プロ野球大混戦の記録!歴代最小ゲーム数の年はいつ?

15.プロ野球大混戦の記録!歴代最小ゲーム数の年はいつ?

最近何度か”今年のセ・リーグは大混戦!!”というのをお伝えしてきました。

わりとプロ野球のシーズンというのは、シーズン最終戦を迎える前に
優勝チームが決まり、後半の数試合は消化試合になってしまうものです。

しかし逆に、今年のような混戦がシーズン終盤まで続いた年は無かったのか?
その記録について調べてみましたので、今回はその結果を書いていこうと思います。

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プロ野球の歴史は1936年から

日本のプロ野球の歴史は”日本職業野球”という名称で始まり、
1936年まで遡ります。

しかし、この年は春・夏・秋で、リーグ戦やトーナメント戦などを行い、
試合数も少なかったため、今回のテーマである混戦というのは、
データとしてちょっと分かりづらいように感じました。

そして、翌年も春季と秋季に分けられはしましたが、
現在のようなペナントレース形式で行われていますので、
その順位表をこちらにまとめてみました。

【1937年 春季ペナントレースの順位表】

15-1937年の順位表

この当時は、セ・リーグとパ・リーグに分かれておらず、1リーグ制となっていますが、
やはり、現在はなじみのないチーム制が多いですね。

直感で分かるのが「東京巨人軍」、現在の「読売巨人軍」ですね。

ちなみに、8位の「イーグルス」と、
現在の「東北楽天ゴールデンイーグルス」とは全く関係がありません。

そして、この年(春季)は伝説の名投手”沢村英治”さんが、
最優秀防御率・最多勝利・最多奪三振・最高勝率と、
投手部門のタイトルを総ナメにし、大活躍したシーズンでもありました。

プロ野球混戦の歴史TOP3

次からは、混戦の歴史ということで、過去のプロ野球の順位表から、
首位から最下位までのゲーム差が少なかった年を、
ランキング形式で紹介していこうと思います。

第3位

15-第3位 1998年 パ・リーグ

第3位は1998年のパ・リーグで、
首位の西武から最下位ロッテまでが、9.5ゲーム差でした。

ちなみに、先にネタバレになってしまいますが、
この後のランキングの、第2位と第1位はどちらもセ・リーグなので、
この9.5ゲーム差というのは、パ・リーグでは最小のゲーム差となります。

普段あまりプロ野球に関心が無い方であれば、
「こんなものか」と思われるかもしれませんが、
今年のパ・リーグは、すでに首位から最下位まで18ゲーム離れています。

そして、今回僕は全ての年のゲーム差を調べてみましたが、
シーズン終了後、首位から最下位までのゲーム差というのは、
20ゲーム、30ゲームは当たり前のように離れることが多くなります。

なので、やはりこの9.5ゲーム差というのは、
かなり混戦した年であったということなんですよね。

ちなみに、この年にリーグ優勝を果たした西武は、
日本シリーズでも中日に勝ち、3年連続の日本一にも輝きました。

そして、この年のオリックスにはまだイチロー選手がいた時代で、
181本で最多安打、3割5分8厘で首位打者も獲得しています。

第2位

15-第2位 1992年 セ・リーグ

第2位は1992年のセ・リーグで、
首位のヤクルトから最下位中日までが、9.0ゲーム差でした。

この年は、4位広島と5位大洋が5ゲーム差離れましたが、
首位から4位までが3ゲーム差内なので、シーズン終盤までどこが優勝するのが
分からない年だったのだろうと思います。

そして、優勝したヤクルトの監督は、あの名将野村克也氏の時代であり、
正捕手には古田敦也選手がいました。

しかし、高卒新人で入った石井一久もシーズンは未勝利で終わるなど、
投手不足に悩まされた年であったようなので、
まさに総力戦で掴んだリーグ優勝だったと言えるでしょう。

15-第2位 1994年 セ・リーグ

実は第2位の9.0ゲーム差はもう1度あって、
2年後の1994年にも、セ・リーグは大混戦だったようです。

しかも、この年は、シーズン最終戦に同率で首位に並んでいた
巨人と中日が直接対決で戦い、巨人の優勝が決まっています。

シーズン最終戦まで優勝が決まらないというのは、
ファンとしてはドキドキしながらも、たまらないものだったのではないでしょうか。

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第1位

15-第1位 1973年 セ・リーグ

第1位は、1973年のセ・リーグで、
首位の巨人から最下位の広島までが、わずか6.5ゲーム差でした。

そして、この年は一般的に”V9”と呼ばれている、
巨人が9年連続日本一になった年でもあり、
あの王貞治選手と長嶋茂雄選手が活躍していた黄金時代でもあります。

長嶋選手は残念ながら、シーズン終盤にケガをしてしまいチームを離脱しましたが、
王選手は打率.355・51本塁打・114打点で、3冠王、最優秀選手にも輝きました。

ちなみに、1973年も、シーズン最終戦で同率で首位に並んでいた
巨人と阪神が直接対決で戦い、巨人の優勝が決まっています。

その他のプロ野球ゲーム差データ

平均ゲーム差は?

先にも書いたように、今回は、プロ野球の過去のデータを全て調べて
ランキングで紹介してきました。

そして、1位でも6.5ゲーム差ということで、
「意外と開いているな」と思った方が多いかもしれませんが、
セ・パ合わせて、全ての年を平均してみた所、29.5ゲーム差となりました。

また、10ゲーム差以内になっているのは、今回紹介した年だけでした。

こうして考えてみると、今年はまだシーズンが終わってはいませんが、
いかに今のセ・リーグが混戦の状況にあるかが、お分かり頂けると思います。

最大ゲーム差の記録

15-最大 1955年 セ・リーグ

せっかくなので、最も大きく首位と最下位のゲーム差が開いた年も調べてみた所、
1955年のこれまたセ・リーグで、61.5ゲーム差というのがありました。

ちなみに、大阪=現・阪神タイガース、国鉄=現・東京ヤクルトスワローズ、
大洋=現・横浜DeNAベイスターズなので、名称は異なりますが、
リーグ内のチーム編成は全く一緒ということになります。

こうして調べてみると、やはり巨人は昔から強かったんだな~と思いますね。

この記事をアップしている2015年7月上旬現在、
セ・リーグで行われた試合数はまだ70数試合ということで、まだまだ先は長いです。

一応、僕にも個人的に応援しているチームがセ・リーグにありますが、
今年に限っては、このままシーズン終盤まで混戦が続いて、
リーグ最終戦での優勝決定戦というのを、ぜひ見てみたいと思っています。

いずれにしても、セ・リーグの球団のファンにとっては、
まだまだ目を離せない状況が続きそうですね。

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