削除してもクラウド上には残っており、また端末に入れて読むことができますので、ご安心ください。
⑦同期【重要】
例えば、パソコンのKindleアプリで読んでいた続きをiPadで読みたい時、この「同期」をタップすると続きから読めるようになります。
また、パソコン上で購入したはずなのにiPad上にまだ反映されていない時も、この「同期」をタップすることで、新しい状態に更新されます。
⑧設定
アカウント情報の変更など各種設定を行うところです。
Kindleアプリ(iPad)の使い方【読む時】
ライブラリ画面で読みたい本をタップすると、このようにKindle本が開きます。
ページをめくるには『左右にスクロール』というイメージがありますが、実際は右下・左下の辺りをタップするだけで進んだり戻ったりできます。
実際の書籍でも右に開くものと左に開くものがあるように、読み進めていく方向は各Kindle本によって変わります。
また、画面の適当な位置(右下と左下以外)をタップすると、このように8個の機能が表示されます。
ただし、この8つの機能は全てのKindle本で使えるわけではなく、雑誌の場合は機能が限られています(メニュー・共有・ページの移動のみ)。
①メニュー【重要】
メニューの中の『ライブラリ』をタップすると本を閉じることができますので、これは絶対に覚えておきましょう。
また、目次はリンクになっており、タップすると一発で移動できるので覚えておくと便利です。(雑誌の場合はできません)
②検索
『検索』に気になる言葉を入力すると、本の中でその言葉が使われているページを検索できます。
この検索結果は全てリンクされていますので、『該当ページ・Googleの検索結果・Wikipedia』にもすぐに移動ができます。
③X-Ray
『X-Ray』をタップすると、そのKindle本の中で使われている主要な言葉が、Wikipediaの解説と合わせて表示されますので、難しい本を読む時などは便利です。
参考:ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書)
バツのマークなので、僕はてっきり閉じるためのボタンかと思っていましたが、「X-Ray」の『X』のようでした(^^;)
ちなみに、この機能はKindle本によって使えない場合もありますが、その場合でも文字をなぞると、このように意味を調べることができます。
ただし、気になる言葉だけをなぞるのもちょっと難しいので、上手くできない場合は『検索』を利用したほうが早いでしょう。
④オプション
オプションでは、この7つの設定ができます。
- a:明るさ
- b:文字の大きさ
- c:フォントの種類
- d:背景色
- e:両サイドの余白
- f:行間
- g:1列/2列
⑤マイノート
マイノートには、先ほど解説した『なぞった文字』の場所の他、このあとに解説する『ブックマーク(しおり)』のページが表示されます。
つまり、Kindle本では気になる言葉とページの両方をチェックして、記録として残せるということですね。
⑥共有
こちらの『共有』では今回7つのアイコンが表示されていますが、Twitterなど他にも登録しているサービスがあれば、そのアイコンも表示されます。
⑦ブックマーク(しおり)
ページ単位でチェックするには、このブックマークを使うと便利です。
ブックマークしたページは、先ほど解説した『マイノート』から確認できます。
⑧ページの位置
画面の下にあるバーをなぞると、一気にページを進められます。
ブックマークしていない場所で「あれどこに書いてたかな?」なんて時には便利ですね。
まとめ
今回はiPadのKindleアプリの使い方として16個の機能について解説しましたが、最低限覚えておきたい機能は、この3つです。
この3つさえ理解しておけばKindle本を読めるようになりますので、他の機能については、使いながら徐々に慣れていってくださいね。